第四章 価格破壊王(?)Rasthill
集合場所に到着すると、運良くニードさんを見つけることが出来た(ニードさんにとっては不運だったのかも(爆))。
ニードさんに聞いた結果色々なことが判明したのだった。私のいない間にギルドマスターの交代があったということ。もうすぐUOルネッサンスなるものがあること・・・システムが結構変わっていること(バーストタイム等)、LOB系列に色々なギルドが誕生したこと(ニードさん自身、BLRというギルドのマスターとして独立されていました)
「で、現在のギルドマスターはだれっす?」
「Jyuriさんだよ」
あいにくその時はJyuriさんがいなかったのでしばらくはギルドから外れた状態ですごすことになった。
何をするかを悩むうちに、いつのまにか堀場にきていた・・・・たとえ中断していたとしても炭鉱夫となったRasthillの習性が消えていないのだろう(爆)
「・・・・とりあえず・・・・掘ろう・・・・」
黙々と作業すること1時間、いつものように1KのインゴットがRasthillのバッグの中に入っていた。
「・・・・金もあまり困ってないし、どうしよう・・・・・・」
掘る作業のコストはものすごく安く、正直言って生き返りの魔法に使う分の秘薬とスコップ代だけなので基本単価がものすごく安い(1K掘るのに100gp程度)なのに1K売ると5000以上・・・・こんな儲けのある商売はないはずだが・・・・どうもRasthillの気分が晴れなかった・・・炭鉱夫になったのはあくまでもstr上げの為であって、金儲けをしたり生産キャラにするつもりで作ったわけではないのであくまでもインゴットはその副産物でしかなかった。そんなものを高く売るというのも・・・・・
「・・・・・・・・・! そうだ!!」
例のごとく誰もいない洞窟の中で独り言を言うRasthill(自爆)すぐさまチャットに呼びかけることに・・・
「インゴット色付き込みで1K売りまーす(笑)」
「いくら?」
「一個当たり3〜4で(笑)」
「・・・・へ?」
「最低一個当たり2もらえればいいっすよ(笑)」
正直、一個当たり1でも良かったのだが・・・・・・
「買う!」
以前は返事をもらうのもしばらく時間が掛かったのだが、運が良かったのだろうか、それとも価格が良かったのだろうか、直ぐに返事が返ってきた(笑)
こんな調子でしばらくすぎていくと、そうしなければ落ち着かなくなるようになっていった(笑)。
「このキャラとは別に純生産キャラを作って、UOに価格破壊の嵐を呼ぶのだぁぁぁぁ(爆)」
意味不明な入力をして掘りつづけるRasthillの姿が幾人かに目撃され、危ない人と思われたのは言うまでもない・・・・・
なぜ、こんな価格破壊に目覚めたかというと、会社の近くにヤ○ダ電器があるのだが、会社をはさんで反対側の位置に近々コ○マ電器なる店が出店されるとのうわさで、家電の価格破壊の嵐が熊本にやってくると一部有名になったので・・・・つい・・・・・^^;
果たして、価格破壊は上手くいくのか、そしてRasthillはこのまま生産キャラになってしまうのか・・・・先の見えないUOの生活が再び始まったのだった(爆)