disease


2000年10月24日(火)朝、それは寝ているティキを突然襲った・・・
地震かと思うくらいの震動があり、横ではティキが泡を吹いて失禁しながら痙攣していた。
いったい何が起こったのか全く理解出来ず、もうこのまま死んでしまうのかと
涙が溢れるばかりだった・・・
これが、てんかん?!

動物は態度や目で訴えるだけで、どこが痛いとか苦しいとか
言葉が喋れない分、悲しくなる・・・

それからというもの、ティキはお留守番や暗闇が怖くなった。
何度体験しても、もちろんティキはしんどくて辛く怖いし、私はいつも恐ろしく心臓がドキドキしている。
いつもティキのすぐ傍にいて恐怖心を少しでも取り除いてあげたい。
ティキが頼れるのは私だけ・・・負けずに頑張ろう!!



〜てんかん&てんかん様発作〜
「てんかん」とは、先天性の「真性てんかん」と、何らかの病気が原因で起こる「てんかん様発作」の2種類。
その病気とは例えば、脳腫瘍、脳梗塞、水頭症などの脳の病気、肝臓病、甲状腺機能低下症、ジステンバーの後遺症などがある。
またカルシウムや血糖値や酸素状態が低くなったり、鉛や農薬などの毒物でも起こる。
心臓病からの発作も似ているが、心臓病の場合は失神となる。
ミニチュアシュナウザーはまれに「高脂血症」から「てんかん様発作」となり、
最近ではシェットランドシープドッグでも認められているらしい。
「特発性犬高リポたんぱく血症」・「特発性犬高カイロミクロン血症」という病気。

検査をしながら本当の原因を突き止めその処置をしない限り、どんどん悪くなる。
例えば1年に1回だったものが1ヶ月に1回、1日1回、1日数回というように発作の間隔が短くなり、
1回あたり通常5分以内で治まる発作も、発作が1時間止まらない「重積てんかん」になる可能性もある。
すぐに動物病院に連れて行かないと死亡してしまう。


ティキの発作の症状〜
・発作の直前・
毎回眠っている
2001年10月、初めてお散歩中や起きている時も・・・


・第1段階・・・10秒〜2分くらい
急におすわりしたかと思うと、口から泡を噴き出し歯がガクガク音をたて、
小刻みに震えながら、目が左右にものすごく速く動き、口から大量のよだれ・・・

・第2段階・・・1分〜2分
ものすごい速さで部屋の隅から隅までや
部屋から部屋(最高3部屋10mくらいを5秒くらいのすごい勢い)へと
たんすなどいろいろな物にぶちあたりながらふっとび、
横向きに倒れて全身硬直、顔は歪み、死んだ魚の様な目になり、
首はどこまで持ち上がるかと思うくらい上に上げ、
徐々に自転車をこいでいる様に手足をバタバタ回転させ、また硬直する。
舌の色は白や紫で、失禁する事もある。
打ちどころが悪いと、それで亡くなる事もあるので、傍で頭をかばう。
2001年9月、初めてその場で倒れる発作もある。


・第3段階・・・2〜5分くらい

急に暴れるのを止め、放心状態・・・
口とひげは大量のよだれでびっしょり、床は20cm四方くらいよだれで濡れ、目は涙でいっぱい。


・その後・・・30分〜2時間

部屋中を徘徊し、目を三角にし、吠えたり咬んだり凶暴になり、一緒にはいられない状態・・・
1日に4〜5回のひどい時は、やっと普通に戻って眠りに入ったと思うと、30分もしない間に再び発作が・・・
喉がやたら渇き水を飲み、あちこちそそうをする。
2001.09月、初めて凶暴さがなくなる発作に・・・





高脂血症、特発性犬高リポたんぱく血症、特発性犬高カイロミクロン血症、
高コレステロール、高トグリセライド血症のミニチュアシュナウザーのオーナーの方々、
もしくはこれらの病気について詳しい方、おられましたら是非是非メール下さい!!
ティキ共々、お待ちしています!!


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