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☆18 想い出の坐禅会 その1
元尼衆専門僧堂 圓光寺 坐禅会 それでは 私にとって 思い出に残る 坐禅会を少しだけ紹介して 坐禅会の選び方の参考にしてください 全くならないかもしれませんが その節はご容赦ください ただし 現在参加している坐禅会は 褒めるのも貶すのも いろいろと難しい ので 以前参加していた坐禅会に 絞っております およそ二十年程は前のお話でありますから そのつもりでお読みください では なぜ行かなくなったかと言われれば 自分の仕事時間との兼ね合い と 坐禅会の開始時間 その寺までの移動時間といった 坐禅会の本質とは 関係のない諸般の事情で 参加しなくなった いや出来なくなった次第です 下の案内が 瑞巌山圓光寺の案内板です
☆ 一乗寺 『 圓光寺 』 ご存知の方も多いでしょうが 圓光寺は昔 尼僧を育てる 臨済宗の 専門道場でありました 少し詳しく書きますと 圓光尼衆僧堂は 南嶺尼老師により 明治42年に 尼老師により指導される 尼衆僧堂として開単されたもので 1988年即ち 昭和61年に 当時の深貝義忠尼老師の遷化で法が絶え 昭和63年正式 に閉単され それ以後は普通寺院となっています 臨済宗ではこの圓光寺の閉単のあと 長く尼衆僧堂がありませんでした 平成14年四月に 臨済宗と黄檗宗で一緒に 岐阜の天衣寺内に臨済宗 黄檗宗尼衆専門道場として 僧堂がようやく 開単しました そしてそこの僧堂師家は瑞龍僧堂の清田浦雲老師が兼任されています さて圓光寺ですが とっても風光明媚な臨済宗南禅寺派のお寺です 振り返ると 私はそのその昔数年間に亘り 時折参加させて頂きましたが 今思い返しても 大変思い出に残った 坐禅会でした 昔は 今の様な秋のライトアップ等はなく どちらか言うと 観光客があまり 訪れない 大変静かな禅寺でした この圓光寺のすぐ近くには 曹洞宗の石山丈山が建立した 有名な詩仙堂 があり いつも多くの観光客で詩仙堂の方は 大変賑わっていて(昔と比べ ると 最近は少なくなったが・・・)対称的な感じさえありました 蛇足ですが 詩仙堂でも当時 坐禅会を確かしておりましたが そちらには 私は一度も参加しておりません
瑞巌寺 圓光寺 ここの圓光寺は 京都洛北でかなり北東部の外れに 位置しています そんなことで 最寄駅(京福電車の一乗寺駅)から行くとしても あるいは 市バスで行くとしても 始発に乗っても 坐禅会の開始時間には 残念で すが間に合いません 笑 私は主として バイクで行きましたが 初夏で夜明けが早い時は 自転車で 何度か行きました 今では時代遅れで ほとんど居なくなった 暴走族が 当時はまだまだ健在 でして 早朝によく出くわしました それでも 私が行く日には 十名程は 禅堂には いつも参集されていました そして 当時のお話ですが 住職がおられなくても 坐禅会は開催されて いました 私は基本的には 単頭単側の末席を狙って 早めに行った記憶が 残っています 当時は参加費は確かなく 寸志を禅堂の聖僧様の近くにあった 賽銭箱の 様なものに 確か投入していたと 思います 確か当時の スケジュールは次の様な 按配でした 毎週日曜日 5:45 禅堂の御門が開門 5:50 静坐 6:00 坐禅 7:00 粥坐 7:30 茶話会 8:00 終了 8:00 有志は作務をする 9:00 解散 ☆素晴らしいと感じた理由の列挙 ○一 尼衆専門道場の響きが残っていた 当時はまだ 尼僧堂が閉単になって 遠い期間が経っていないこともあって やはり 禅堂で坐っているという気持ちが持てたことが素晴らしかったです これが何よりですかね 正直なところこれが一番でした ○二 参加者が固定的で少人数で 観光客の参加がなく とても良かった そして 参加者は常連の方が数名 外人の方 私の様に時々の参加の人 記憶しているのは 滅多に観光客の方の参加はなかったです そう参加者の構成も 本当に坐禅がし易い環境といえました これが二番 ○三 古参の居士の方が運営を手伝われており 運営がしっかりしていた 更に 住職が不在の時は 古参の居士の参加者が警策を持って 巡警され この方の警策の入れ方は 居士とは思えぬほど 上手かった記憶がある 一方の 住職の警策は優しかった まるで住職の心と一緒でした どちらにしても 古参の居士の存在で 小さな坐禅会でしたが 住職が不在 で中止ということが ほとんどなかったことが 三番目です ○四 それなりに本格的な作法で 粥坐があり そして家庭的であった 四番目の 良かったことは 朝の食事 粥坐ですね 『しんじんぱしんびるしゃのふ』 『えんもんほうしんるしゃのふ』 『・・・・・・・・・・・・・』 これで始まる粥坐 当時としては 結構本格的で 良かったです 今では 結構あるんですが 当時は一般の居士が参加出来て 本格的に しているのは 妙心寺の大衆禅堂の坐禅会程度だったのでは ただ私が当時 あまりそういった情報を知らなかっただけかもしれませんが そして 後の食器は 普通の食器でしたから 参加者全員で水洗いをいつも しました 結構楽しかったですね その後 住職を囲んでの 茶話会でしたね 法話ではなかったです 本当に 圓光寺の坐禅会は 家庭的な雰囲気が 充満していて 私にとって 忘れられない坐禅会の一つでした ○五 坐禅会のあとの 密かな私の楽しみ ご存知の方も おられるでしょうが この圓光寺には開基の 徳川家康を 祀った東照宮が山手にあったので いつも簡単な作務のあと その山手に 登って 家康様のところまで 散策して その後再び 圓光寺の素晴らしい 庭園で 暫く鯉と戯れるのが楽しみでした ただ問題なのは 朝六時開始という一点です 近所でない方は 車やバイクで行くか タクシーで行くしか手段がありません 電動でない 自転車の場合は 最後の上りは結構キツイですから注意下さい 圓光寺は 現在も坐禅会が あります HPを見る限りでは 当時よりもずっと 参加者が多いようです 因みに HPによると 現在の坐禅会は次の通りです 昔と違って 予約が要るようです 時間は一緒ですね ○「日曜早朝坐禅会」 開催日:日曜日(前日までの要予約) 時間 :午前6時〜午前8時 (初心者の方は15分前にお越し下さい) 内容 :暁天坐禅、作務、法話 住所 京都市左京区一乗寺小谷町13 詳しくは 圓光寺のHPをご覧ください 因みに 私が参加していたのは 相当昔のお話です 為念 確か当時の和尚は既に 遷化されましたが 新しいご住職に よって 継続されているようです 詳しく知りたい方は 下の圓光寺のホームページをご覧ください 圓光寺のHPへ 思い出の坐禅会 つづく |