my son と二人で オーストリア Wien に行ってきました。
成田スカイコートに前泊して、ホテルの送迎バスで7:50空港着。 チケット受け取り、荷物検査、チェックイン、出国審査、ターミナルへ。 バスに乗り、搭乗する。お盆過ぎてたけど、空港はかなり混雑していました。 出国審査は長蛇の列だし、飛行機も満室状態。10:30離陸。 ANAとの共同運航のオ−ストリア航空には日本人の乗務員も必ず乗っています。 ウィーンまでは12時間。途中、ドリンクとおつまみ、昼食、スナック(カップのチキンラーメン)、軽食が 出ます。この他にドリンクのサービスはひっきりなしにありました。 映画は3回上映。この内、「ウェディグデート」「イン・ザ・グッド・カンパニー」を観ました。 現地時刻15:45到着。時差は8時間。入国審査、両替、荷物受け取り。 フィリッツさんが迎えに来てくれていました。 13年ぶりの再会ですが、お変わりなく。 空港から市内は渋滞していて17:00頃ご自宅に着きました。 マリアンネさんが出迎えてくれます。 お手製のケーキでもてなしてくださり、翌日からの予定について相談しました。 フィリッツさんとは13年前、1ヶ月のヨーロッパ1人旅をした時にブリュッセルで知り合いました。 出張で日本に2回来たことがあり、娘のピアノ講師が日本人だったこともあり、親日派です。 それ以来ずっと、手紙やE−mailで連絡を取り合っていました。 私の誕生日を覚えていてくださり、毎年欠かさず、E−mailをくださいます。 |
2日目はシューブルン宮殿に行きました。マリアンネさんが宮殿のチケット売り場までついてきてく れました。 ご自宅から歩いて行ける距離です。途中、昼食と地下鉄の駅で8日間の交通パスを買います。 交通パスは市内の路面電車、列車、バス、地下鉄が乗り放題です。余った分はマリアンネさんが買い 取るからと言われ、1番お得な8日間にしました。15歳以下は夏の間、無料ということで、epiの分 だけで良かったからラッキーです。シューブルン宮殿は20室が見学できるチケットを購入。 日本語のガイドイヤホンが無料で借りれます。出口には売店があり、預けておいた荷物を受け取り 裏庭に出ます。早めに着いたので混雑を避けれましたが、出口に着いたときはチケット売り場に長い 列ができていました。 ここはかつての王家が夏の間過ごした宮殿で市内リンク内にも王宮があります。 とにかく、広大な宮殿です。動物園の入り口を探すのにも手間取りました。迷路も行くつもりだった けど、結局入り口がわかりませんでした。 動物園や庭園の手入れをしている方の中にはドイツ語だけの方が多くて、道を聞けなかったのです。 動物園には熱帯雨林の建屋、日本のカモシカ、パンダもいて広大な敷地には、カフェも3〜4箇所あ りました。帰りは宮殿から外に出方がわからず、すごく遠周りをして3:00に戻りました。 早めの夕食は日本から持って来たそうめんを茹でて薬味にはチャイブを使いました。 お二人にも食べていただきました。 5:00に4人で外出。 西駅でドナウクルーズのコンビチケットを購入。王宮やジョテファン寺院、高級食材店ユリウスマイン ルを観て、路面電車の車中から街を見学。自然史博物館、美術史博物館、国会議事堂、ウィーン大 学、マリアンネさんが勤めている市庁舎をフィリッツさんが説明してくれます。 フィリッツさんは私達のためにオペラのチケットをインターネットで購入してくれていました。 ウィーン国立歌劇場で「フィデリオ」を鑑賞。7:30開演。 全てドイツ語で意味はわかりませんでしたが、場面は変化に富み、音楽も素晴らしい。 観客のマナーはとてもよく、演者との一体感がある。女性はドレスの方が多く、みんなおしゃれしてい ました。 指揮者や歌手のKraftinge RllenとBo Skovhusは有名で人気のある方らしい。 途中、20分の休憩があり、10:30終演。 |
3日目は2人でバッハウ渓谷に出かけました。列車を乗り継ぎ、1時間でメルクに着きました。 駅から10分程歩いて、修道院に着きます。チケットはコンビチケットに含まれています。ゴシック式 の豪華な修道院です。美術館や図書室、大理石の広間、荘厳で光り輝く礼拝堂があります。 出口には売店。庭園内にはカフェもありました。 ガイドツアーはドイツ語のみでパンフもドイツ語、英語のみでした。売店には日本語の写真集もありま した。老人会っぽい団体客が多かったです。 街に下りてカフェで昼食をとりました。街から歩いて10分で船着場です。 遊覧船の船会社は何社かあり、乗船場所が違います。 メルクで乗り込み、デッキに座るとほぼ満杯。相席でした。隣に座ったオーストリア人のおばあちゃんは ドイツ語で話しかけてきます。・・・・・。 船の上は風を切るし、曇ってきたので寒かったです。途中、温まりに船内に入りました。 景色が見づらいのですぐまた上がりましたけど。シェーンビュール城、アックシュタイン城の中世のお城 やブドウ畑を見ることができます。 クレムスまで乗る人は4割くらいで、途中の Spitz と Durnstein で多くの人が降ります。 クレムスでは、駅まで時間がかかり、観光は余りできませんでした。 駅の売店で飲み物を買い、列車に乗りました。1時間でウィーンに着きます。 この日は、マリアンネさんがふだん草とチーズを巻き込んだパイを夕食に用意してくれました。 フィリッツさんの娘が スペイン人のboy friend を連れて遊びに来ていて、夕食を一緒にとりました。 13年前、8歳の小学生だったイザベルは大学でバイオテクノロジーを専攻しています。4か国語が話 せ、ピアノとオーボエが得意です。 |
列車、地下鉄を乗り継ぎ4人でフリーマーケットとナッシュマルクへ。 このすぐそばには、マジョリカハウス、セセッシオンがあります。 フリーマーケットは土曜日の朝、開催される骨董市でナッシュマルクは食料品市場です。 中国や日本、中近東の骨董もありましたが、大半はオーストリアらしい食器や、調度品が多かったで す。ナッシュマルクでは沢山のチーズやハム、パンが、お惣菜があって見ているだけでも楽しい。 テクノスクール、カールス教会、カールスプラッツ駅に歩いて行く途中で、公衆電話を見つけたので日 本にいるhusbandに電話をしました。 路面電車でフンダートバッサーハウスへ、そしてカールマルクスホークを観て、バスでウィーンの森に向 かいました。 カーレンベルクではもやがかかっていたので、レオポルツベルグにバスで移動。ドナウ川が眼下に 眺められます。ここから1時間半かけて、ハイリゲンシュタットまで歩きました。街に下りてくるまで には、ブドウ畑が広がっていました。 ハイリゲンシュタットにはベートーベンの胸像や住んでいた家もあります。エロイカハウスはホイリゲに なっています。遺書の家にはマリアンネさんの持っていた市の職員IDカードでフリーで入れました。 グリンツィングでホイリゲに入り少し休んでから戻ります。 この日はマリアンネさんがグラタンとザッハートルテの作り方を教えてくれました。 私は杏仁豆腐とじゃが芋の煮物を作りました。 |
シュネーベルクで登山の予定でしたが、天候が悪く予定を変更しました。 マリアンネさんの運転で、まず Neuberg の1327年に立てられた修道院。裏手に丘があって、自然大好 きのson は途端に嬉しそうな顔になる。ハーブガーデンもある。 次に Mariazell のカトリック教会。ローマ法王も来た有名な教会で、何日もかけて礼拝を受けに来る 団体が1年中絶えないらしい。私たちがいたときにも4日間歩いて到着した人たちがいました。30分 おきに礼拝が組まれている。日曜日だからかと思ったら、毎日こういう状態らしい。 有名なパン屋さんでパンを買う。甘いだけでなくスパイスも効いている。 Lienfeild には修道院がある。1202年建設。室内には噴水もある。ここだけ入場料が要りましたが 家族券でお得に入れました。 家に戻り、昨日のザッハートルテをいただきます。ホームメイドだから甘さ控えめで日本人好み。 その後、フィリッツさんとイザベルがクラリネットとオーボエ、ピアノとクラリネットの合奏を聞かせてくれま した。フィリッツさんは自宅やセカンドハウスで音楽仲間と時々ホームコンサートを開くらしい。 イザベルのオーボエは中国に演奏旅行に行くほどの腕前。 マリアンネさんは料理だけでなく、裁縫も得意。小学校を卒業して裁縫と料理の専門学校に通ったら しい。朝食のジャムは全部手作り。蜂蜜はまさか、といったらチロルの実家で弟が作ってるタンポポの花 の蜂蜜だそう。チーズの1つはフィリッツさんの兄弟が農夫で手作りと聞いて、もうびっくり。お二人はセカ ンドハウスの畑で野菜やハーブを作っています。 フィリッツさんのはいている靴下は手編みで、椅子やソファーのカバーリング、テーブルクロス、床の敷物も 手作り。壁の塗り替えもするんだそう・・・。 どの部屋にも絵がたくさん飾られてあります。芸術家のお友達の作品なんだそうです。 |
最後の日は2:30のフライトなので、昼頃家を出ればいいということになりました。 午前中フィリッツさんに産業技術博物館に連れて行ってもらいました。 本当いうと私は自然史博物館に行きたかったんだけど son の好みに合わせました。 ご自宅から歩いて12分くらいの場所にあります。建物は100年経っていて内部はリニューアルした ばかり。 ウィーン生まれウィーン育ちのフィリッツさんは子供のころ毎週のように来ていたんだそうです。 入場券はお得な家族券を購入しました。 楽器の仕組みが判るコーナーはウィーンならでは。 理科好きの son は音速やエネルギーのコーナーがお気に入りでしたが・・。 帰り道、フィリッツさんがカイザーセンメルに馬肉ハムを挟んだ温かいサンドイッチをスーパーで注文し てくれて少し早いお昼ご飯にしました。 フィリッツさんは午後から会議があるので、空港へはシャトルバスで向かいました。 バス停までは車で送ってくれました。 私達の滞在した6日間、お二人はお仕事の都合を色々とつけてくれたのです。 すご〜〜くすご〜〜く感謝しています。 |
高速道路の料金システム 入り口や出口に料金所はありません。フィリッツさんは国内用1年分の料金を支払い、フロントガラス に証明のシールを貼っていました。国内外用、○か月用もあるそうです。 運転免許を取得して2年間は運転前禁酒。それ以降は少量ならOKだそうです。ワインの本場なら では、ですよね。 |
ウィーン市のゴミ収集 分別の仕方は日本とそれほど違いませんが、生ごみを乾燥させて回収し土に返すシステムがあるん だそうです。プラスチック包装は回収していませんが、スーパーでも袋が有料だからエコバック持参だ し、卵は紙包装でリユース、果物や野菜ははかり売りでプラごみが出にくい仕組み。 |
税金について 消費税は品目によって率が違います。牛乳や野菜、パンは低め。アルコールやコーヒーの嗜好品は高 め。ガソリンの価格は日本より高い。物価は日本の地方都市と殆ど変わらない。 |