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☆04 臨済禅師・白隠禅師 報恩坐禅会
臨済宗黄檗宗連合各派合議所主催で平成27年3月から5月にかけて 臨済禅師・白隠禅師の遠諱を記念して一般を対象にして報恩坐禅会が 開催されました。 私もこれは記念と思いまして もちろん 参加させて頂きました 今回は その感想です 以下はその案内文です 「臨済禅師・白隠禅師の遠諱を記念して、平成27年3月から5月にかけて全国各地の下記の 臨済宗・黄檗宗の専門道場、本山にて、一般を対象にした報恩坐禅会を行います。 静寂な修行道場で雲水(修行僧)とともに坐り、身体や呼吸、心を調え、本当の自分を見つめ直しませんか。 複数の道場の坐禅会に参加することも可能です。この機会にぜひともご参加ください。 ●参加費1日/5,000円(昼食付) 1泊2日/10,000円(夕食・朝食付)、男女別相部屋(予定) ※いずれも遠諱特別記念品が付きます。 ※集合場所までの往復の交通費と前泊の費用は含まれておりません。 ※持ち物:坐禅の出来る服装、白タオル、筆記用具、着替え、洗面道具 等 スケジュール ※モデル例であり、会場により若干内容が変更される場合があります。 〈1日〉午前9時集合 日程説明→坐禅→齋座(昼食)→提唱(講話)→作務(掃除)→茶礼→午後4時解散 〈1泊2日〉午後1時集合 ・1日目 日程説明→坐禅→薬石(夕食)→坐禅・茶礼→就寝→夜坐(希望者のみ) ・2日目 午前5時起床→朝課→坐禅→粥座(朝食)→作務→提唱(講話)→茶礼→午前11時解散 *開催場所 方広寺 定員:50人 瑞龍僧堂 定員:40人 天衣僧堂 定員:20人 妙興僧堂 定員:30人 虎渓僧堂 定員:40人 正眼僧堂 定員:50人 徳源僧堂 定員:30人 龍澤僧堂 定員:45人 国泰寺 定員:100人 天龍寺 定員:30人 妙心寺 定員:50人 円福僧堂 定員:50人 相国寺 定員:30人 南禅寺 定員:60人 常栄僧堂 定員:200人 大乗僧堂 定員:30人 霊源禅堂 定員:30人 円通僧堂 定員:20人 梅林僧堂 定員:100人 万寿僧堂 定員:100人 広園僧堂 定員:30人 向嶽寺 定員:30人 平林僧堂 定員:40人 【企画・実施/お問い合わせ・お申し込み先】 近畿日本ツーリスト 京都支店 住所 : 京都市中京区河原町三条上ル 4F」 ![]() 以下が 私のはしたない感想です ○私は日帰り専門ですが それなりに参加させて頂きました 泊まりに参加しなかったのは 単に寒くて 風邪をひくのではと危惧して いたからです 笑 どちらにしても 結構素晴らしい企画だったと思いますね 事前に 期待していたよりも 良いものであった印象があります では 箇条書きで・・・ ☆開催場所に関して 臨済宗十四派本山(黄檗、興聖寺を除いて)のうち その半分 七本山と 他に南禅寺派専門僧堂が3つと 東福寺派僧堂が1つと 18の専門僧堂 がある(妙心僧堂を除く)妙心寺派の僧堂が半数以上の10の僧堂が開催 場所となった 他に 黄檗宗の僧堂 霊源僧堂と 臨済黄檗の尼僧の僧堂 天衣僧堂を 加えると 合計七本山+十四僧堂+黄檗派僧堂と尼僧僧堂で 23箇所と なっている 結果的に見ると 妙心寺派と 南禅寺派の参加が積極的だった感じがする とりわけ 南禅寺派は全部の僧堂が参加した形となっている 不思議なもので 全く参加していない本山僧堂もある それぞれ事情はあるんで仕方ないでしょうが 別に専門僧堂もある本山で 全く参加していないのを見ると 何故だろうと 考えてしまう もちろん 私だけかもしれないが・・・・・でもなんでやろ 私は 正直 天衣僧堂に参加したかったが 仕事の都合で断念した 昔 京都の円光寺の坐禅会によく参加させて頂いた 今でもその時の記憶 が蘇る。 当時は南禅寺派の和尚でしたが とっても優しい印象の深い方 でした。 そうです 円光寺はそのちょっと前まで 尼僧の専門道場でした から。 はい でも 天衣僧堂の僧堂師家は 滴翠軒老師すなわち清田浦雲老師と知って いたので参加したかったのですが仕事の都合で仕方ないですが参加出来 ずとっても 残念でした。 更に黄檗宗も宇治萬福寺であれば 参加したかったのですが・・・・・ 何故かなかった 何度も簡単な坐禅会は萬福寺でも参加していたのですが 本格的なのは参加したことがなかったので 一度参加したいと思っていまし たからね ☆参加費1日/5,000円(昼食付)に関して 正直言って安いです 本当に安かった 本当に安いと思いました こんなのなら もっと参加したかった 今から思うと残念です 無念 なぜ そんなに安く思えたかの理由 ざっと計算するとこうなる 一、昼食のうどん供養 1000円程 お替り自由なのでちょっと高めに 二、季刊 「禅文化」 発行 禅文化研究所 1296円 三、遠諱記念品 湯飲茶碗 1500円程 四、遠諱記念の布巾とお箸 700円程 五、お寺拝観料 1000円程 正直これでも安いと思うけど安めに 合計で 計算はしませんが 楽に 5000円を超えてしまいます 笑 因みに その他にお経の書かれた簡単な経本を頂きました。 実は 場所によっては 茶菓子が提供されたり 雑誌を頂けたり 通常は 全く見れない場所が拝観出来たり 集合写真が後日郵送下さったり等で 私は 本当に感謝感激でした 本当に良いものに参加できたと思います もう 十二分に満足しました はい 本当はその参加した僧堂の老大師の直筆の色紙が頂けるのが 一番に 嬉しく そして有難かったです。 私は この色紙だけで 正直十分過ぎるほどの 価値があったと思って います 本当に直筆の色紙が頂けることは 最初に参加した僧堂で 初めて知った次第で 吃驚仰天しました 嬉しかったです それでも 二度目の僧堂でも頂けるのか 半信半疑でした 笑 当初は一つの参加費五千円以外に合計すると新幹線代交通費等等が 全部で36000円必要となるので 知り合いには結構高いねと 言われ ていましたが こんな風に 遠方の老大師の 直筆色紙が頂けるなら 可能な限り参加したら良かったと思いましたね 笑 ☆スケジュールに関して 午前9時集合→日程説明→坐禅→齋座 →提唱(講話)→作務→茶礼→午後4時解散 スケジュールは いろいろでしたが 正直十二分に満足でしたね 普段の坐禅会だと 結構当たり外れが大きい印象なんですが なんと言うか お寺側が結構一生懸命なさっている感じがして正直感動 しましたね 結構心配だったのが 今まで一度も行ったことのない 僧堂に時間通り ちゃんと行けるかでした。修行に行く身ですから 駅からはタクシーでは なく歩いて行こうと 最初から決めていましたから 笑 まぁそんな理由もあって 今回は駅から歩いて 一時間以内のお寺に 参加することにしていました。 結果 事前でネット調査したおかげで 多少ロスタイムは生じましたが ほぼ最短距離で到着出来ました その一 諷経 最初の開会式と言うか 読経と言うのか 全部 本堂で開催されました 老師が参加された場合もあったが 概ね老師は参加されなかった 予定には 他のお経が書かれていた場合もあったが 大半が般若心経 だけであった。 但し大悲呪も読経したとこもある その二 坐禅 場所 修行僧も使う禅堂であったり 居士用の禅堂であったり 方丈であったり 色々であった その時間 どこも午前と午後に分けて実施されたが、実際はばらばら であった。 短いとこで合計二時間ちょっと 長いところでは 三時間ほど 経行 最初の予定には入っているところが多かったが 実際に実施されたのは少なかった 笑 巡警 直日が警策を持って巡警があるのは 最低一度はどこも あったが、一度だけのところから ずーっと警策が廻っている ところと 極端にわかれていた。 どうしてだったんだろう その三 齋座 どこも 一応は「うどん供養」の昼食、齋座であったが 実際の形式は ばらばらであった 実際のうどん供養に ほぼ近い形式でされたところもあった。 但し 配布された経本には「五観の偈」しかなく それ以外は修行僧と唱和 する方が少なかった印象が・・・ 逆に うどんではあるが 個別のお膳形式で出されるところもあった まぁ言えば その中間のところが多かった気がする その四 提唱 これがメインだと思います 完全な提唱の形を取られて 大悲呪そして 興禅大燈国師遺戒を唱和して始まったところが半分 いつもですが この重々しい雰囲気は好きですね 逆に 参加者に気を使われてか 法話や講話の形式をされたところが 半分です どちらも 味が違うが良かった その五 作務 実際に作務が実施されたのは 私の参加した僧堂では一つだけであった うーん ちょっと肩すかしであった 一度は 老師の話が長くなってしまい なくなったこともあった その六 参加者 参加者は大別して三つの様に感じました 1 その僧堂にある既成の坐禅会の方 本山以外ではこれが多数派 2 そのお寺の檀家の方々 これが二番目 3 観光や見学目的の方々 本山開催ではこれが多数派 4 複数参加者等 極めて少なかった 最後に 正眼僧堂等にも参加された方と話した時 正眼僧堂は良かったと聞き、 また圓福僧堂等にも参加された方と話した時には 円福僧堂は若い老師 が座談にも参加され良かったと聞かされ どっちも 無理をしてでも 参加 をしたら良かったと今では後悔しています 笑 いや ともあれ印象に残る企画でしたが もしも改革する点があるとすれば 次の点でしょう 参加者の坐禅に関する経験等の程度のバラつきが大き過ぎ 運営している 修行僧達が大変であったろうと感じた 日頃、居士に対して参禅等までしている坐禅会を有する僧堂の場合は、 多くの坐禅会の方が参加しているため 観光気分の初心者との格差が 少しばかり気になってしまった もし次に開催される場合等は 初心者向けと 経験者向けのせめて二区分 で開催した方が 運営する側も 参加者もメリットが大きいと考えてしまうが いかがなものであろうか でも この報恩坐禅会は 私としては結構勉強になり 参考にもなりました 多分 こんな機会は もう直ぐにはないでしょう そう思っています まぁ 次にあるとすれば 私がこの世にいなくなってからでしょうか 禅のあれこれメニューに戻る |