2003/8/12-16 奥利根本谷(群馬県)
グレード5級の沢、奥利根本谷へ。奥利根マリンサービスの親父曰く65オーバーの岩魚をかけて竿を折られたことがあるとか・・・
八木沢ダムというバックウォータを有し、且つ遡行困難な渓は数少ない日本の秘境!?
この谷は八木沢ダムの上流にあり、ダムサイトから直線距離で8km!とても歩いて行く気にはならないので奥利根マリンサービスさんに渡船をお願いする。
片道約20分(\10,000)。6:00にダムへのゲートが開きダムへ到着すると前日から泊まっていた奥利根マリンサービスの高柳さんが既に待っていた。早速準備をし船で谷へ向かう。
みんなが持ってきたお酒を集めると焼酎x1.5升,日本酒x1升,ウイスキーx1.5本,ビールx30本!(ありえへん!)。計6人の大所帯なので2組に分かれて船で送ってもらう。
今年は雨が多い為か?満水状態、水長沢出会い100m手前ぐらいで船を下りる。水長沢出会いの川原にテントを張り今日はここに泊まる。


有志はそれぞれ長水沢と本流に分かれて釣りに出かける。私は長水沢へ。結果は散々たるものでした釣れるのはハヤとコッパアマゴのみ・・・せっかく釣れた岩魚はバラしてしまうし・・・。
料理に過熱気味のchef。材料を持ち込んでハンバーグ作り。なにもこんなところで作らなくても。でもおいしかった。


2日目は8:30からのんびり出発。約30分で雨量観測小屋を通過。しばらくは難所も無く快適な遡行を楽しむ。
天気も良いし、下界の暑さを逃れ約1年4ヶ月ぶりの沢はやっぱり楽しい!
さらにしばらく歩くと残雪が現れる。まるでケーキの様!まだまだ先は長いのにこんなところから雪なんて先が思いやられる。


出たー!(雪渓)。9:30雪渓に遭遇ス。廊下の向こうに見事なスノーブリッジが・・・廊下の右岸にはロープが架けてあったので右岸を攀じ登る。
右の写真は雪渓を前に笑顔のQ山氏。

10:10 2個目の雪渓に遭遇ス。左岸側は完全に融解し片持ち状態(おー怖)。しかし雪渓の間の青空がなんともいい。

このあとだんだんと渓は険しさを増して行きます。10:40井戸沢出会い着。休憩がてら数箇所つりをするもハヤと子岩魚のみ。釣れないな・・・。

11:54巻き淵に到着!左の写真は左岸に取り付くY氏しかし結局左岸を巻くことに。右の写真は45cmオーバーの岩魚を手に満面笑み?のN氏

巻き淵の上流の枝沢にも立派なスノーブリッジが!こんなの見たくねー!でもキレイでした。雪渓から上流は川原を挟んで再びゴルジュ地帯へ!
今日のテン場の越後沢まであと少し。

この程度なら楽勝。水線通しでひたすら遡行

左岸に枝沢の流れ込みをみつつ上流へいくと14:26越後沢出会いへ到着。出会いの上には2段の素晴らしいテン場があり今日はここに幕営。
テン場の写真は無しです・・・。

荷物を置き早々と釣行へ。しかし左岸の滝を見ながら曲がると、早速雪渓に出会う・・・雪渓こえー!


とりあえず上を越えようと思いよじ登るが上流はゴルジュ地帯でした。上から越えるのは大変そうなので観念して雪渓をくぐることに
入り口から中を覗くと・・・急いで通過し、とりあえず出口で記念撮影。


今晩の料理はChef特製岩魚の造り!甘くてうまかった。そのあとは焚き火を囲んで豊富にある酒を・・・


三日目は釣行日!昨日偵察した雪渓をぬけて・・・しかし早朝の霞のかっかった雪渓は一段と怖い。雪渓の後はゴルジュ地帯で
右岸に取り付くN氏

100mも行かない内に天狗沢の出会いに着く、ここからさらにゴルジュ帯が延々と続く中を釣り上がる。そして観光名所!?利根川ヒトマタギで写真撮影!

さらにゴルジュのなかを進む。雨の中の渓は暗く冷たい。その途中でやっと岩魚を釣り上げた。何はともあれ尺上(32cm)をゲット!。(美しい魚体でした。)

四日目は午前中はヒトマタギをまだ見ていない人はヒトマタギへ私は昼間で惰眠を貪る。午後から天気の回復とともに下山、初日のテン場長水沢出会いを目指す。
帰りはみんな流されモード全開!ザックを浮き替わりに流されながら下山。

もちろん帰りも雪渓をクリアしないといけません・・・1つは流されながら。もう一つは浅いので走って抜けました。
しかし足スカスカの雪渓は何時崩れてもおかしくないよな・・・・


雪渓下の廊下は天然のWater Slider!?みんな勇気あるなぁー。無事みんな滑り降りました。
難所もここまで!16:30長水沢出会いのテン場に到着しひたすら残った食料を食い尽くし、酒を飲み尽くし(気が付けば酒はちょっと足りなかったかな・・・)
冷夏のために残った雪渓と、秋雨前線の雨によりあまり上流まで行けず、釣果も少なかったが、無事に帰れてなによりなにより。
written 2003/Aug/18
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