尾瀬に行ってきました。

戸倉口バス停に着いたのは13:00前。

チケットを買ってタクシーに乗る。駐車場料金は24時間1000円(1時間でも1000円)。

バスのチケットは片道1人900円。バスがない時間だとタクシーになって料金は同じ。

鳩待ち峠まで約30分かかる。途中で買ったお弁当を食べて遅めの昼食。

早速、山の鼻目指してひたすら下る。時間が遅かったので登って来る人のほうが圧倒的に多い。

ポッカさんにも出会う。降りはじめは石の道、そして急な木道が続く。木の階段が終わると緩やか

な木道に変わる。平坦な木道になっていくと川上川にかかる橋を渡り、山の鼻に到着。1時間のコ

ースを45分で降りてきた。終バスまであまり時間がないが、尾瀬が原方面を少し歩いて山の鼻ま

で戻ってくる。

鳩待ち峠発4:20の最終バスに間にあうように、登らなくてはならない。川上川と平行するように

延びている木道は4時近くになると登山者も減り、雨も降り出して薄暗い。カサカサと言う音が熊

の気配のように感じられて急いで登って来る。1時間20分のコースを40分で登って来る。鳩待ち

峠に着くと同時に小降りだった雨は本降りになる。

今回の宿は丸沼ペンション村の「ゆきだるま。部屋は洋室、和室、ロフト付きやバストイレ付き、2間

続きとか1室づつ違う。3人だけど、お盆過ぎの混んでない日だったので和室と洋室を2部屋もらい、

ゆったりと過ごせた。お父さんの作る料理はとても美味しいし、話し好きのお母さんとのおしゃべりは

楽しい。泊まるのは4回目でしっかりリピーター。詳しい情報は「リンク」のページからHPをチェックして。

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ひつじぐさ。

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尾瀬ヶ原に咲く高山植物

2日めは大清水からの尾瀬沼までのコース。

大清水に車を停めて(駐車場料金500円)さあ歩こうという時になって本降りの雨。5分ほど待って

いると小降りになったので合羽を着て、まずは「一の瀬」目指してスタート。砂利道のゆるい上り坂が

だらだらと続きます。

樹木が生い茂り、雨を遮ってくれる。あまり趣きはないが、歩くにはとても楽。道幅も広く歩きやすい。

「一の瀬」休憩所に到着した頃には雨も上がりました。

少し休憩して、「三平峠」へと向かいます。ここからは石段と木道の勾配が急な上り坂。道幅が急に狭

くなる。樹木帯なので展望がなく日の当たらないくらい道。十二曲がりとよばれるつづら折のかなりき

つい道。息が上がってしまうほどの長い上り坂が続く。其の行程の殆どは木で作った階段状の木道。

行程の3分の1くらい来た所に岩清水が湧いていて水分補給する。勾配がゆるくなったところで三平

峠に差し掛かる。

ここから尾瀬沼までは木道の下り坂。雨が上がった後のこの道はなんとも爽やか。木々の葉はしずく

をたたえ、苔は生き生きと輝いている。そろそろ湿地帯特有の高山植物も見え始める。そして樹木の

間から尾瀬沼が見える。この尾瀬沼まで下り道はとても楽しい。

尾瀬沼休憩所でおにぎりを食べてビジターセンター迄歩く。内部を見学して、沼を見に行く。風が吹

いて水紋ができ、其の先の草がさわさわと風に揺れ、思わず「きてよかったね」と声がでる。先に見え

る木道が気持ちよさそうで沼沿いの道を行く。反対側から見る沼もまた趣きがある。尾瀬沼越に見え

る燧ケ岳の景観もすばらしい。

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ビジターセンター前から見た尾瀬沼

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尾瀬沼周辺に咲くアザミ