ISCV交換

エアコンのコンプレッサーがONになった時、エンジン回転数が2000回転くらいまで噴け上がってしまい、購入当初からこの症状に悩まされていました。

コンピュータを交換しても、その症状は解消されず、いろいろ調べていくうちにISCVの故障が考えられるという事がわかりました。

ただ、ISCVは新品で購入すると5万円以上もする高価な部品らしいのです。交換して治るという確証も得られないので、中古部品を探していたところ、幸運にもオークションで出品されていたものを格安で落札する事ができました。(出品者様に感謝!)

ただ、この部品の脱着はとても面倒で大変な作業でした。。。

1

これが購入した中古のISCVです。

品番は「22270-46070、138300-1090」

僕のに付いていたのは「22270-46030、138300-1090」なのですが、出品物もJZA70に付いていた、との事なので、形状も同じだし問題なく付くものと勝手に判断しました(笑)品番も後期っぽいし(笑)

2

ご覧のところに付いています。

作業前、エンジンは冷えた状態である事が必要条件です。そうでないと、熱い冷却水が配管から溢れる(飛び出す?)可能性があり、危険です。

ISCV本体はボルト2本で留まっていまして、ボルトと配線接続のカプラーは簡単に外せましたが、、、

3

吸気側からのエアーを通している配管をつないでいるゴムホース(直径2cmくらい)が短く、曲がらないので取り外しが簡単にはできませんでした。一度断念した事がありましたが、今回はホースを留めているクランパーをペンチでずらし、強引にISCVをペンチをテコの原理でサージタンク側を支点にしてジワリジワリ、抜いていきました。かなり力のいる作業で、しかも無理な姿勢で行ないました。

さらには下に冷却水の通っているパイプ2本があります。これも短くて狭い場所にあるので大変です(汗)

4

やっと外せたISCV。

左がもとから装着されていたもので、「22270-46030、138300-1090」

右が中古品で購入したISCVです。「22270-46070、138300-1090」

まったく同じものですよね。。。

5

ちょっとだけ冷却水が細いホースから溢れてきました。(量的には微量で、問題ないと思います。)

外すのが大変なら、装着もまた大変。。。細いホースを繋いでクランパーで固定し、次には吸気部分のホースを繋ぐ作業。これを先にやるとボルトのハブにISCVがはまらないので、ISCVをハブに通してから無理やりペンチでホースを繋ぎました。これまた随分時間がかかりました(汗)

6

なんとかやっと装着できました。吸気側のホースが根元まで来ませんでしたが、これが自分の作業の限界。まぁ、外れる事はないと思います。

作業時間は約2時間くらいかかってしまいました。

効果の程は、、、

エアコンのコンプレッサーがONになった時でも1200回転くらいのところで落ち着いています。この後、オイル交換しにカー用品店まで行って来ましたが、今のところアイドリングは落ち着いています。この状態が継続してくれれば、アイドリング不安定の問題は解消できた事になります。長期に渡り悩んでいた部分なので、苦労して作業した甲斐があったと思います。

【戻る】