NO87 専門道場の予定表

            雨安居入制大攝心

我々の様な 一般の人は専門道場で坐る機会は 通常制限されますから 今回は一年に何度か開催

される接心に関しての説明です。 私の知っている限りでは 僧堂によってばらばらなのですが 一年で

少ないところで四回 多いところで八回の大接心が開催されています。

但し 回数が多いところが 大変で厳しくて 少ないところが 楽なのかと言うと あまりその相関関係は

無いようです。 制間中の縛りの方が どちらか言うと現在の青年達には 厳しさに直結している様に

思えます。

更には、他の接心はそれ程でもないが、臘八大摂心だけが飛びぬけて 激しい厳しい僧堂もありますから

一概には判断できないのが 本当のところでしょうか。

さて 大接心の中で 新到 (新しく僧堂に入門してきた修行僧のこと) が沢山参加するのが 雨安居入制

であり 新しい修行僧を迎え入れての最初の大接心であるため 一番道場内の雰囲気が清々しく感じる。

下に書かれているのが そのスケジュールで 某専門道場の『 雨安居入制大攝心 』の予定表である。

僧堂によって 開催期間やスケジュールの内容は多少違ってくるが、大まかなところは大体同じである。

最近の様に修行僧が少ない僧堂が増えると 常住に人数がある程度は割かれるから こうした伝統が

守っていけるのかすら 正直不安に思えてしかたない。

堂内の修行僧は本当に 少なくなってしまう僧堂が 多く見られるのは誠に寂しい限りである。




○ 時 刻    予   定   具体的な することの内容  
3:30 暁鐘 (ぎょうしょう) 明け方を知らせる鐘
開静 (かいじょう) 起床
朝課 (ちょうか) 朝のお勤め・読経
粥坐 (しゅくざ) 朝食のこと 粥・タクアン梅干
開板 (かいはん) 禅堂で木板を打ち時を告げる
5:10 暁天 (ぎょうてん) 坐禅
5:45 朝参 (ちょうさん) 参禅・禅問答 坐禅中
8:00 提唱 (ていしょう) 老師による講座 臨済録等 ない時は作務
10:00 日中諷経 (にっちゅうふきん) 声を出して経文を読誦する
佛餉 (ぶっしょう) 仏前に米飯を供えるお勤め
齋座 (さいざ) 昼食のこと 麦飯・一汁一菜
11:50 作務 (さむ) 務めを作すの意で労働の事 〜 12:40
12:50 晝間 (ひるま) 坐禅
14:00 晝参 (ひるさん) 参禅・禅問答 坐禅中
八ツ菓 (やつが) お茶・お菓子
16:30 晩課 (ばんか) 夕方のお勤め・読経
薬石 (やくせき) 夕食の意 昔は昼過ぎての食事はご法度であった
17:10 坐禅 (ざぜん) 静座その後坐禅
17:15 昏宵 (こんしょう) 夕方を知らせる鐘
19:00 開板 (かいはん) 禅堂で木板を打ち時を告げる
晩参 (ばんさん) 参禅・禅問答 147日目は独参ではなくて総参
20:00 四ツ菓 (よつが) お茶・お菓子
21:00 開枕 (かいちん) 消灯 解定とも言う
夜坐 (やざ) 消灯後樹下石上等で坐禅、その後古参僧順に就寝


さて どうでしたか。 皆さんも参加出来る気力が湧いてきたでしょうか。因みに私は残念ながら

全く無理です。そもそも そんなに朝早く起床することが まずは無理です

更には 夜坐も無理です。 昔は寝るのは遅かったのですが 歳と共に早く寝る様になりまして

今では 九時過ぎには就寝です。 そんな理由から 私は参加は全く不可能です。ハイ (´;ω;`)





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