以下が本文です。

輪郭の選択範囲を作成する (Elements 用)

Last update: 2006.2.18

対象: Photoshop Elements (Ver.2 で確認。適応バージョン不明)

概要

Photoshop Elements で輪郭の形そのままの選択範囲を作成する方法をご紹介します。輪郭のみに (シャープなどの) 処理を適用したいとき、逆に輪郭以外に (ぼかしなどの) 処理を適用したいときに使います。

手順はちょっとだけ煩雑ですが、難しいところはありません。ポイントは調整レイヤーのレイヤーマスクを一時的な選択範囲の貯蔵庫にすることです。

Photoshop 標準版ではもっと簡単にできますので、「輪郭の選択範囲を作成する」を参照してください。

方法

説明を簡単にするため、レイヤーは統合状態で背景のみがあるとします。

輪郭検出

図1 輪郭検出

1. 背景に「輪郭検出」フィルタを適用します。

パターンを定義

図2 パターンを定義

2. メニューから「編集 / パターンを定義」を開き「OK」します。(名前はなんでも構いません) (図2)

ダミーの調整レイヤーを作成

図3 ダミーレイヤー作成

3. アンドゥで「輪郭検出」適用前に戻します。

4. メニューから「レイヤー / 新規調整レイヤー / レベル補正」で、レベル補正レイヤー※1を作成します。ただし、何も調整は行わずにすぐ「OK」で閉じます。説明のため、レイヤー名を「輪郭用ダミー」という名前とします。(図3)

※1 - レベル補正じゃなくてもレイヤーマスクを使えるものならなんでも構いません。調整レイヤー、塗りつぶし系ならなんでも大丈夫だと思います。

レイヤーマスクを編集対象に

図4 マスクを編集対象に

5. この時点で「輪郭用ダミー」レイヤーのレイヤーマスクが編集対象になっている (枠で囲まれている) と思いますが、なっていない場合はレイヤーマスクアイコンをクリック ※2 し、編集対象にします。 (図4)

※2 - Alt(Win) / Option(Mac) を押しながらクリックした方が、塗りつぶしの効果がわかりやすいと思います。効果は変わらないのでお好みで。

パターンで塗りつぶす

図5 パターンで塗りつぶし

6. メニューから「編集 / 塗りつぶし」を開き (図5)、「使用」を「パターン」、「カスタムパターン」で先程定義したパターンを選び(最後に追加されてるはず)、「描画モード」通常、「不透明度」100% で、「OK」します。

レイヤーマスクから選択範囲を作成

図6 マスクから選択範囲作成

7. メニューから「イメージ / 色調補正 / 階調の反転」 を実行します。(なお、輪郭以外を選択したいときはこの操作は不要です。後でもう一度反転することになりますので。)

8. Ctrl(Win) / Command(Mac) を押しながら、「輪郭用ダミー」レイヤーのレイヤーマスクをクリックします(図6)。この時点で、レイヤーマスクのアイコンが真っ白や真っ黒でない事に注目してください。

レイヤーマスクから選択範囲を作成

図8 できあがり

9. 輪郭の形に選択範囲が作成されます。
「輪郭用ダミー」レイヤーと 2. で作ったパターンはもう不要なので、適当なタイミングで削除します。

実際には最後までやらずに、7. のままで「輪郭用ダミー」レイヤーを 疑似レイヤーマスク として使う方が便利だと思います。(その場合は、7. の後、背景レイヤーを通常レイヤーに変更してから「輪郭用ダミー」の上に持っていき、グループ化 (Ctrl / Command + G)。)

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