おわりに
ALSと云う病気は皆さんがご承知のとうり、 身体が動かなくてもいつまでも頭は正常です。
私がこの病気にかかったのは平成2年春でありましたが、世間で言う厄年の42才でありました。 妻と二人であらゆる困難を乗り越えてきましたが、その後、気管切開しました。 患者にとって気管切開は致命的と言えるでしょう。
現在、訪問看護婦やヘルパ−や付き添いさんと家族に囲まれて生きています。
皆さんの協力を得て、天気が良ければ毎日秋の散歩を楽しんでいます。 生きてる以上、より人間らしく生きたいと思います。これは患者達の切なる願いだと思います。 ALSは難病ですが皆さんの手があれば生きて行けます。

最後になりましたが、ご支援をくだされた皆さんに深く感謝申し上げます。

先日、神経難病の会合がありました。
国立西多賀病院の院長をなさっている斎藤先生がこう言いました。
「ALSの病気がかすかに見えてきた」と、医学の進歩は目覚しく、何もあきらめる必要はありません。
患者の皆さん、希望を胸に抱いて生きようではありませんか。

平成10年12月  鈴木 淳    

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