第七章 恐怖! 戦士オンリートレハン(その2)
Lv4の教訓から、生半可な武器では立ち向かえないことに気付いた(?)筆者は、補充の為に設けられた休憩時間を利用し自宅のマジックアイテムボックスを漁っていた・・・
『う〜ん・・・・なかなかいい武器ないなぁ・・・・』
筆者のセキュアの中にはUOを始めた当初からずっとマジックとつく武器を確保してあった。まぁ・・・稼げる範囲が狭かったことも有りろくなものがない・・・・
『あれ・・・わし、こんな斧もってたっけ?』
セキュアの一番奥、ほんとに片隅にとある斧が存在した。手持ちのIDワンドでチェックしてみると・・・・
『ヴァンクじゃん(笑)・・・・それもシルバー(自爆)』
はっきりいって、気付きませんでした。もともと盾戦士なので両手持ちを使うことがなかったのもありますし、仮に両手持ちを使う時もハルバードのみだったw。
『これもっていこw』
一応予備の為にパワーのタク+20付きのブロソとフォース銀ブロソ、インバルのメタルカイトをもって再び集合場所へ(こんな装備、フェルッカでは間違っても出来ませんw)
とも「それじゃ、Lv5いきましょっか ^^」
再度悪の店経由でトレハンポイントへ・・・・
今度はどこかはわからないが、そこまで広くない島に木がまばらに存在するぐらいで、比較的トレハンがやりやすいポイントだ
とも「でわ・・・準備よろ ^^」
早速堀に入るともさん。みなそれぞれ死ぬ覚悟(笑)を決める・・・そして・・・・
「いきなりかいw」
思わず呟いてしまう・・・そりゃいきなりデーモン二匹に血エレ、LLが出てくれば慌てるというもの・・・特に血エレなどは今回が2回目にお目にかかるというほど相手にしたことがないモンスである(自爆)
幸いにも、銀ヴァンク斧を持っていたのも有り、速攻でLLをタゲし、倒しに入る。さすがのLLも両手持ちで威力のある上にヴァンクの魔力も手伝ってかそこまで苦戦せずとも倒せると思っていたが・・・・・
「く・・・・くるなぁぁぁぁ」
Rasthillの背後に忍び寄るデーモン・・・ほかのみんなが何をしていたかというと・・・すでに死亡した人・・・2人、その蘇生にともさんとニードさんがかかりきっているので実質3人で4匹のモンスを相手に・・・そのうち2匹がRasthillにターゲットを絞ったらしい・・・
間一髪でLLに止めをさし、時間稼ぎ(包帯を巻いていたので・・・)の為に所狭しと逃げ回ることに・・・・そして、体力が全回復した時、
「うぉりゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」
斧を手にデーモンにタイマンを挑むRasthill・・・・幸いレジが75程度あるためデーモンの魔法もそこまで痛くないし、ARは盾がなくても40近くあるのでOLほどは痛くない(あくまでも、OLに比べればです)
ようやく半分ほど減らした段階で援護が付き、一気に勝負を決めようとするが、その画面の片隅には・・・・・
とも「どんどんでてこ〜い」
と次々とモンスを呼び出すともさんの姿・・・・・今度は人数との調整を考えず、どんどん出してます(泣)
ともさん・・・・せめて、毒と血は一緒に出さないでください(笑)
デーモンを片付けた後、悲しいことに毒にタゲされるRasthill・・・・・やけくそでアタックに行くと・・・
『あなたはデットリーな毒に犯されてしまいました』
なる英文を目にします・・・・・一発ツモです(泣)
わたしはGCPなるものを持っておらず、包帯の回復に頼るのみですが・・・・D毒で包帯が間に合うはずがありません(号泣)
You are Dead・・
はい・・・あっさり死にました(泣) それも毒死・・・・なんか情けなくて
「しくしくしくしくしく・・・・・・」
と蘇生されるまで入力してました・・・・
その後・・・数度に渡り死に称号も強烈に落ち込んだところですべてのモンスを片付けることが出来ました・・・・
とも「おつかれぇw」
「つ・・・・つかれまひた・・・・・」
結局トレハンは2時間に及び、その間の強烈な集中のせいで精魂尽き果てていた筆者・・・・(通常Lv3程度なら20分あれば終わります)
とも「おもしろかったねぇ」
ニ「それについては依存はない・・・・けど・・・・疲れた」
一同「同じく・・・」
その後、モンスから出た金と発掘された金を分配したのだが、6人程度でやったのだが1人頭4kぐらいにはなったのには驚いた。よくよく思い出してみれば、今回相手をしたモンスは最低でも500程度持っているやつで、血などは900とか1kとか持ってる時もあるから、結構金だけでももうけるものであるw
とも「またやろうねぇw」
「今度はせめてLv5のみにしましょ・・・・やっぱり戦士にはOLはきつすぎますw」
とも「だね ^^;」
こうして、戦士のみのトレハンは終了した・・・・・よくよく考えたら、お金を分配しても一番もうけているのはともさんということに気が付いたのは、こうして文章に起こしてみて始めて気付いた筆者であった・・・(アイテムにレアがあればの話しだが・・・一度も死んでないからw)