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lwlzhwyr - 住まいの貧困に取り組むネットワーク主催の「なくそうハウジングプア!立ち上がろう借家人! 設立1周年記念集会&デモ」が3月22日午後1時30分から新宿農協会館会議室で開催され、約130名が参加した。 http://www.l-777.co.jp/tokyo/list_m_13113.htm  ネットワークの代表世話人で住まい連代表幹事の坂庭国晴氏が開会のあいさつを行ない、昨年3月14日に設立されたネットワークの活動について報告した。  当事者発言では、多摩借組の細谷事務局長が発言し、昨年の大阪高裁や京都地裁で更新料無効判決があってから、民間賃貸住宅の居住者から更新料の相談が増えていることにふれ、「今こそ法的根拠のない更新料をなくしていこう」と訴えた。  パネルディスカッションではサポートセンターもやいの稲葉剛氏、全国追い出し屋対策会議代表幹事の増田尚弁護士、法政大学名誉教授の本間義人氏よりそれぞれの立場から居住貧困の問題や追い出し屋問題等が報告された。 http://www.l-777.co.jp/tokyo/list_s_13220.htm  本間氏は「居住貧困を一掃するには生存権としての居住権を確立した住宅法制を創設させなければいけない」と強調した。  4団体から連帯アピールがあり、最後に「住まいの貧困をなくすために」と題する集会アピールが採択され、集会は午後5時に閉会した。  集会後、参加者は横断幕やプラカードを等を掲げて、連休で賑わう新宿駅周辺をデモ行進し、「ハウジングプアをなくそう」と訴えた。 NPO法人自立生活サポートセンターもやい代表理事稲葉剛さん  私は、バブル崩壊後の90年代に、日雇い労働者が仕事を失い、ホームレスになっていく中で路上生活者の支援を行なってきました。

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住まいの貧困に取り組むネットワーク主催の「なくそうハウジングプア!立ち上がろう借家人! 設立1周年記念集会&デモ」が3月22日午後1時30分から新宿農協会館会議室で開催され、約130名が参加した。 http://www.l-777.co.jp/tokyo/list_m_13113.htm  ネットワークの代表世話人で住まい連代表幹事の坂庭国晴氏が開会のあいさつを行ない、昨年3月14日に設立されたネットワークの活動について報告した。  当事者発言では、多摩借組の細谷事務局長が発言し、昨年の大阪高裁や京都地裁で更新料無効判決があってから、民間賃貸住宅の居住者から更新料の相談が増えていることにふれ、「今こそ法的根拠のない更新料をなくしていこう」と訴えた。  パネルディスカッションではサポートセンターもやいの稲葉剛氏、全国追い出し屋対策会議代表幹事の増田尚弁護士、法政大学名誉教授の本間義人氏よりそれぞれの立場から居住貧困の問題や追い出し屋問題等が報告された。 http://www.l-777.co.jp/tokyo/list_s_13220.htm  本間氏は「居住貧困を一掃するには生存権としての居住権を確立した住宅法制を創設させなければいけない」と強調した。  4団体から連帯アピールがあり、最後に「住まいの貧困をなくすために」と題する集会アピールが採択され、集会は午後5時に閉会した。  集会後、参加者は横断幕やプラカードを等を掲げて、連休で賑わう新宿駅周辺をデモ行進し、「ハウジングプアをなくそう」と訴えた。 NPO法人自立生活サポートセンターもやい代表理事稲葉剛さん  私は、バブル崩壊後の90年代に、日雇い労働者が仕事を失い、ホームレスになっていく中で路上生活者の支援を行なってきました。  この2、3年若年層が派遣切りで仕事と住居を失い、住まいの貧困が拡大する中で、住まいの権利としての運動をつくれないかと考える中で、借地借家人組合や労働組合の皆さんにも呼びかけて住まいの貧困に取り組むネットワークを始めることになりました。 http://www.l-777.co.jp/tokyo/list_sb_1452.htm  派遣労働が拡大し、仕事が細切れになる中で家賃も払えなくなり、仕事も住居も不安定になっていきました。もやいの生活相談には、10代から70代、80代の方が住まいを失って相談に来ています。月に約150人が来所しています。  政府が開始した失業者向けの住宅手当も使い勝手の悪さで4%程度しか使われていません。家主が失業者には家を貸したがらないのが原因で、このミスマッチを解消するには、行政が公的保証制度を作らないからです。家賃が払えなくなったり、高齢者が家で亡くなっても、行政が保証してあげれば問題は解決するのではないでしょうか。  住宅政策の貧困の下で、居住系の貧困ビジネスが非常に広がっています。追い出し屋とよばれる保証会社や管理会社、サブリース会社と労働者を派遣する派遣会社も共通していることは人間と向き合わずに利潤を追求するシステムであることです。 http://www.l-777.co.jp/tokyo/list_sb_48.htm  90年代からリスクマネジメントという考え方が流行ってきました。リスクをなくすため外部に仕事を委託するシステムです。大家さんにとって一番のリスクは家賃の滞納であり、家賃を払わないまま退去しない借家人で、追い出しという汚れ仕事をやるのが保証会社でありサブリース会社です。  民間賃貸住宅市場全体がプロフェショナル化?ビジネス化すると、家賃が1ヶ月でも滞納しただけで問答無用で追い出してしまう。これは派遣会社が派遣切りで労働者を切るのと全く同じ構図です。 http://www.l-777.co.jp/tokyo/list2.php?l=1310&s=13098  民間賃貸住宅市場は貧困ビジネスの野放し状態になっています。公的な保証制度を創設させ、それを突破口にして市場に介入させることが重要です。反貧困をキーワードに多くの団体が連携し、全国から声を上げて国に居住権をしっかりと認めさせるために頑張っていきましょう。  3月13日?14日両日、全国借地借家人組合連合会(「全借連」)は、東京都内で全国各地から代議員?評議員92名が参加し第28回定期総会を開きました。  総会は、様変わりした住宅事情にふさわしい新しい住宅要求運動と借地借家人の居住の権利を守る活動をさらに強めていく中で、名称変更を引き続き検討していくことを確認し、提案された方針案などを全会一致確認されました。http://www.l-777.co.jp/tokyo/list2_l_1332.htm  総会は、議長団に小林(長野県連)菊地(東借連)両代議員を選出し、各種総会役員を選出しました。  その後、河岸清吉会長があいさつし「この総会で住宅事情の急速な様変わりの中で新しい借地借家人組合運動の方向を参加された代議員の英知を結集し練りあげよう」と強調しました。  総会には、井上絋一全国公団住宅自治会協議会事務局長と穀田恵二日本共産党衆院議員がかけつけ、連帯と激励のあいさつをしました。また、自由法曹団など多数のメッセージや祝電が送られ披露されました。  住まいの貧困に取り組むネットワーク代表稲葉剛氏が「ハウジングプァの拡大と住まいのセーフティネット」をテーマに特別基調講演をしました。  総会は、船越康亘副会長が、活動報告と運動方針案について報告提案をしました。  特に、借地借家法改悪反対、定期借家制度の廃止、家賃補助制度の創設運動などは住宅困窮者の共通した要求課題であり、全組合が全力を上げ精力的に取り組むことの必要性を明らかにしました。 http://www.l-777.co.jp/tokyo/list2_l_1354.htm  また、バブル経済の崩壊後、急速に住宅事情が急変し、賃貸マンションが民間借家の70%以上となり、マンション居住者の要求を具体的に取り上げ組織する運動を強めていくことの重要性を強調し、新しい住宅要求運動を展開するために、全借連の名称を改組することを提案しました。また、劣悪な賃貸住宅の中で、高家賃や更新料などで深刻な居住の悩みを抱えている居住者への啓蒙活動を強めるとともに、民間賃貸住宅への家賃補助制度の創設運動を広げていくことを強調しました。  5名の代議員から特別報告が行われ、方針案を補充し、日常活動から成果と教訓を学びあう充実した報告が行われました。 http://www.l-777.co.jp/tokyo/list2_l_1360.htm  2日目は、提案された方針案を深めていくために、3つの分散会に分かれ、各地の取組みの交流とともに様変わりした住宅事情の中で新しい借地借家人組合運動の前進をどのように組織していくのかについて、活発な討論が行われました。 名称変更は議論を深め採択保留