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☆16 坐禅会の選び方 その1 坐禅会の数は大変多いです さて 坐禅会に参加しようと 思った時 当初から坐禅会を開催して いる寺を知っていれば ふつうそこへ行きますよね でも そういう 情報を知らない場合は やっぱり今では ネット検索ですね ネットで 『 坐禅会 自分の住んでる市 』 と検索をかければ 開催されている 坐禅会の数は結構多いです 例えば 私の住んでいる 京都市は特に沢山の 坐禅会をヒットします まずは 一番頼りになる 臨黄ネットの公式サイトで 調べましょう 次をクリックして 別ウィンドウで 自身がお住まいの都道府県で 調べてください 坐禅会情報 : 臨済・黄檗 禅の公式サイト 京都で検索すると 京都市内が22件 市内近郊都市が4件 そして 京都府北部中部が4件 計30件となっています 他のサイトにも 数多くの 坐禅会等の都道府県別の 検索可能な サイトが存在しますが 私が知る限り やはり坐禅会情報 : 臨済・黄檗 禅の公式サイトの情報が それなりに 確かだと思います 結構 とんでもなく古い情報データで 記載されている 運営サイトが ありますから ご注意ください そして どこの寺院へ行くか決めた後は そこの寺院や坐禅会等のHP があれば そこのHPから 直接 坐禅会の情報と アクセス方法を 入手すれば問題はありません 但し 小さな寺院等の場合は 初めての時は 出来れば電話で確認 されてから 参加されることをお勧めします 寺によっては 葬儀や法要等々で 坐禅会を延期や中止になることが 時にはありますから 事前確認されるのが賢明です ☆ 坐禅会のスケジュール表の例示 08:00 静坐 08:30 坐禅 抽解 坐禅 09:00 般若心経と白隠禅師坐禅和讃の読経 09:15 提唱または法話 10:00 四弘誓願文 10:05 茶話会 お茶のみ 10:30 終了 ☆ 臨済宗の坐禅会を 大雑把に分類すると 次の通り 一 東福寺とか 相国寺などの 臨済宗本山が主催するもの 二 専門僧堂 国際禅堂等が 主催するもの 三 本山の塔頭寺院等が 主催するもの 四 末寺寺院等が主催するもの それぞれの特徴は ○ 一 臨済宗各派本山ですが たいていの本山では 坐禅会が月一回 以上のペースで実施されています 京都市内も 大徳寺を除けば 妙心寺 東福寺 建仁寺 天龍寺 相国寺 南禅寺(順は適当順)全てで 開催されています ただ 二つに分けて開催しているのが 妙心寺と 相国寺です これは簡単に言えば 上級者向けと 一般向けに分けている感じです そして 上級者向けの坐禅会は 初めての方は不向きです 為念 ただ本山のある地域は限られています ○ 二 三十九の専門僧堂そして 国際禅堂なども 幾つかのところが 坐禅会を開催しています ただ基本的には 専門僧堂は雲水が修行する場所であり 国際禅堂は 海外の居士(日本人も含む)が 老師の指導のもと 期間はいろいろ ですが 国際禅堂で そこそこの期間 修行生活する場所であって 本来は 一般向け坐禅会をしていないところも多い しかし それらの幾つかは 坐禅会も開催されているところもある 関心のある方は ご自身でお調べ下さる様に お願いします どことは書きませんが 先日も某専門道場のお寺に行きましたが 毎週 日曜日に坐禅会があると貼紙されてありました 禅堂の中には 坐蒲が八つばかり 敷かれたままになっていました 実は数年前に来た時は 修行僧が数人居たのですが 今では一人も 修行僧がいないとのことでした でも 坐禅会だけは続いていました ○ 三 本山の塔頭寺院等が主催するものは 実にいろんな種類が あるようです 考えると不思議ですが ほとんどの本山では 一般向けの坐禅会が あるのですが 本山の直ぐ近くに位置する 塔頭寺院でも 坐禅会を しているところがあります 本山では坐禅会のない 大徳寺でもその塔頭寺院では 坐禅会が 実施開催されています 多くは それも一つでなく 複数の塔頭寺院で開催されています ただこれも 本山と同様に地域は限定されていますね ○ 四 末寺寺院等が主催するもの 当然ながら最もこれが多数派でしょう これが寺院数も一番多く 参加者も一番多いでしょう それこそ いろいろな特徴のある 坐禅会があります この種の坐禅会は 基本的に大きく その寺院の住職の考えによって 運営されていますから 本当にいろんなものがあります 参加者はそんなに多くなく こじんまりとして纏まっていて 坐禅会 としてはかえって 良いのかもしれません ☆ 次に 臨済宗の坐禅会の 特徴を分類する 基本的な分類 1 日数 ほとんどが日帰りですが 一泊型は時折あります 私の個人的な印象では 一泊型よりも 早朝から夜までの丸一日型 の坐禅会の方が かなりハードであると思いますから 注意ください まあ 多くは午前中が一番多く その他も 概ね二時間から三時間程度 の数時間の日程の坐禅会が多い 2 合計坐禅時間 短いのでは 十五分程のものから 数時間まで この合計坐禅時間だけで 厳しさは判断出来ませんからご注意 3 一しゅ ((注意:火辺に主と書いて「しゅ」と読むが webでは表示できない それでPDFにしようかと思ったが あくまで webページで続行 「一しゅ」とは 線香が燃え尽きる時間であるが 実際は一度に 坐る坐禅時間をいう)) 実は合計坐禅時間よりも この「一しゅ」の時間の長さで 大変さが 大きく違う 僧堂では三十五〜四十分程度の長さであるが 坐禅会では 概ね三十分以下の場合が多い 更にもっと問題なのは 「一しゅ」の後の休憩 即ち抽解であるが 僧堂では 僅か一分二分程度の時も多く これで脚の負担が 我ら凡夫にとっては 結構大変なものとなってしまう 4 参加人員 多い場合は 二百人 少ない場合は 一人と いろいろな場合がある 当然本山の坐禅会は概ね多い いろんな他の条件があって 軽々しくは言えないのですが 個人的な意見を 申せば 参加人員は 十人から十五人程度の坐禅会が 本当は一番良い んではと思っています 5 参加費用はいくら 無料のところから お茶と茶菓子が付いたり 食事が付いて 数千円という のまで 本当いろいろです どうしてなのか 坐禅会は結構 小さな寺院も 含めて無料で開催されているものが 結構あります ただ 無料が良いかというと 必ずしもいえないと思っています 僅か三百円 でも会費として取れば ある意味不要な参加者は 入り口で制限が出来る でしょうから 6 老師或いは住職の提唱又法話 本山等の場合は ほとんど老師の提唱もしくは法話がある 個人寺院の場合は 住職が時折法話されるところもあるが 茶話会だけで 軽いお話というところが多いように思う 7 経行 私からすれば これが一番厄介です 予定表がない限り ほとんど 予測不能ですから いつも思うのですが 長い間座っていて そろそろ経行 が欲しいなと 思っている時は 滅多に経行はされず 何か今までの短い 経験から考えると 僅か三十分程坐っただけで 即経行といった 坐禅会が なんとなく 意外と多い印象を持っています 言えば 経行を無理に スケジュールに組み込んでいる印象ですかね 私の考えでは 坐禅時間が二時間以内のところは 経行は必要ないと 思っています 8 巡警と警策 基本的に警策はあるところが多いですが 全くないところも相当ある印象 どちらも一長一短です まぁ長く坐っている場合は 確かに警策は有難い ですね ただ四十分程度しか 坐っていない場合はどうなんでしょうか 特に多人数の参加の場合ですと あの警策の バシッバシッという音が 絶え間なく 聞こえ続けることがあったりして 本当は 坐禅そのものの 邪魔になる方が強いように思います 9 お経 大体 般若心経と 白隠禅師坐禅和讃が圧倒的に多い印象です では以上の知識を前もって頭に入れて 自分の行く 坐禅会を決めましょう 坐禅会の選び方 その2に続く 以下は 蛇足です 私の 無駄なつぶやき それと 京都市内ですが 実際には非公表 若しくはあまり熱心に公表 されていない坐禅会をいれますと 軽く公表されている倍にはなります 更に 団体のみ受け入れている寺院を入れれば もっと多くなります ただ 京都市内の場合 曹洞宗の寺院での坐禅会は 少ないです 実は これが結構困るんですよね 笑 京都市近郊で誕生され 京都市内の高辻通り東中筋で示寂された 道元禅師なのに 京都市内での曹洞宗坐禅会は 結構限られています 私も実は 坐禅会参加の当初は 曹洞宗寺院も結構参加したのです やはり 単純に道元に憧れますからね その頃は 栄西は知っていましたが 正直なとこその頃は 白隠禅師も あまり良く知りませんでしたから ただ 誕生寺も元々のあった場所からは相当離れており 最初に 庵を構えた 興聖寺も当初の場所とは 全く大きく違う場所 宇治にある まぁ考えれば あの太祖瑩山禅師が建立された 北陸の大本山である 『 総持寺 』が 明治の時に火災で焼失したため 吃驚仰天 大都会の 横浜に移転したことを考えれば 京都の中だけの 移動など微々たること なのかもしれませんがね 臨済宗で例えれば 建仁寺や東福寺が焼失して 東京に再建されるような 出来事ですから 正直なところ 京都市内で参加できる 曹洞宗の坐禅会の寺院がかなり 限られている こんな単純な理由から いつのまにか臨済宗に傾きました |