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☆09 曹洞宗との違い なんでだろう どうして ??? 禅宗と言っても、臨済宗と曹洞宗では 公案以外にも 随分違いがあります なんで こんなに違うのか不思議に思う事が多いです 皆さんも経験があるでしょう でも あまり範囲が広いと大変ですから 坐禅する時の環境だけに限って 浅墓な 考察をしてみようと思います。 どこが違うかと聞くと 必ず最初に帰ってくるのが 「曹洞宗は どうして面壁なのに 臨済宗は 面壁で坐らないの」 という回答です そうそう なんで 身体の向きが違うのか不思議です。 しかし 臨済宗でもゆっくり考えますと 庭詰の後の旦過詰では 何故か面壁で 座っていますがね。 もともとは 中国から伝わって来た時は 明らかに曹洞宗と同じく面壁だったと 考えられています。 どうして 面壁でなくなったかは 諸説あるようですが この問題は後日のテーマ としますね 笑 今回はぐーーーーっと ぐっと 更に狭い範囲 僧堂・禅堂での坐り方以外の問題 について考えてみます。 もっとも 僧堂と禅堂の違いも何となく曖昧ですよね。ある辞書によれば 「座禅だけを行う場合は禅堂、食事等の修行をも合せ行う場合は僧堂」と解説 されていますが 正しいのでしょうか 私には自信がありません。 この解釈が正しければ 基本的には曹洞宗は僧堂で 臨済宗は禅堂となるんで しょうか? 実際には多少違和感がありますね。 曹洞宗は 基本的に禅堂の中で 食事をしますから僧堂。 で禅堂と言わない。 確かに 臨済宗の何々僧堂は いわゆる禅堂があり、多くは 玄関と本堂の間に ある 幅広い廊下で 両側が畳敷きで中央が板の間が食堂となっている。 同じ臨済宗でも 臨済義玄から数えて三十二世の 隠元隆g禅師の黄檗宗では 別に建物として 斎堂が建てられている。 で、この食事に関しても 色々と場所も作法が大きく違い 後日のテーマとして とりあげてみたい。 予定です。 さて、建物の詳しい説明はする予定はないのですが、どうしても次の点だけは 事前に頭の中に入れて頂く必要があるでしょう 僧堂・禅堂には 通常は聖僧(文殊菩薩)が安置されています。 まぁ時々 文殊菩薩ではない場合もありますが・・・ で、曹洞宗では 修行者の出入り口に面前されておられます。 一方、臨済宗では 修行者の出入り口に対して後ろ向きで安置されています。 と 書いても 少々曹洞宗臨済宗どちらの 僧堂にも入堂されている方でないと 理解しにくいので 下記に図示しますから ゆっくりとご覧ください ![]() 私の考えでは 曹洞宗と臨済宗の坐禅の仕方が色々と違うのかは この聖僧(文殊菩薩)の向きが 違うことが一つの大きな問題と思っています。 基本的な考え方は 聖僧様が面前している方が前門となりますから 曹洞宗では 図で言えば下が前門となり 上が後門となります。 下の前門より入堂します。 逆に臨済宗では 図で言えば下が後門となり 上が前門となります 下の後門より入堂します。 その結果 何故か曹洞宗は前門から 臨済宗は後門から入堂します 少し長くなりましたので 本日はこのあたりで 僧堂の前門と後門のことを説明するだけで 本論に入れませんでした |