今回、コメリの優待券が当たり新婚旅行以来の夫との旅行に行ってきました。

成田朝10時発のベトナム航空ハノイ行き直行便、集合が7時半と早かったので柏崎発は夜行便池袋行高速バスを選びました。

近畿日本ツーリストなので日本人添乗員が現地まで付いてくるし、空港からホテルまでも送迎付き。

パックツアーでは当たり前だけど、個人旅行が多い私たち夫婦には珍しく、楽に感じました。

現地につくと流暢な日本語を話す現地ガイド、ランちゃんが待っていてくれてハノイ市内のホテルに着いたのは、午後3時でした。

ホテルは湖畔にある三ツ星ホテル、ハノイホテル。

部屋はミニバーやバスタブ付き、朝食はビュッフェスタイルで、ツアーデスクもあり、ホテル内では英語も通じる、最高級でも超豪華ではないけれども不自由さはなく、快適でした。

観光名所が集まる旧市街まではタクシーで20分程度、日本円で500円の距離です。

明日からの計画を練るために、タクシーでツアー会社まで行きました。

地球の歩き方に載っているシンツアーが目的なのだけど、シンツアーって沢山ある〜〜。

翌々日のツアーの申し込みをして、旧市街を散策したり、夕食を食べたり、

生ものは食べないことに決めていたので、炒めたり揚げたりしたおかずをチョイス。

翌日はサービスでついていた半日観光に出発。

ホーチミン廟、一柱寺、文廟、玉山じ、を巡り、昼食会場はフランス風の建物で高級ベトナム料理。

途中で入った、日本語も日本円も通じるお土産やさんは旧市街で売られていた同じものが7倍の値段がついていて、かなり

怪しい。

ホーチミン廟は常に行列を作らなければ入れない人気のコース。長袖長ズボンで肌の露出を許されず、帽子やサングラス、カメラの撮影も許されない厳しさ。ごみごみした町とは正反対の整備された庭園と警備の厳しい室内。

大事にされているのがよくわかる。

すぐ隣の一柱寺への道すがらにはお土産の露天商も並ぶ。

バスで移動した文廟の中にはベトナム最古の大学がある。卒業式らしい民族衣装の女性や社会見学らしい小学生も大勢見学に来ていた。

玉山じは湖の上にある神社。日本の神社みたいに赤い太鼓橋を渡って行く。大きな亀の剥製もある。

同じツアーの他のお客さんとはこの観光で一緒だっただけで、オプショナルツアーには申し込まなかったし、ほとんど接点はなかったのだけど、高いにも関わらずお土産は買うわ、すべての工程をオプショナルツアーで埋めるわ、で日本人らしいな、と思った。

変に旅慣れている私たち二人、半日観光が終わって夜は水上人形劇ツアーを独自に慣行。

1日フリーなのはこの日だけだったので郊外の村を巡るツアーに出発。

シンツアーで申し込んで1人3000円。10人乗りのバンでお客は私たち2人で丸っきりのプライベートツアーでした。

英語ガイドはかなりなまっていたけど、現地では高学歴っぽいクオン君。運転手とガイドが1日べったりついてくれて

ランチ付で、地球の歩き方に載っていた工芸の村は殆ど全部回ってくれた。

最初に訪れたのは仏像を作る村。彫刻、塗師、と工房が分かれていて、村も古い街並みが残っていていい雰囲気。

1,000年以上の街並みが残る村、長い階段を登って行く古い寺、絹織物の村、帰国して放映されたベトナム紹介の番組でも

同じ場所が映っていて見所は網羅してくれていた。

郊外に行くと更に英語は通じなくて、バイク社会のベトナムはバス路線も充実していないのでツアーでないと無理なコースでした。

夕食前に旧市街に戻ったので、ホテルのツアーデスクで近くマッサージ店を教えてもらい、行ってみた。

最初、高級エステ店を紹介してくれようとしたのだけど、歩いて行けるところ、と粘っていくつかを聞いて行ってみました。

1時間以上で日本円で800円。足つぼマッサージだったけど顔や頭までやってくれるし、温めた石でのマッサージが売りらしい。

最終日も冒険。

バチャン焼きまで、路線バスを使って行ってみた。

行きは順調。タクシーだと片道2000円の距離だけど1人100円で行けた。旧市街のバスターミナルで乗り換えなくてはいけないけれど、それほど混んでもなかったし、ホテルのツアーデスクから脅されていたすりにも遭わずに到着。

数ある陶器店、道すがらの食べ物の露天商。

まずはざっくり一回りして、相場や店の雰囲気をチェック。

目的は茶道具になりそうなものだったけど、夫は食事用の茶碗や皿が欲しかったので、両方を品定め。

取り皿になりそうな細工をした丸い皿、盛りつけ皿用の白磁に藍の模様の大皿、夫のご飯用の茶碗。

香合用の小さな蓋付き容器、鶴首の花瓶を購入。

お腹が空いたので、サツマイモの蒸したものやヌードル、肉を揚げたものを食べたりして買い物終了。

一旦旧市街に戻り、漆器の店を探しました。ここでも茶道具になりそうなものを物色。

棗になりそうな蓋付き容器、菓子器、生活の器としてトンボの絵のついた赤い汁椀を購入。

ここからホテルに帰るまではバスを乗り間違えたりして時間がかかったけど何とか着いて、集合までの時間、この日もマッサージ

に。チップ付きで1000円。前日はチップなしだったのは時間なのかなあ。英語が全く通じないので交渉も手間取ったけど、店によって微妙にサービスが違って面白い。