悪魔くんとおいら




おいら:「まったくけだるい毎日、ぱっーと遊びてえなぁ」


悪魔くん:「ええんちゃうか、遊べ遊べ、気に病むことはないで」


おいら:「でも、そんなにのんきなことも言うとられへんねんなぁ…」


悪魔くん:「でも、自分の体が一番、色々背負ってたら駄目になるのは当たり前や!」


おいら:「いや、お前の言うてることは全くもってその通りなんやけどな、でも…」


悪魔くん:「でも、何やねん?自分を大事にすること自己尊重!素敵やないか」


おいら:「そう言われると弱いな(^^;、自己尊重か…」


悪魔くん:「そうそう、良く寝て良く遊ぶ、仕事はそこそこでええんちゃうか?」


おいら:「でも、やらなあかん仕事は沢山あるんやぞ!皆に迷惑もかかるし」


悪魔くん:「違うて、健全な肉体が素敵な仕事を生むんやろ!」


おいら:「でもなぁ、皆は大事やし!!」


悪魔くん:「アホか!何よりもお前が大事や!!」


おいら:「そうやけど…」


悪魔くん:「ほんまにどうしようもないやっちゃで!

うだつが上がらんとはお前みたいなことをいうんや」


おいら:「確かにそれはその通りかもしれない…

自己よりも和のほうが大事な気がするのよ」


悪魔くん:「そりゃそうや、でも自己も大事や!

お前にしか出来へん事があるやろ?」


おいら:「そうなんだけど…」





ENDLESS





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