代替医療のおはなし

 代替医療と言う言葉は、聞き慣れないかもしれませんが、最近の医療現場では、
取り上げられてきています。
アメリカやヨーロッパなどで、西洋医学以外の治療法という意味で、いわれだしました。

欧米では、近年になり、西洋医学の問題点が多く指摘されるようになり、
そのため、自然治癒力の向上など期待して、これまであまり注目されなかった伝統的な治療や、
民間療法、精神面の医療などが有効視されているのです。

外国では、代替医療は、常識となっています。
ドイツが代替医療の先進国です。
アメリカでも、国民の3分の1が、何らかの代替医療を取り入れているということです。

代替医療といっても西洋医学以外ということで、これというものではないそうです。

鍼、灸 ホメオパシー 催眠療法 アロマテラピー
ヨーガ 機能性食品 電気療法 免疫療法など



そもそも、代替医療という表現は、西洋医学から見た呼び方であり、
もともと、そっちの方が昔からあったんですよね。
西洋医学は、たかだか明治以降の話です。
明治以降、国を挙げて西洋かぶれになり、西洋医学一辺倒になり、
伝統医学や民間医療が、ないがしろにされて来た歴史があります。



代替医療は、お医者さんの意識調査でも80%の方が、有効と認識しているそうです。
また、それが、注目されだした背景には、次のようなことがあるのでしょう。

西洋医学で治せないものがある。(キル、ヤク、タタク)の限界
患者を、薬や医療サービスを買う、消費者のように扱う。
アメリカでは、健康保険の適用対象となった、日本では、製薬会社の圧力が・・・
自然なものを求めるようになつた。

少し気になることがあります。昔は、なんとも思わなかったんですが。
普通のお医者さんが、漢方を取扱い、処方することが増えてきたことです。
漢方は、それぞれの人の体質に合わせて行われるものです。
体の温かい人、冷え性の人などで、使われる成分が異なってくるのです。
しかし、病院において、そこまで問診し、食生活や生活習慣、家系まで考慮して、
診察しているのか、疑問なのです。
漢方も薬です。使い方を間違えば、健康を害することになります。
当然、副作用があるものですから。



だいすけのアトピーの改善のために食べた、ガンマーリノレン酸などの機能性食品は、
代替医療のひとつです。
代替医療で使われているものは、病気にならないようにする、予防医学の性質も持っています。

予防医学がもっと重視されれば、人々の苦悩も少なくなるのでしょう。

ちなみに、漢方の考え方での薬のランクには、次の区別があります。

上薬 効果が大きく、副作用がないもの
中薬 自然食品
下薬 西洋医学の薬(毒物 石油から作られるもの)






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改善方法のはなし