はなみずき   第38号     1999年9月





皆様,ごぶさたしています。清美と岳志は4月1日に帰国し,ようやく落ち着きましたので近況をお知らせいたします。芳治はまだNYですが10月中旬に帰国の予定です。
 
 

4月

    コネチカットはまだ冬だったのに成田は花が満開,緑が多いのに驚きました。
    ショックだったのは,裏のおばあちゃんが亡くなって,その家が事務所に変っていて,静かだった環境が電話や人の話し声,タバコの臭い,エアコンの音と風で最悪にかわっていました。町内会長さんの尽力で,やっと7月初めに裏との間に高い壁が建ち,なんとか耐えられる程度になりました。「狭い」「やかましい」「混んでいる」首都圏の住環境に慣れるために「辛抱」の二文字が久々に頭に浮かびました。逆カルチャーショックでつらい時に夫がいないという会社中心の社会は問題だと思いました。幸い,生活環境を除いてはすべて順調に適応できました。岳志は渋谷幕張高校がスタート。帰国子女のクラスですぐに気の合う友達が二人できて,演劇部で毎日忙しくしています。すぐ柴犬のチャコ3号が岳志の子分になりました。
 
 

5月

    マンハッタンビル・カレッジの大学院の修了式のために清美だけNYを訪問。やわらかな新緑につつまれた美しいキャンパスでの待望のキャップ&ガウンの卒業式ははるばるNYまで行った甲斐がありました。卒業プロジェクトに優秀賞をいただきました。
 
 

7月

    友人のWendyがアメリカからやってきました。2週間,成田祇園祭を見たり,非常勤で教えている千葉大のクラスにゲスト・スピーカーとして来てくれました。また,二人で京都・奈良・箱根を旅行しました。修学院離宮や桂離宮をはじめとする日本庭園のレベルの高さ,奈良の建築や仏像の圧倒的な古さ,効率的で便利な交通網はアメリカにはないもので,私にとって日本の素晴らしさを見直す良い機会となりました。
 
 

8月

    どうせ芳に会うなら,NYでなくアラスカでということで,岳志と私はアンカレッジで芳と落ち会いました。四輪駆動車で大自然の中を走る爽快さはアラスカならでは。隣人のエドさんが言っていたとおり,アラスカの山や川はまた一段とスケールが大きい。今回は氷河トレッキングができなかったので,次回にはぜひ...
 
 

     この夏は,千葉大学のCALLプロジェクトに入れていただいて,ぼちぼち仕事を始めました。それから、車にばかり乗っていてすっかり体力が落ちてしまったので,減量と筋力トレーニングにスポーツクラブに通っています。
それでは,皆様お元気で。またご連絡ください。                 清美&芳治
 
 

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