第二章 LoB

 

 森の中でぽつんとたたずんでいたEsthillを助けにきてくれた人はJIOさんともう一人(名前忘れました・・・ごめんなさい^^;)。

 「今日はじめてUOするの?」

 「はい、今日買ったばかりで即ログインです(笑)」

 「ま、ここで立ち話もなんだから・・・移動しようか」

 「どこに?」

 「いいところ(笑)」

 などと会話を交わしていましたが、Esthillは猛烈に感動していました。これがUOか、ちゃんとコミュニケーションがとれるではないか(笑)。それもこんなに動きながらどうして(笑)

 「んじゃ、この中に入って」

 と青い丸型の光が現れました。その時はそれがゲートだとわかるはずもありません。言われるがままにその光の中に入る・・・

 そこに広がったのは・・・・ 

 「さっきPKにあってさぁ・・・」 「今日シェイムで2K儲けてきたんだ!」 「スパしてくださーい」

 画面いっぱいに広がる会話の嵐・・・・さっきいた場所(後で知ったがYewの外れの方で特に人がいない場所らしい)とは大違い、ざっと見ただけでも10人ぐらいいる。あまりの人の多さにおもわず引いてしまう。

 「な・・・・なんだこの人数わ・・・・・」

 いきなり弱気になるEsthillにJIOさんが「いつもここに集まるから、人が多くても気にしないで(笑)」といってくれたのだが、正直逃げ出したい気分になった。

 その後操作の説明や見やすい画面の配置などを丁寧に教えてもらう(爆)。そしてある程度なれた段階で、

 「うちのギルド入らない?」

 TRPGや小説で出てくるのでギルド自体の意味はわかっているつもりです。しかしUO上でギルドというのはどのようなことなのかさっぱりです。でも親切に教えていただいたし、今後も仲良くしてもらいたいという思いから即答したのです。

 「入れてください、駄目と言われても入りたいです(爆)」

 「^^; じゃ、ゲート出すから入って」

 またしても移動するEsthill・・・今度はまた一風変わった住宅地らしき場所に現れました。

 「家の前にある石碑みたいなやつダブルクリックして。」

 言われるがままにやるEsthill。わけのわからない画面が出てきて言われるがままにボタンを押す。

 「OKだよ、じゃ戻ろう」

 そして再び元の場所に戻ると・・・

 「LoBへようこそ。」 「祝入隊」 「がんばれよぉ」

 という祝福(?)のメッセージと共に、光る壁(エネルギーフィールドの魔法)が私の周りを囲みました。

 「おお・・・すげぇ・・・・」

 これからのUO上での生活が楽しくなる予感をこのとき覚えました(笑)

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