2003年ももたろうの出来事
2003年12月末
●『ももたろう20号』(4月1日発刊予定)に向けての作業がすすんでいます。20号には特別に、みなさんからのメッセージを載せることを企画しています。
新年のごあいさつとともに、依頼のお手紙を発送しました。みなさま、どうぞご協力をよろしくお願いいたします。
また、4月初めには、ささやかな記念の会も予定しています。ぜひ、無理のない程度でご参加ください。出席してくださる方に、詳細はおってご連絡いたします。
ちょうどお花見の時期、みなさんと今年の桜を見ることができたらと、ももたろう一同楽しみにしております! (堀切)
●年末に、山田理加子さんの新刊がでました。『えほんのなかにおいでよ』(草炎社)。小さな子が楽しめそうな、かわいらしい幼年童話。絵もすごくマッチしていて、本を読み始めの子にぴったりの童話です。
RIKAKOワールドが、またひとつ広がった気がします。 (赤羽)
●道後温泉旅行記
30000キリ番の会から飛びでた企画「鬼・桃周辺のみんなで合同温泉旅行→行き先は道後温泉」が実現し、桃からは赤羽、清野、堀切の3名が参加しました。
道後温泉といえば松山、松山といえば灯台守さんの居住地。ということで、ツアーコンダクターは灯台守さんが引き受けてくださいました。
6日、10時15分発のJAL国内便で松山空港へ。東京とはちがい、松山の暖かいこと。風邪気味で重装備の堀切は、灯台守さんの「雪山へいく格好だね」との指摘に、すぐに軽装に衣換え。灯台守さんの車と管理人さんの運転してくださるレンタカーに乗りこんで、いざ出発!
1日目は、内子へ。大正5年創立の内子座では、ハッピを着て舞台へのぼり、大向こうの二階席から奈落の底まで洗いざらい見学しました。和ろうそくのお店もある町並みをみんなでぶらぶら……。「格子戸が云々、土塀は云々、酢卵ってなに? ああでもない、こうでもない、神社があるから見てこよう、写真パシャパシャ……」にぎやかな一行でした。
その後、宿泊先の道後温泉へ。すぐに露天風呂に行った桃組3人は、椿の花びらの散るお風呂でペチャクチャ桃談義。「あ、夕食時間がすぎてる!」→あわてて宴会場へ。すでに、灯台守さん一家もおそろいで、わいわいおしゃべりしながらの楽しい夕食に突入。鯛の刺身に鯛の煮付け、鯛ソーメン、鯛めしの美味しかったこと!(鯛ソーメンの味が想像できなかった私もその美味しさに納得。淡白であっさりした魚なので出汁がでてソーメンによく合いまする!)
夕食後、ぶらぶらと近くの道後温泉本館にでかけた赤羽と堀切。かの聖徳太子も入ったという温泉の湯につかり、帰りは角の店で地ビールをぐぐぐい。「プハー うまい!」 清野さんは、松山のお友だちと何十年来の再会を楽しんでロビーでおしゃべりしてました。
翌日、ちと寝坊した私ですが皆さんより一足先に、灯台守さんに近くの湯神社と伊佐爾波神社に連れていってもらいました。伊佐爾波神社は日本三大八幡宮のうちの一社で、見上げるほどの石段がつづくすばらしい景観の神社でした。神様のお使いは鳩で、拝礼所の両脇には鳩の人形がたくさん飾ってありました。
さてさて、一行は10時に宿を出発し、子規記念館へ。夏目漱石と東大で同級だったという子規が松山で漱石と語らい、作品を生む原動力となった愚陀仏庵の復元や、蕪村を研究をした書物や、有名な「柿食えば……」の一句をひねった奈良旅行が歩いて回る最後の旅行になったことなど、興味深く見て回りました。そのほか、物知りの同行者の方々にいろいろ解説が聞けました。うーむ、しっかり勉強もしたぞ! 普段、句会に参加している清野さんはなにやら一句ひねりだしそうでしたが……。
お昼は名物のうどんを食し、リフトにのっていざ松山城へ。日ごろの行いがよいためか、心配された天気もうそのよう。カラリと晴れた青空のもと、山のてっぺんのお城の天守閣までのぼって記念撮影。松山市内や光る海が一望のもとに見えました。
さてさて、これで帰ると思ったら大まちがい。子規の生家のあった子規堂やお袖狸の神社を巡り回転寿司屋へ。安い! 美味しい! 初めて食べたたち魚の寿司に満足、満足……。仕上げに空港で地ビールを飲んで、灯台守さんとお別れして、帰路へ。
ほんと、楽しかったです。鬼の方々、管理人さん、灯台守さん、お世話になりました! これにこりずにまた連れていってくださいネ。今回行かれなかった桃のみんなもいこうネ!(堀切)
●道後温泉にいってきました! 四国にいったのは、始めてです。
雨あがりの内子の町並みをしっとり歩いたり、子規記念館で、「子規」とかいて「ほほとぎす」って読むって覚えたり、松山城の見事な石垣に感動したり、説明してくれたボランティアのおじさんの博識にびっくりしたり、盛りだくさんの旅でした。
観光スポット以外で、盛り上がったのが、マーケット。野菜の安さに驚き、柿や梨やごぼうの大きいことに驚き、なぜか、みんなで銀杏を買って帰りました。あと、堀切さんが、ひとつだけ買った干し柿のおいしかったこと! そうそう、松山って、普通の風景の中にみかんの木があたりまえのようにとけこんでいるんですよ。さすが、南国。くだものがよく育つんですね。
うどんにタイ飯、道後ビール、おいしいものもいっぱい食べました。最後に行った回転寿司も、おいしかった。なんと、回転寿司初体験の人もいて、となりの堀切さんに、「これ、とっていいんだよね」って聞いてからお皿をとっていましたよ。
元気をたくさんいただいた旅行、このいきおいで、あと少しの今年をのりきるぞ。 (赤羽)
2003年10月4日(土)
『ももたろう19号』が無事できあがり、発送も完了しました!
のどかな土曜日の午後、赤羽家に集まった、清野、松田、堀切のももメンバー。
今回は、さらにHPでお世話になりっぱなしの藤原灯台守さん、『ももたろう』編集・印刷等でお世話になっているサンタポストの粕谷さんもお手伝いにきてくださいました。
さてさて、手際のいいメンバーが集まったおかげ(本当は赤羽さんが前もって用意してくれたおかげ)で、発送もとんとん拍子に終り、さあて……。
灯台守さんご持参の土佐の銘酒「酔鯨」、松田さんのワイン、堀切の泡盛「久米仙」、清野さんの横浜ジャンボしゅうまい……。美味しいものがでそろったからたまりません。ドンチャン! ドンチャン!……いやはや、毎度のことながら、赤羽家を大いにさわがせました。
『ももたろう19号』、すでに皆様のところへ流れついたと思います。
次回は20号です。来春にはささやかな記念の会も企画しています。また、20号には皆様からのメッセージを掲載するという企画もすすんでいます。
どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。
さあ、ハチマキしめなおして、めざせ20号! (堀切)
2003年9月10日(水)
山本悦子さんの新刊『いっしょに遊ぼ、バーモス ブリンカル!』(あかね書房)が、出版されました。絵は、宮本忠夫さんです。
ブラジルから転校してきて、日本語がわからないジュリアナちゃんと、学校では、口をきかない晴也の物語。
山本さんらしく、テンポのいい文章で、ていねいに子どもたちを描写していきます。子どもをみつめるやさしい視線が、印象的でした。
どうやら山本さんに似た先生もでてくるとか・・・。
たくさんの子どもたちに届きますように! (赤羽)
2003年9月4日(木)
夕方6時から、当サイトのキリ番「30000番」を踏んだ、鬼が島の千葉幹夫さんを囲む会が、東京・御茶ノ水で開かれました。また「30000番突破記念」として、ここまでサイトを育てあげてくれた赤羽さんに、ももたろうの皆からお花を贈呈しました。
鬼が島からは千葉さんのほか、野上暁さん、末吉暁子先生、末吉管理人さんがご出席。ももたろうからは堀切さん、赤羽さん、松田さん、山田さん、清野さん、水科。そしてサイトのお助け人、灯台守さんと、総勢11人が顔をそろえました。
お店は、フランツィスカーナー・バー&グリルというドイツ風居酒屋さん。ビールが何種類もあり、お料理もビールによく合っていて、とーってもおいしかったです。日頃ビールが苦手な水科も、いつもより多めに飲んでしまいました。言い訳するわけじゃありませんが、気候も残暑厳しく、ビールがおいしい蒸し暑さだったので、「夏をとりもどせ!」とばかりに……。
千葉さんからのお土産の妖怪絵はがきも、納涼ムードを盛り上げてくれました。ありがとうございました。
これで心置きなく夏にお別れができます。もう、秋ですね。(水科)
2003年8月31日(月)
『ももたろう19号』の最終校正、イラスト貼りを終えて、サンタポストに送りました。あとは、サンタさんが訂正したものを印刷所へ入れ、印刷、製本、9月中にはできあがる予定です!(→10月はじめ発送予定)
今号も、メンバー11人がそろって作品を書きました。長編の続編もあり、長編にとりかかった人もあり、まるまる長編1作品の人もあり、ちょっとこわい話あり、楽しくて笑っちゃう話ありの、バラエティにとんだ作品群となりました。おたのしみに!!
また、来春は『ももたろう20号』発行予定ですが、ももたろう10年を記念してささやかな会を持とうと計画しています。『ももたろう19号』にも予告を載せましたが、購読してくださっている方には、年末頃もれなく(ご迷惑を顧みず)会の案内をお送りします。来年のことを言うと「鬼」に笑われそうですが(笑ってやってください)、ぜひ、多くの方にお会いできたらよいなと、今から楽しみにしています。(堀切)
2003年8月13日(水)
ももたろうホームページが、ついに30,000ヒットとなりました。たずねてくれた方々、読んでくださった方々、はたまた、文章をよせてくれたももメンバー、どうもありがとうございます。これからも、ますますよろしく!!
おめでたい30,000番ということで、ももたろうも、ひさびさにキリ番を設定しました。景品は、ももたろう印の新刊や、堀切リエさんが、悩みつつ選んでくれた、イラクのお人形などなど。他にも、鬼ヶ島ののがみさんなども、だしてくれる予定とか、うれしいニュースもとびかい、期待はたかまりました。そんな中、待望のキリ番を踏まれたのは、酔う怪さん! ひさびさ登場の酔う怪さんの快挙に、みんなドッともりあがり、その勢いで、キリ番の会なんて、飲み会まで開くことに。 次は40,000番ヒットをめざして、いきます。(赤羽)
2003年7月18日(金)
山中恒さんの『すっきりわかる「靖国神社」問題』(小学館)と『あたらしい戦争ってなんだろう?』(理論社)の2冊同時刊行記念とモービル児童文化賞受賞、および誕生日前祝の会が、新宿「武蔵野」で開かれました。
ももたろうからも、赤羽、きふじ、清野、山田、堀切が、ももたろうからの花束を持って、お祝いの席に加えていただきました。
鬼ヶ島からは、末吉さん、千葉さん、野上さん、松倉さん、村上さん。ほかにも各社の編集者や翻訳家の錚々たるメンバーで、ちょっとたじたじのももたろう……。かの小宮山量平さんは、上田からはるばるいらしたのです。
でも、山中先生はいつもの通りににこにこしながら、「ももたろうまで呼びだして悪いなあ」なんて、おっしゃってくださったのでした。宛名入りのサイン本と、美味しいご馳走をいただきながらのとても楽しい会でした。
山中先生、おめでとうございます!
同じ席で、『ファンタジー・ビジネスのしかけかた』(講談社)を野上さんからいただき、小宮山量平さんからは雑誌に書かれたエッセイのコピーをいただき、うれしくてスキップしながら帰りました。(堀切)
2003年7月12日(土)
有楽町の東京国際フォーラムのなかにあるおしゃれな料理屋、「宝」でランチ兼納涼会が開かれました。堀切さんの数回にわたるていねいな案内にもかかわらず、迷いに迷って会場に到着。お会いできたのは赤羽さん、砂古口さん、清野さん、堀切さん、松田さんで、初参加の森里含め六名が出席。いつもにくらべると少なめだそう。そのため「宝」の空中お座敷(階段の上にあるんです!)は、水を打ったように静か・・・・・・なんて瞬間はまったくなく、赤羽さんやyamamotoさんの新刊の話、好きな本、ホームページのこれから、などなど、とめどなく話はつづき、あっというまに時が過ぎたのでした。はじめて会ったももたろうのみなさんは、とても気さくな印象でした。来られなかったみなさんにも、いつかお会いできる日を楽しみに・・・(森里)
2003年7月1日
朝日小学生新聞で、児童小説の連載が始まりました。
題名は、『絵の中からSOS!』 佐々木美佳さんの絵がついて、9月30日まで月曜日を除く毎日、載ります。
ワクワク、ドキドキがいっぱいの楽しいお話にしようとがんばってますので、よろしく! (赤羽)
2003年5月31日
5月31日発行の『鬼が島通信41号』が、それぞれの手元に届きました。今号の巻頭は「鬼」の小品集。ももたろうの河原潤子さんの作品が、鬼の先生方と並んで掲載されました(すごい! でも鬼退治の話ではないですよ・・)。
また、アンケートコーナーには、しょっぱなに赤羽さん、締めくくりに山本さんが載っています(別にももたろうが始めと終りでひきしめたわけではく、あいうえお順なのですが、なんとなく目立つ・・と贔屓目に見えてしまったわけ)。
40号記念パーティの様子は、文・赤羽じゅんこ、絵・松田志津子で、ゲストの先生方と鬼の先生方の似顔絵を恐れもなく描いた松田さんに拍手! 楽しい雰囲気が伝わってくる絵でした。
「子どもの本のおもしろさを読み直す」の『不思議の国のアリス』には、堀切の小文も掲載していただきました。松田さんの絵もかわいい!
そのほか、もりだくさんの記事や楽しい連載もあるのですが、ここはももたろうのお知らせコーナーなので、ももたろうメンバー執筆の部分を紹介させていただきました。あしからず。(堀切)
2003年4月
三月に始まったイラク戦争のニュース映像はなまなましく、心を痛めながら、なにもできない自分に無力感をかかえたりしてた。そんな中、子どものための詩集、『イラクの子どもたちを戦禍にまきこませるな』が、出版された。
平和を望む詩人たちが、イラク戦争を民衆の側からの視点で、非暴力をうたいあげているアンソロジィーの詩集だ。同人の清野さんの詩も二編、掲載されている。こういう反戦の仕方もあるのだと、わたしは、はっと目がさめた思いだった。詩だけではなく、イラクの子どもたちがおかれている現状のレポートも入っていて、イラクが身近になる本でもある。(赤羽)
2003年3月23日(日)
サンタさんが届けてくれた、できたてほやほやの「ももたろう18号」を、発送しました。
いつもは、みんなでワイワイと作業するのですが、今回だけはは、どうしても日にちがとれない。かくなるうえは、春休みで暇な娘と息子をきびだんごで誘惑して、手伝ってもらおうと画策。でも、息子は、山崎パンのおはぎ作りのアルバイトに行ってしまい、きびだんごの誘惑は届かず、娘だけがかいがいしく働き、たんまりときびだんごをほおばりました。
かくして、無事、ももたろう18号は、わたしのもとから旅立っていきました。(赤羽)
2003年3月20日(木)
鬼ヶ島の野上さんの怪奇祝いパート2が、お茶の水の山小屋風レストラン(ダイニングロッジ・風)で行われました。
鬼の末吉先生、鬼の千葉さん、金沢さん、管理人さん、藤原灯台守さんがかけつけ、ももたろうからは、清野、水科、松田、堀切、高林が参加。にぎやかな春の酔い・・・、もとい、春の宵となったのでした。すっかり元気に復活された野上さんからは、思わず食べたくなっちゃう和菓子けしごむの怪奇祝いプレゼントも! この日は、できたてのほやほやの『ももたろう18号』も届いて、お祝いの色を添えました。
怪奇祝い目当てに、「次は、どこの病気かな?」なんて声も上がりましたが、イヤイヤ、健康が一番ですぞ。(高林)
2003年2月15日(土)
2月15日、原稿とフロッピィが、校正担当の高林さんから堀切のところへ届きました。次の週、まとめてサンタさんへ。レイアウトされた原稿が、早々2月27日にもどってきて、イラストをはりつけて最終チェックをして、本日、サンタさんへともどります。直しをいれた分を打ち出して確認後、いよいよ来週中には、印刷所へ入稿です。
ももたろうの編集はとっても簡略化されていますが、それでもいくつかの段階を踏まないとできあがりません。なかでも、サンタさんの手際のよいレイアウトと、丁寧ですばやい見直し作業にはとってもお世話になっていて、感謝、感謝です。
さて、18号は表紙絵が変わります。桃太郎の成長ぶりはどんなでしょうか? 連載を終了して、あらたな連載をはじめた同人もいます。書きたい気持ちのあふれている同人誌です。どうぞお楽しみに!(堀切)
2003年2月3日(月)
ももたろうのホームページが、一周年をむかえました。
最初は、こんなにたくさんのアクセスがあるなんて、思ってもみませんでしたよ。
思いかえせば、最初のころは、すべて灯台守さんや松田さんのお世話になったのですが、ここまでよくできるようになったものです。えっへんといばってると、息子や娘がわたしたちの協力のおかげだろうと、口をはさんできました。そのとおりです。でも、一番貢献してくれたのは、これを読んでくれているみなさんです。
ということで、これからもよろしく!! なんとか、二周年をめざしましょう。
一周年を記念しては、トップの壁紙など変え、アンケートをあらたに加えました。(赤羽)
2003年1月25日(土)
銀座のクルーズクルーズで鬼ヶ島通信創刊40号記念のパーティーが行われました。ももたろうからの参加者は、赤羽、きふじ、佐古口、清野、堀切、水科、山田、山本,松田の9人。微力ながら、受付、本の販売などのお手伝いをさせていただきました。
パーティーは、午後3時開催。ぞくぞくといらっしゃるお客様に、受付係は大わらわでした。100人近い参加人数もさることながら、豪華なゲストの皆様には目を丸くしました。
今江祥智先生、砂田弘先生、神宮輝夫先生、三田村信行先生、山中恒先生。我らが注目の的、佐藤多佳子さんのお姿も!
また、ももたろうや鬼ヶ島のHPでおなじみの方々や、懐かしいアカゲラのメンバーにお会いすることもできました。
パーティーは、実に盛大。途中で行われたくじでは、豪華賞品が用意されていました。
村上先生の原画が当たったという超ラッキーな方もみえました。(ちなみにももの山田は大きながんこちゃん人形をGET! ああ、うらやましい。)
にぎやかなパーティーの間中、ファンにかこまれて、黙々とサインを書き続けていらっしゃった佐藤さとる先生のお姿が印象的でした。
鬼ヶ島の先生方は自分たちでは「もうよれよれ」などど口走っていらっしゃいますが、ぜーんぜん。老いて(?)なお盛んとは、このことだと思います。
全力ダッシュで追いかけるももたろうの前を、これからも軽やかに走り続けて行っていただきたいと思います。 (yamamoto)
2003年1月18日(土)
末吉暁子先生の講演会に参加した。この講演会、国分寺市の読み聞かせの会、おはなしポケット20周年を記念して組まれたもの。子どもたちが小学生の頃、読み聞かせでお世話になった赤羽が、今回、末吉先生との橋わたし役をさせてもらった。
「わたしのファンタジーの主人公たちーー座敷童子の茶茶丸からざわざわ森のがんこちゃんまでーー」というタイトルにひかれて集まった人たちで、会場はいっぱい。中には、小学生の姿もちらほら。
会は、お話ポケットの方の『ざわざわ森のがんこちゃん』の読み聞かせでスタート。末吉先生は、がんこちゃんの誕生エピソードから、合間に『もりのかくれんぼ』のビデオや、絵本の読み聞かせをまじえながら楽しく話しをすすめられた。茶茶丸の所では、遠野の取材のビデオを見ながら、座敷童子がでるといわれている旅館に泊まったことなど披露してくださった、日本の神話や民話が、ファンタジーの宝庫だと言われた所では、共感するようにうなずく人がたくさんいた。
講演会の後は、内輪での親睦会。お話ポケットの方々の他に、地元の子供会をやっているお父さん、図書館の職員、ホームページでおなじみの浜さんやサンタポストさんも加わって、楽しく盛り上がり、心に残る一日となった。(赤羽)
2003年1月8日(土)
さて、そろそろ『ももたろう』18号の原稿の第一次締め切りが迫ってきました。締め切りは1月10日で、今回の校正当番は高林さんです。
また18号目指してがんばろう! 18号は4月1日付けで発刊の予定です。
本年もどうぞ『ももたろう』をよろしくお願いいたします。(堀切)