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グールドのゴールドベルク変奏曲

(BGM or 愛聴盤)

1981年デジタル録音版CD

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年デジタル録音) ピアノ:グレン・グールド
ソニーミュージックエンタテインメント 1600円程度
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メモリアル・エディション

バッハ:ゴールドベルク変奏曲-メモリアル・エディション
ソニーミュージックエンタテインメント CD3枚組み
新・旧録音+ティム・ペイジとの対話など。3400円程度
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映画の中のゴールドベルグ変奏曲

『イングリシュ・ペイシェント』という映画があります。「イングランド人の患者」という意味です。

やけどを負った重傷患者が、イタリアのある村に連れてこられます。爆撃にさらされた家々のある村の一軒家で、カナダ出身の女性がその患者の世話をします。

爆撃で青空が見えるようになった家で、女性は古いピアノを見つけます。脚も折れ、傾いているようです。女性は、バッハのゴールドベルク変奏曲を弾き始めます。

地雷撤去の専門家のインド人将校が、慌ててやってきます。外で空に向け拳銃を発射し、演奏をやめさせます。この辺りにドイツ人が地雷や爆弾を大量に仕掛けていったというのです。そして、ピアノは格好の仕掛け場所なのだそうです。多分、鍵盤や弦などが起爆装置になるのでしょう。

インド人将校は、爆弾を探し始めます。その傍らで、女性は、「バッハなら(爆弾は爆発しないから)大丈夫ね」と言う。「ドイツ人だから」(笑)。

早口で聴き取れなかったが、maybe, safe, play(ing), Bach の単語はわかりました。

女性とインド人将校は、やがて恋に落ちます。本筋は、患者の愛の回想なのですが……。



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