36 大衆禅堂大攝心 その一


第17回大衆禅堂大攝心

開催期間  平成28年6月4日〜5日
開催場所  妙心寺本坊大方丈 微妙殿 及び 法堂

ご存知の方も多いでしょうが 妙心寺の坐禅会 大衆禅堂の坐禅会
毎週の土日 一泊坐禅会として長く実施されている
大衆禅堂と法堂を使用して本格的な坐禅会として 良く知られている
その坐禅会が 毎年一度だけ六月に実施する大きな坐禅会が今年
で17回目を迎える 大衆禅堂大攝心である

実は私は初めて参加したのである 勿論昔から知ってはいたがこの
大衆禅堂大摂心に参加したことはなかった
と言うよりは ほぼ毎週末開催されている一泊の大衆禅堂坐禅会に
参加したことは 今まで一度もなかったのである 笑
そろそろ 私も歳老いて来た関係から 今の時期に参加しないと生涯
参加しないだろうと 考えて臨済禅師千百五十年遠諱の今年 参加
することとした

因みに大衆禅堂で坐禅は 花園禅塾の禅塾デー等で何度かしている
また法堂でも毎年坐禅はしているのである 考えると大衆禅堂大攝心
に初めての参加とは 何となく 自分で考えても不思議に思えてしまう
ただ別に他意はない 常日頃思っていたが 妙心寺の大衆禅堂の坐禅
会は 京都市内の方と言うよりは 他府県の方が参加された方がより
良いのではないかと 個人的に思っていたからに過ぎない
京都には臨済宗の本山が萬福寺を加えれば 八本山あり 坐禅を続け
てられる方にとっては 有難い事に大変間口が広いと言える
それだから 宿泊付の坐禅会は 成るべく遠方他府県の方へ譲ろうと
言う何となくの考えがあるかもしれない
まぁ初めての参加であり 来年は参加するかどうか不確かなため今回
禅のあれこれコーナーに坐禅会の紹介として記述することとした


下の案内が 教化センターからの参加者への案内書です

案内書の地図の中で 今回主として使用されたところは大方丈と微妙殿
と法堂の三つです  大衆禅堂は 年一度の大衆禅堂大攝心の場合は
参加者の人数が多いので 使用されないようです





そして当日の朝を迎え 初めての参加なので 受付の一時に間に合う様
妙心寺に行き受付を済まして 微笑殿へ
そして午後二時半の説明会までに一人又一人と 参加者がやって来ら
れほぼ七十人から八十人であろうか 参集された
正直少し少ないと思った 過去の大衆禅堂大攝心の参加者数を見てい
ると 百人は参加されていると聞いていたからである
ただ 昨年の臨済禅師千百五十年遠諱の報恩坐禅会が 全国各地の
僧堂や本山で相当数開催され 坐禅参加者も肉体疲労が蓄積された
結果なのかもしれないとも思った

さて当日参加者に渡された 今回の日程表は次の通りであった





大方丈での説明会は淡々として簡単に終わり 大方丈での隋座となった
ただ坐禅会に初めての人だけを別部屋に移動しての坐禅の指導があった
後で考えてみたが 折角の機会だから私も参加した方が良かったと思った

三時になって開会式
霊雲院の則竹秀南老大師が入場されて 般若心経と白隠禅師坐禅和讃
老師は三拝された後 開会の垂訓を述べられた
ただ垂訓と言っても 我々は頭を畳に付けないで 聞くという感じてあった
その後に茶礼 受付で頂いた布巾と湯飲を使用して 総茶礼
そして 直ぐに記念撮影
結構な人数であるから この種の記念写真は結構大変である そのためか
かなりの時間を要した

その記念写真が下の通り 顔がはっきりししない程度のものを貼り付けた

     

          中央に坐してられる方が 則竹秀南老大師

      この人数でも例年と比較すると大変少ないらしい
      私は始めてなので結構多いと思っていましたが
      臨済禅師遠諱の平成27年の報恩坐禅会では結構人数が
      ばらばらで 多い時は七十人程度あったが 少ない場合は
      十人程度のものもあった

そして次は 薬石の時間であった
五時になって 薬石のため 大方丈から微妙殿に移動
これは 指導僧に従って 一列になって移動した
しかしである 私にとっては事件が・・・
たいしたことではないんだが 私の前を歩いていた人が部屋に入場する
手前で突然入場せず 自身が荷物を置かれて居る所に行かれた
もともと その方は大方丈では 私の隣に座ってられた方であるが それ
以後 その方の姿を見かける事はなかった  多分帰られたのであろう
話によれば 参加者のうち二人の方が途中で 帰られたとか
まぁ 身体の具合が悪くなったとか あるいは仕事などの急用が出来た
とか 誰だって色々なケースがあるだろうから

さて薬石の開始であるが
驚いたことに 薬石であるにも拘らず 一部は作法に則って食事をする
ことに・・・
そう言えば 頂いた経本には 食事五観之偈しか載っていない
それと既に おかずはもう食卓に並んでいた
そしてご飯の給仕が開始 これは二人での給仕でする 本格的なもの
合掌して お椀を渡して 適量を盛られた時に 手を擦りあわせて その
お椀を返してもらう
そして 全員に次ぎ終わったら 食事五観之偈の唱和
ただ サバは何故か採らない まぁ薬石だから当然ですがね
そして一通り食事が終わって 正月より炭水化物制限食を試みている
私の場合は一礼して お替りをせずして 終了し 結構長い間全員が終る
まで 自分の箸をずっと持っていることとなった
後はお茶を入れてもらって 出された食器を洗い最後には 感謝の言葉
これは 居士の坐禅会で食事がある場合は結構多い気がする
「願わくば この功徳をもって 一切普くを照らして ・・・」
それにて 終了

                              その二に続く






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