第二章 Rasthill古巣へ戻る・・・
独立し、ギルドマスターとなったRasthill。最初は大きくしようと思いがんばっていたつもりだったのだが、いつのまにかギルドメンバーは筆者一人となったってしまった。当然、ギルドとしての活動などまったくないし、遊ぶといってもカズキやカイタイなどといった古巣LoBから一緒だったメンバーのみだった。
もっとも、この時期よそのシェード(瑞穂・出雲・現在は無限)に出張している人が多く、烏合の衆の過疎化は急激に進んでいき、LoB自体さびしくなっていったらしい・・・
そんな状況で一人で細々とギルドを維持していたRasthillにあるお誘いが入り込んできた。
チャット「烏合の衆」での会話・・・
カズキ(以下 カ)「ラスひま?」
ラス「とりあえず、土エレと遊んでるけど」
カ「じゃぁ、あとで話あるから」
ラス「ほいほいw」
その後、土エレと遊ぶのに飽きたラスは自宅にもどりカズキを呼び出すことに・・・・・しばらくして現れたカズキを見て驚くことになるとはそのとき思っても見なかった・・・・
カ「や!」
ラス「・・・・・・」
カ「? ラスどうした?」
ラス「カズキ・・・そのタグ・・・」
カ「ああ、この前LoBのギルマスに就任したんだ」
確かに、そのような政治的な舞台(?)から完全に遠のいていたので解らなかった。しかし、よくよく考えてみると人材的には現LoBにはギルマスできるほどUOに精通した人間がいないということも解った(LoB系の古株メンバーは現役引退もしくは独立している)。
ラス「・・・・驚いた・・・・」
カ「笑」
カズキのUO暦は筆者より若干短い程度だが、やりこみ度(UO廃人度)は明らかにカズキの方が上であるw だからカズキがLoBのギルマスというのも頷ける話である(謎)
ラス「・・・で、何のようだ?」
ようやく驚きも覚め、普段の調子に戻れたので呼び出された理由を聞いてみることに・・・
カ「ああ、そうだった。ラス、LoB入って!」
ラス「・・・・・へ?」
まさに寝耳に水である。一応筆者も自分のギルドを持つ身である。必然的に自分のキャラは自分のギルドに入れることにしている。最近作ったEsthillは一応無所属にしてあるのだが、どうやらRasthillをご指名のようである。
ラス「一応自分のギルドがあるんだけど・・・」
もともとうちのギルドメンバーであったはずだからそれは十分承知しているのとは思ったが、一応言ってみた。すると・・・・
カ「いいじゃん! つぶしちゃえ!」
ラス「・・・・をいw」
カ「だって・・・・どうせラス一人だろw」
ラス「ぐさ・・・・・・」
これを言われたらぐうの音も出ません。これが某アニメの独身貴族を気取る青年革命家なら「それがどうした!」と言い返すのでしょうが、筆者はその一言が出てきませんでした。
ラス「・・・解った・・・」
カ「ww LoB再興のための協力感謝w」
そのあと偶然か、それとも計画的か、カズキの持っていたハチェットでギルドストーンを破壊し、古巣LoBへと戻ることになったのであった・・・