以下が本文です。
対象: Photoshop 標準版(4以上?)、(限定的に) Photoshop Elements
レイヤーマスクは、R, G, B に次ぐ 4 番目のチャンネルとして、レイヤーに対し不透明度情報を持たせる機能です。 簡単に言うと、レイヤーを部分的に見せたり隠したりできるものです。 (Elements では調整レイヤー・塗りつぶしレイヤーのみ。ただし通常のレイヤーも擬似的に利用可能。)
「レイヤーマスク」は「レイヤー」を「マスク」する、というわかりやすい言葉ですが、「アルファチャンネル」という言い方もします。こちらの方がより一般的かも知れません
とっつきにくいと感じる方もいるかも知れませんが、この機能を使わないのは Photoshop を使ってる意味がない、くらいなものなので是非使ってください。 応用範囲はとても広いのですが、基本は簡単です。
図1 初期状態(画像を開いた直後)
説明のため、レイヤーは統合状態で背景のみがある状態とします。(図1)
レイヤーマスクを追加するのは簡単です。
図2 レイヤーマスク追加直後
これでレイヤーマスクの作成は完了です(図2)。
レイヤーに矢印で示した白いサムネイルが追加される以外に、まだ見た目には変化はありません。
編集するときにはまずレイヤーマスクのサムネイルをクリックし、枠を移動させておきます。図2 の白いサムネイルのような状態です。
これを怠って、レイヤーマスクを編集しているつもりが、元画像をぐちゃぐちゃにする失敗は非常によくあることです。
レイヤーマスクは マスクが白なら元画像が見える、黒なら見えない という機能です。これを見ていきましょう。
図3 レイヤーマスクで花びらを隠す
例として花びらの部分を隠してみました(図3)。(なお、左の市松模様は透明部分をあらわしています。)
隠れた部分は見えなくなっただけで、実際には元の画像が保持されています。一時的に元に戻してみましょう。
図4 レイヤーマスクを一時的に無効に
もう一度 Shift +クリックすると再びレイヤーマスクが有効になります。
ですので、一旦消えたように見える部分も元に戻せます。ここが単にレイヤーを消しゴムで消すのとは違うところです。
図5 レイヤーマスクを白で塗る
上では普通のレイヤーで行いましたが、実際に使うときはいろいろな効果をもったレイヤーと組み合わせます。 それらは実際に使うタイミングで説明します (下記「関連」を参照) が、例えば下記のような物が考えられます。