第一章 Esthill復活
週末のみのUOにもなれてきたころ、にわかに派閥が盛り上がっていると聞いたのでバードキャラのRenaでちょっと参加してみることにしたが・・・全然役に立ちません。結局何もすることなく派閥を抜けたのですが、負けたままでいるのも癪だったので対人専用キャラの作成を考えていました。
途中、イーグルというキャラを半ば強制的に作成し、LoE(Legend Of Eagle)に加盟していました。でも、自分の分身と言えるキャラとは言えず、気分が乗れないでいました。そこで筆者は決断するのです。
『Esthillを復活させるのだ』
筆者がUOの世界に飛び込んだ初めてのキャラEsthill、弟のRasthillが形だけとはいえギルドマスターにまで昇つめたのに志半ばで消えていった兄を再びブリタニアに送り込もうというのだ。
あの時、無知だったがために滅茶苦茶な育て方をしたが、今は違う。長い期間かけて、培ったUOの知識(そんなものが筆者に存在するかは今を持って不明だが・・・・)を総動員すれば、Rasthillに勝るとも劣らないキャラが出来るはずであるw
スキル構成はいつものごとくマジェ50にレジ50。あとはメインの武器をどうするかという問題だけである。いろいろ悩んだがSS系武器は避けることにしました(理由:なんとなくw)。などと考えていると、ふとあるキャラの姿がよぎります。様々な伝説を残したあのベテランプレイヤーの姿を・・・
『師匠みたいにQスタ使いになろうかなぁ・・・・』
LoB系列内で師匠と仰がれ、裸にマスクのみという独特の風貌と恐ろしいまでのスピードと強さを誇る人・・・・
そう、Dango師匠その人であるw(詳しくは、ニード氏のHP内”団長の伝記”を参照)
筆者自身、もう古株と言われてもいいぐらいのUO暦がある(無駄に長いという話も・・・)が、幾度となくうわさを聞き、実際の強さを目の当たりにする機会にも恵まれ、筆者も勝手に対人戦の師匠と仰いでるお人である。なにせ海外サーバー時代からのUOプレイヤーですからw
結局その思いが強かったのか、Esthillは棒使いへと進むことになったのだw
キャラ作成後、いつものごとくカズキを呼び出すことに・・・
エスティル(以下エス)「よw カズキ。 スパしてくれ」
カズキ(以下カ)「いや!!」
即答されました。正直さびしいですw
エス「そうはいっても、スパ無でどうやって鍛えればいいんだw」
カ「ミドリ先生の所にいけw」
エス「ミドリ先生?」
ここでもまた浦島太郎状態に陥る筆者・・・・最近出現したらしい新しいモンスターで非常に強いらしいのだが、そのモンスターにはバグがあり、そこで5時間ぐらいたたいていればGMになれるというすばらしいモンスターだったのです(?)
早速カズキに案内され、見知らぬダンジョンに(いまだに場所は知りません・・w)
カ「ここでひたすら殴ってればそのうちGMになるよw」
エス「うっし! あとは勝手にやっているよw」
カ「がんばれぇ〜w」
そこはものすごい数の人(少なく見積もっても20人前後はいます)が一匹のモンスに殴ってるんです。なかなか減らないし、スキルはどんどんあがるし、攻撃を受けても誰かが包帯巻いてくれるしという感じでわけのわからない盛り上がりがあります。
GMになった人々はその時点で”卒業”と言って帰っていくし、別のキャラを育てに来た人は”入学します”といって入ってきます。まさに戦士を養成する学校で、そのモンスはまさに先生です。ミドリ先生というのは2Dクライアントでは緑色のゾンビ型モンスターだからでしょうかw
そこで鍛えること半日・・・・・あっという間のGM完成でしたw
そのあと、ブリで捨てスキルを学習し、スキル合計を700にしてから、シーソーにてステータス調整をした後、実戦を経験させながら鍛えていくことになるのでした・・・・・・
後日談
Esthillの戦闘スキルが鍛え終わったあとしばらくしてミドリ先生の入り口がふさがれてしまいました。なんかなぞなぞみたいなのに答えないといけないようですが、今では元通りになったのだろうか・・・(しばらく行ってないのでわかりませんw)