妙光寺住職の日記



京都 宇多野 妙光寺


心地 覚心 しんち かくしん
承元元年(1207年) - 永仁6年10月13日(1298年11月18日)

鎌倉時代の臨済宗の僧。姓は恒氏。無本と号した。
京都宇多野に位置する臨済宗建仁寺派の妙光寺を開創した。

1221年(承久3年)神林の神宮院に入り 29歳の時に奈良東大寺にて受戒、
高野山で伝法院の覚仏に従い真言密教を学ぶ。
また金剛三昧院の退耕行勇に師事し密教禅を修めた。
この時、源実朝の霊を弔う為に高野山に来た、葛山景倫(後の願性)に出会う。
師に随い鎌倉の寿服寺にも赴いた。
山城(京都)深草の極楽寺に道元を訪ね菩薩戒を受け、
長楽寺開山の栄朝、甲斐の心行寺の生蓮、京都勝林寺の真観らに学んだ。
1249年(建長元年)に入宋した。
杭州の霊洞山護国仁王寺の無門慧開(1183年-1260年)に参じ、
その法を嗣ぎ1254年(建長6年)に帰国した。
帰国後、高野山の金剛三昧院に戻り、師の著作である『無門関』を請来した。

師 無門慧開
弟子 恭翁運良、覚山心暁、慈雲妙意、孤峰覚明

                      以上 ウィキペディアより




住職の よもやま話風徒然記



1件〜 21件

カノンと命名 ハンドルネーム 妙光寺住職 2020年06月23日 12時50分
猫ヘルペスに罹った三毛の子猫を確保しました。

コスモの姪に当たります。

目薬と抗ウイルス剤を処方され徐々に回復しています。

食欲もあり運動も活発になっています。

ただ大便が緩いので何度も用を足すのが問題です。

恐らく薬のせいでしょうから止めて様子を見ることにします。

目ヤニで片目が閉じていた状態も大分改善しています。

人を信頼し無邪気に振る舞う姿は微笑ましい限りです。

ところで、雄の子猫を確保したらタイスと名付けるつもりです。

コスモのその後 ハンドルネーム 妙光寺住職 2020年06月08日 17時21分
お蔭様で危惧していた甘噛みもきつくなく顔の表情は幼さを残し
体は一人前の雄猫となりました。

さて前回、奇特なお方の事を書きましたが、そのお方がコスモが日光浴できる様にと
バルコニーアーチに蔦で色々細工し見事な物ができました。

コスモには大のお気に入りになりました。

しかし、蔦の隙間から再三脱出し、ついに母親猫から瞳に傷を負いました、

早速、動物病院で診察を受け日に三度の目薬をさし
角膜穿孔と言う失明の大事に至らず安堵しました。

こんな痛手に遭っても外に出たい欲求は止まらず脱出を繰り返すので
結局、頑丈なネットを被せざるを得ないと思います。

一得一失です。







コスモ、初めての三泊四日の外泊&etc ハンドルネーム 妙光寺住職 2020年03月11日 11時26分
コスモを独りにしておくのが可哀想との事で外泊を受け入れて下さる
奇特なお方がいます。今月2日に三泊四日で預かって頂く事になりました。

最初は押入れの中に入り徐々に慣れてから部屋での生活がスタートしたそうです。
二階のベランダで日光を浴び普段と変わらない態度で過ごしたとの事でした。

さて前回、去勢の話を書きましたがエイズワクチンの誤りでした。

去勢は昨日でした。帰宅後、手術の傷跡を舐めないようにエリザベスカラーを
首に付けるのですが邪魔物扱いし取り外します。

さらに甘噛みも激しくなりまるで別な猫に豹変したかのようです。
折角ご厚意で預かって頂けるのにこの様な状況では今後の外泊は無理な様です。

コスモが落ち着くのを願うばかりです!!

ルナ、アースとコスモ 三匹の子猫 ハンドルネーム 妙光寺住職 2020年02月26日 13時26分
一年以上もご無沙汰でした。又、その後の猫達について書きます。
昨年の4月頃2匹の猫が生まれました。母親と一緒にいる光景をみてから
2〜3週間後に目やにや鼻水がでて食事が摂れない状態になりました。
早速確保して診察して頂いたところ猫ヘルペスに罹っているとの事でした。
その後家猫として育てルナとアースと名付けました。
後に判明したのですが2匹とも雄でした。
兎に角、ワクチン接種や去勢も済ませました。
又、9月頃に3匹の猫が生まれ1匹が猫ヘルペスの症状になったので前例同様
コスモと名付け家猫として育てました。コスモも雄でした。明日、去勢する予定です。
尚、ルナとアースは9日に里親が引き取りに来られ元気に過ごしているそうです。
ところでリュウは離れの一軒家を棲み家として悠々自適に暮らしています。
コスモは人懐っこい性格で愛嬌たっぷり誰からも好かれるタイプです。
コスモを欲しいと言う人がいるのですが先方の飼っている猫との相性や
情が移って手放したくない思いもあり戸惑うところです。
さて、どうなるやら?!

リュウと言う名の猫 ハンドルネーム 妙光寺住職 2019年01月10日 13時19分
一寸毛色の変わった猫が現れました。首輪をしていた跡があり人見知りもしません。
よくみると去勢した雄猫でした。体格も堂々としています。
こんな立派な猫が迷子になり、さぞや飼い主さんご心配していると思い
警察署に届け出ました。ところが捜索願もなくそれ以来何の音沙汰もありません。
結局、リュウと名付けて飼うことになりました。
リュウは居心地よさそうにしています。
飼い主さんがあらわれたらどうなることでしょう!?

愛猫の死 U ハンドルネーム 妙光寺住職 2018年05月01日 11時57分
ハナちゃんのお母さんのミーちゃんも10歳弱で亡くなりました。

口内炎に罹っている猫達は、同じウィルスに感染しています。

発症したら手遅れなのかもしれません。

愛猫の死を通じ悲喜交々の濃密な人生模様の縮図を体験でき、その苦しみや悲しさから

解放されるのは、一種の救いとなり自ずと感謝の念が湧いてきます。


回向文の訂正 ハンドルネーム 妙光寺住職 2018年01月12日 14時03分
十方三世一切の諸仏諸尊菩薩魔訶薩魔訶般若波羅蜜 となります。

愛猫の死 ハンドルネーム 妙光寺住職 2018年01月12日 13時59分
一昨日、ハナちゃんが8歳弱で亡くなった。

亡くなる4日前に血尿があり翌日病院に行き検査したら白血病に罹っていました。

腎臓も衰弱し、体温も33.8度で危篤状態であると知らされました。

一週間前からほとんど食べていなかったと思います。

入院し点滴治療をするのがベストですが治療中に亡くなると思うので
兎に角、体を温かくし家で看て下さいとの事でした。

帰ってから早速、腎臓の療養食を与えた処、
元気よく食べたので一縷の望みを抱きました。

しかし、それからは食べることもなくお水も一度口にしただけとなりました。

傍にいて体を撫でたり温めたり、ビデオや写真を撮ったりしていました。

徐々に歩行困難の状況になっていきハナちゃんも違和感を覚えているようです。

最後の時は幸運にも一緒に過ごせました。

さて埋葬し厳かに読経を終えました。

その御回向文は、上来諷経せる功徳をもって、今まさに死去せし神魂に回向す。
六道幽迷を出でて、清浄の覚への路に至らんことを。
十方三世一切の諸仏諸尊菩薩魔訶

此処で相見えています!
薩魔訶般若波羅蜜

新年にあたり ハンドルネーム 妙光寺住職 2018年01月06日 13時11分
新年を迎えました。昨年は台風により山門が倒壊し、

未曾有の出来事に唖然と致しました。

偶々、奇特なお方のご援助により復興できる事となり、

只々、感謝あるのみです。

お蔭様と言う言葉を噛みしめやっていく決意です。

訂正 ハンドルネーム 妙光寺住職 2017年02月28日 08時48分
妙光会の総会の日が間違っていました。26日でした。

次いでに書いておきますが、遠方から来られる方は、宿泊ができる様にしています。

以前は、離れの家を提供していましたが、奇特なお方とのご縁がありそのお方の家を

使用できる事になりました。

ご厚意に感謝しつつその志を無駄にしない為、積極的に利用したいと思います。

妙光会総会 ハンドルネーム 妙光寺住職 2017年02月28日 08時27分
28日は、妙光会の総会(2月の第4日曜日)がありました。今回で9回目になります。

会長は3年任期の為、今回は会長選出が議題になりました。

その議題において、世代交代や立場上の事などで、

会長には住職がなって頂こうと言う事になり、私が了承致しました。

尺八引いては妙光寺の発展になればと思います。


無常迅速 ハンドルネーム 妙光寺住職 2017年02月01日 13時32分
最近、親しい方が相次いで亡くなりました。諸行無常を痛感します。

さて、修行道場(禅堂)の木版に『生死事大 無常迅速 時不待人 
謹勿放逸(光陰可惜)』と言う文が書かれています。

木版は日に三回(朝夕の薄暗い時に掌線が現れ消える頃と就寝の九時)
打ち鳴らされます。時を告げる意味もありますが、生死という人生の重大な問題に
けりをつけるべく修行専一に勤めなさいと策励しています。

生き死にについての思いは各人各様ですが、そこに目を据え平生が死となれば
死の時もまた平生となる理があるでしょう。

勤めていきたいと思います。

大雪での妙光会 ハンドルネーム 妙光寺住職 2017年01月16日 14時11分
昨日は大雪の中、女子駅伝がありました。

又、此方では妙光会(尺八の会)の新年会がありました。

生憎の天候の為4名の参加でしたが恒例の鍋を囲んでのひと時を過ごしました。

雪中での尺八も新年の気と相俟って、さぞや澄み切った音色となったかと思います。


一泊摂心 ハンドルネーム 妙光寺住職 2017年01月16日 13時44分
又、1泊坐禅会がありました。今回は日本人で、男女各3名です。

興味があっての参加でない為、此方も程々にしないと言う思いがあります。

相手に応じている事であり自ずとそのようになるのは、自他一如の視点から見ても

当然の理です。此のご縁で自己を見つめる機会になればと願っています。

謝、謝! ハンドルネーム 妙光寺住職 2017年01月12日 12時43分
神勝寺国際禅道場で中国の方5人の1泊坐禅会がありました。上海で坐禅指導を
されている方(日本の禅専門道場で修行された)のご縁で成立しました。

参加された方々は起業家、アーティスト、建築家、デザイナーなど裕福な人たちです。
修行に関心を抱いていますが、坐禅の時だけが修行であると思っているため、それ以外の日常での心の状態が散漫になっています。

折角、心をとりこみ自らのものとする行いをしているのに気が散漫になっていては
元も子もない事になります。

しかし、この様な修行を通じて心の状態を見つめる機会となり己事究明の糸口になれば
と願っています。

再度、来訪したいとの事であり成長を期待してお待ちしています。

教えて教えられ、お互い感謝です。

再、再会 ハンドルネーム 妙光寺住職 2016年08月22日 13時02分
前回のブログで記した方より、お盆休みに又お伺いしたいとのご連絡がありました。お盆の期間中は仕事柄、日中はお会いは出来ませんとお伝えしましたが、それでも結構ですという事になり、再訪されました。延暦寺に行った事がない為、16日に比叡山に参拝しました。京都の市街や琵琶湖を眺め、延暦寺の風情をかみしめ、初めて見る心象は如何ばかりかと慮りました。相手となってみる景色も乙なものです!

遠方より来る、また楽しからずや! ハンドルネーム 妙光寺住職 2016年05月03日 14時07分
いつに間にか、1年余りのご無沙汰です。折角、住職のブログと言うコーナーを作って
頂いている手前、何か書かなければと思い立ちました。
扨て、どことなく見覚えのある方が来られました。
玄関から上がる様、促したところ、
一寸してから伺いたいとの事で墓地の方へ行かれました。
そこで、依然来られた方に違いないと確信しました。
此方は、以前お寺に宿泊され、5年余りのご無沙汰になります。
再会を喜び、旧懐の余韻に浸る一時を過ごしました。



全て受け入れる ハンドルネーム 妙光寺住職 2015年04月09日 13時58分
昨日、神勝寺国際禅道場に入門される方と面談致しました。
ご高齢で且つ心身に異常を抱えている方でした。
今回より、一週間滞在のコースを設定したので、それを希望したいとの事でした。
本来の入門条件として、二カ月以上の滞在期間で心身健康の方と明記していたので、
その趣旨では、入門をお断わりする処ですが、ご本人の遅々とした歩く姿を見て、
是非とも叶えさせたいと思いました。
短い期間であるからこそ、行をしたい思いに、我を忘れて没入できる事もあるでしょう。
とにかく、やってみる事です。

桜の絨毯 ハンドルネーム 妙光寺住職 2015年04月09日 12時14分
今年の桜の見頃がお終いになって来ました。思えば短いもんでした。
桜見物に来られた人々の笑顔が、想い出となっています。
又、お会いする事もあるでしょう。
今は、桜の絨毯が見事です。その景色に見とれ、カメラに収める方もいます。
桜吹雪にも感動します。桜は樹上に咲く姿のみ愛でるものかは?!・・・
感受性豊かになるこの時期に、じっくり自分を見つめたいものです。

仁清忌での不思議な出来事 ハンドルネーム 妙光寺住職 2015年03月06日 15時02分
3月5日は、寺伝によれば、野々村仁清のご命日となっています。
仁清は、京都府美山町の出身と言われております。さて、昨日、
(美山の文化を守る会)の人々22名がお墓参りをしたいとの事で参詣に来られました。
私としては、てっきり仁清忌日を知っての事と思いました。
そこで、代表者の方に、その事をお尋ねした処、全くご存知無いとの事、
仁清を通じてのご縁の元、今後の交流を誓い合いました。
目出度し!、メデタシ!

取り敢えず ハンドルネーム 妙光寺住職 2015年03月03日 10時24分
福山市の神勝寺国際禅道場に入門される方がいます。
初めての入門者で、取り敢えず、ホットしました。
これからの生活に張り合いが出てきました。
楽しみです。

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