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☆42 暁天講座 京都学講座 無料勉強法
初めて 京都学講座に参加して 数年前までは 夏になると 暁天講座には必ず十回以上参加していた多い 時は二日に一度のペースで参加していた ご存知の方も多いでしょうが 京都で開催されている夏の暁天講座の多くは 無料の場合が多いのです 開催場所はざっとあげても 霊山観音 知恩寺 建仁寺 仏光寺本廟 大谷 大学 岡崎別院 知恩院 天竜寺 智積院 永観堂 清水寺 東福寺 等等 宗派は関係なく 浄土宗系 浄土真宗系 禅宗系 真言宗系 その他 広範 囲に渡っている 上にあげたお寺は 参加は確か無料である 仏教の勉学という観点からなら 基本的には 一押しは浄土真宗系が一番 有名講師は呼ばないが 宗祖親鸞聖人のお話がメインだが 圧倒的に仏教 中心の幅広いお話となっている ただ 有名人のお話を聴きたい方は 知恩院と清水寺がお勧めでしょう ここ数年の変化として 私の穿った見方なのかもしれないが 参加者は常に 多いのだが 来られる参加者を見てみると 朝粥だけを食べに来る人と思わ れる人達がいたりして 正直驚かされてしまうことがある 禅のあれこれ「坐禅会で思う最近」でも指摘したのでありますが 無料が原因 かどうかは不確かで 何が原因なのか解りませんが どうも参加者の 質の 相当な低下を招いているのではと 危惧しています まぁそんなこともあって 暁天講座の参加は最小限にしたので 今年初めて 花園大学主催の 『 京都学講座 』 に参加することが出来た 以前から あるのは知っていたが 一つには暁天講座のある日であり無理が あった もう一つは毎年が必ずしも仏教中心テーマではなく 各学科持回り となっていたからである そして今年は丁度 仏教学科の当番となっていたの で 参加することとした 毎年八月の初旬 三日間開催されている 実際に参加したのは 一日目と三日目だけ仕事の都合で中日は遠慮した 参加すると 完全な半日仕事になってしまい やはり働き盛りの年代の参加は 平日のため 相当厳しいのかと思ってしまいます そして今年の京都学講座のテーマは 僧侶の食事であった 京都学講座の内容は次の通りであった 『 三国伝来 仏の教えを味わう インド、中国、日本の仏教と「食」 』 開催日時 2016年8月1日(月)〜3日(水) 会場 花園大学 無聖館5階ホール(入場無料・事前申込不要) 内容 8月1日(月) 13:30〜15:00 「ブッダの食生活」 花園大学教授 佐々木 閑 15:20〜16:50 「一日不作、一日不食 〜インドの戒律から中国禅宗の清規へ〜」 花園大学国際禅学研究所専任講師 柳 幹康 8月2日(火) 13:30〜15:00 「韓国の精進料理」 韓国料理研究家・花園大学非常勤講師 沈 明姫 15:20〜16:50 「中国仏教の精進料理と食事作法」 花園大学教授 吉田 叡禮 清華山徳源禅寺尼僧 釋 傳誠 8月3日(水) 13:30〜15:00 「何時(いつ)やるか、今でしょ!!〜老典座の一槌〜」 花園大学教授 中尾良信 15:20〜16:50 「禅の修行と食〜そのこころと作法〜」 徳寿院住職・花園大学非常勤講師 山崎 紹耕 私は一日目の佐々木先生と 柳先生 三日目の中尾先生と 山崎先生のお話を聴講することとした そして 司会者は花園大学教授で 老師の安永祖堂先生であった その中で 初めて話を聞くのは 山崎先生だけであった それぞれ 特徴のある お話であるがここは 私も初めて拝見出来た 山崎先生の講座を少しばかり紹介する 結構長い間 禅宗の授業講座勉強会研究会等に 参加してきたつもりである が 僧堂生活での 斎座の実演を舞台で見たのは 初めての経験であって ちょっとばかり 吃驚した 部屋は 五百人収容のホールで 一応舞台もついている 図書館のある 建物の最上階のところであった 開始の十分程前から 修行僧三人が飯台を舞台に準備し 更には 飯器 汁器 菜器 生飯器 折水器を 用意されていた いやぁ 見るからに 舞台の上で お芝居として 僧堂生活の大廊下での 斎坐を本当に実演するように思うしかなかった 正直なところ こんな実演を拝見するのは 初めてであって これからも ないのでは と思ってしまう 講座の開始とともに 簡単な説明のあと 僧堂生活の昼食の食事作法の 実演が 舞台で開始された 般若心経で始まり 十仏名・・・・ 数年前 ある座禅会で 修行僧の直日が 般若心経の後 十仏名を唱え始めた 座禅会の場合 実際は長い偈文を全て唱える事は少なく 相当部分省略している ことが圧倒的に多いと思う 直ぐに気が付いて 五感の偈を唱えだして 事なきをえたのだが・・・ それほどまで 修行僧は無意識のまま 唱える様になっているのに感心した事が ある そして 食事作法を説明しながら 講義が進んでいき 結構楽しいものであった ご飯や汁の給仕での 「もっと 欲しいです」 あるいは 「もうそれで十分です」 等を表現する 手による合図の仕方の説明など 結構面白い講座と思えた 禅宗の食事作法は 結構複雑でややこしい 同じ禅宗でも 曹洞宗 臨済宗と 黄檗宗とそれぞれ違う 中でも 曹洞宗の食事作法は特別難しい印象を持っていて 未だに全く自信がない 考えると 不思議なもので 作法も違うのもそうだが 私は食べる場所が違うのが 最初は一番不思議に思っていた 曹洞宗は 基本は禅堂内でそれぞれの単で食べる しかし臨済宗では なぜか 禅堂では食べないで 大体は大廊下で食べている また 黄檗宗は 食堂(じきどう)で食べている 考えると 歴史的には 現在の曹洞宗の様に 禅堂内で食べていたと 私も考えて いる 実は食事作法に関して 曹洞宗と臨済宗の違いを 論述しようと一度思ったが どうも 臨済宗でも僧堂の違いで微妙な違いがあったりして 未だによく解らない ところがあり 『禅のあれこれ』 として書き上げられていない さて 来年は参加するかどうかは 暁天講座との兼合い次第となるでしょう |