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○ ギルド < 時遊人 > について

 気がつくと、ディプスファンタジアの世界を訪れてから、かなりの月日が流れている。最初は、気軽な物見遊山だった。「通りすがりの冒険者」のつもりだった。
 それが、いつの間にやら時が経ち、廃人になることなく、細〜く長〜く、ディプスファンタジアでの生活を楽しんでいる。。。 そう、気がつかないうちに、ディプスファンタジアは生活とも言える位置を占めてしまっていた。
 このディプスファンタジアでは転生することができる。でも、よく考えてみると、”魂のあり方”はそのままに、異なる道を歩んでいる点で、現実世界と仮想世界の関係に似ているのではないだろうか。だから、ディプスファンタジア独自の制約受けるの中、わずかな時間でも訪れている気がする。魂を少しでも解き放つために。
 いつ、この時が終わるのか、、、今までディプスファンタジアで同じ時間を共有した仲間も、自らの意志でその時を見定めたのであろう。波止場からリトスの地を去る冒険者のごとく、また、ある日突然、迷宮から戻らなかった冒険者のごとく、その時に幕を下ろしていった。
 私自身、どうなっていくのかはまったくわからない。ただ、魂が求める限り、ディプスファンタジアでの時を慈しみ、その世界を遊ぶであろうことだけは知っている。
 ヤン不正規隊(イレギュラーズ)は、イゼルローン共和政府のゆりかごであった。私も、ある意味で転生すべく、いままで守ってくれた看板である不正規隊を解散し、新たに”時遊人”を名乗ることにした。

 その名のとおり、現実世界の束縛を抜けだし、自分の魂が求める時を自由に遊ぶ人でありたいと切に願う。また、同じリトスの空の下、旅するあなたもそうあらんことを・・・

ぎるますエイセイより

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