以下が本文です。
色調補正の仕上げです。部分的に補正の微調整を行います。
無視して先へ進んでください。
この工程は普通は不要です。
どういった場合に必要になるかというと、印刷に癖がある雑誌からのスキャンで、無理して全体が良くなるようなトーンカーブを探すより、おおまかな補正をしておいてから部分的に微調整する方が簡単で出来が良くなる、といった場合です。
部分的に補正の例をいくつか挙げておきます。
例として、私が某 P 誌のレタッチの時によく使う手法を紹介します。この雑誌のグラビアの場合、肌に出来ている影に過剰に赤が乗る事があるのですが、これの影響を軽減させる方法です。
部分補正用に、赤の中間値を大きく下げる調整レイヤーを作成します。図ではトーンカーブで作ってますが、レベル補正でも可です。
いずれにしろここでは極端な補正値を入力します。
この時点で、調整レイヤーのレイヤーマスクが編集対象になっていると思いますが、なっていないときはレイヤーマスクのアイコンをクリックします(枠で囲まれる)。
「レイヤーマスクの使い方」で、このあたりは簡単に説明しているので必要に応じて参照してください。
全体を黒で塗りつぶします。キーボードショートカット Ctrl + BS /
+ Delete を使うと楽です※1。一旦、調整レイヤーの効果が全くなくなります。
気になる部分を白いエアブラシ※2で少しずつ塗りつぶします。塗りつぶし方は割と大雑把でも大丈夫で、パーツをきっちり切り抜くほどの精度は必要はありません。
※1 - 描画の背景色がデフォルトである事が条件なので、D というショートカット (描画色、背景色をデフォルトに戻す) もセットで覚えておいてください。
※2 - ブラシツールをエアブラシモード (Photoshop 7 からの機能) にして、不透明度 70% または 40%、塗り 5〜20% 程度で塗ってます。これを使うときは '[' や ']' (Shift をつける場合もあり) というブラシの大きさを変更するキーボードショートカットを多用します。