開山 無本覚心(心地覚心)1207年 - 1298年諡号 法灯禅師、法灯円明国師 師 無門慧開 無本 覚心(承元元年(1207年) - 永仁6年10月13日(1298年11月18日))は、 鎌倉時代の臨済宗の僧。 1249年(建長元年)に入宋。杭州の霊洞山護国仁王寺の無門慧開に参じ、その法を嗣ぎ 1254年(建長6年)に帰国。 帰国後、師の著作である『無門関』を請来。 亀山上皇の帰依を受け、南禅寺の開山となることを求められたが、 辞退したという。亀山上皇、法燈禅師、後醍醐天皇より法燈円明国師と諡された。 尺八を愛好したとして、普化宗の祖ともされる。 また、心地覚心が中国からもたらしたといわれる金山寺味噌は、 径山寺の味噌の製法を模したものと言われている。 |