古代ギリシャ、トロヤ戦争の時代。
ギリシャ軍・軍師オデュッセウスは若武者ネオプトレモスと共に無人島へ向かう。
ギリシャ最強の男に会うために…その男こそ、猛将ピロクテーテス。
戦傷ゆえにほかならぬオデュッセウスの手で島に置き去られてから10年
彼の心骨まで恨み続ける日々。
だが、オデュッセウスは勝利の為にこの男を連れ戻すしかない…
そして男たちの命がけの説得が今、始まる。
せめぎあう大義と私情、道義と嘘―孤島に対峙する男たちは、一触即発の状況に…。
ソフォクレスの古典を旧東ドイツの鬼才・ハイナー・ミュラーが解体し、 新進演出家ペーター・ゲスナーが現代に蘇らせる秀作!
トロイア戦争とは? ピロクテーテスの登場人物紹介など ★MORE INFORMATION★ をご覧ください
作 ハイナー・ミュラー (1929−1995)
旧東ドイツザクセン州、エッペンドルフ出身の劇作家。
1950年代から詩、評論、戯曲の執筆を開始し、共産主義政権下の東ドイツにおいて「賃金を抑える者」「建設」等を発表。 60年代後半より、シェイクスピア作品やギリシア古典戯曲を大胆に「改作」した一連の作品群を発表。
体制批判や前衛的作風などを原因に当局から度重なる上演禁止処分を受けるが、 西側諸国においては高く評価され、現在では20世紀最大の劇作家の一人とされている。
代表作に「マクベス」「ハムレットマシーン」「モーゼル銃」など。
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