カレー、
ルーマニアの主人公「ネジ タイヘイ」の大好物である。


ネジが大のカレー好きなのはネットで「カレーにソースの会」というチャットサークルに参加していることでも良くわかる。
ただここでは別にカレー好きっていうのは問題ない(デブじゃないし、黄色でもないが)、問題はその食べ方にある。
「ニュールーマニア」において、フリーゾーンの夜でいくつかの特定の日にレトルトカレーを食べることができるのだが、
そのカレーを完食するまでの時間が尋常ではない。
大皿に山盛りに盛られた結構量のあるカレーをほんの数秒で平らげてしまうのだ。また皿を抱えてかっ込むのではなく、普通にスプーンですくってものの三口程度で食べてしまうのだ。
普通じゃ絶対に考えられない。「カレーは飲み物」と豪語するウガンダでさえもこんな芸当はやってのけないだろう。
まあゲームの性質上しかたないかなり不可解な謎だが一個一個疑問を解明していこう。
まずは食べ方について、結構量のあるカレーをスプーンを三回口に運んだだけで完食するには、一回で結構な量を口に運ばなければならない。しかしその量のカレーを口の中で処理できるのかというのが問題なのだが、その謎はすぐに解明できた。ネジは物を食べる時ほとんど噛んでないのだ。
カレーを口に入れて噛まずに飲み込む、つまりネジとってカレーはウガンダ曰く「カレーは飲み物」でありネジは蛇みたいな喉の持ち主なのだ(笑)。ただそれを立証するには以下の疑問を解明しなければならない。
次の疑問は熱さについて、ネジは湯気のたったかなり熱そうなカレーをいとも簡単に丸呑みしている。まあ熱いのが平気と考えるのが普通だが、一口で食べる量が半端じゃない上にそれを噛まずに飲み込んでいるネジにとってその熱さはかなりのものだと考えられる。
まあラーメンはフーフーして食べているのでネジの温度に関する感覚に以上があるとは考えにくい。で、とりあえず以下の結論に達した(だんだんなげやり
ネジはやせ我慢をしている、つまりネジはあえて熱々のカレーを一気に飲み込んでいるのだ。それは食への探求か。それともただのアホなのか我々知る由はない(てゆーか知るか
最後の疑問として、スプーンで掬えるカレーの量について取り上げていこう。 そもそもほとんど流動物であるカレーを普通のスプーンで一度に大量に口に運ぶ事は可能なのだろうか?そもそも映像ではスプーンには普通の量のカレーが乗っているような気がしてならない(おいおい)。 やはりゲームの性質上この謎の解明は不可能なのだろうか?
いや、立証はかなり無理があるが不可能ではない。 ひとつ忘れてはならないのはこのゲームは2005年が舞台、つまり近未来のお話なのだ(今書いてるの2004年春)。
つまり未来なら現在ではないものが存在するかもしれない。それを踏まえたうえで以下の二つの”可能性”にたどり着いた。
まず一つは「近未来スプーン」、カレーなどを一度に沢山食べたいという人の要望にこたえたスプーン、名付けて「一度にたくさん食べれまスプーン」(爆死)実際は普通の倍以上あるスプーンだが、カモフラージュ機能を備えており、見た目は普通のスプーンにしか見えず一度にたくさん掬ってもばれない。つまりネジはこれを使ってカレーを食べていたのだ。
そして二つ目は「加速装置」、実はネジは「黒い亡霊」に捕まって…失礼、ともかく近未来の技術で超高速で行動することができる。つまりカレーを数口くらいしか口に運んでいないようにみえるが、実際は普通に食べていたのに、あまりに高速のため断片的にしか見えず、数口でカレーを平らげているように見えた、ということだ。
どちらの説もどー考えても不可能多少無理があるが、特に後者は前面で述べた説を覆してしまうので、可能性があるのは前者だろう。 全てを総合すると、ネジはカレーを食べる時、普通に見える大きいスプーンで一度に沢山の量を掬い、それを噛まずに熱いのを我慢して飲み込む、という結論に至る。意味があるとは到底思えないがこれが彼流のカレーの食べ方なのだろう。

これはひとつの説であり、これが真実ではない、ただいえることは、「物はよく噛んで食べよう」「熱いものを無理して食べない」、体に悪いから…(ちゃんちゃん)。
(2004 4 29)
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