2007年 4月7日(土) 筆箱塾
外山節子さんのWS
”準備不要!すぐにできる英語活動20のアイディア” から
1) Alphabet (※みんなが見える場所にアルファベット表を貼っておく。絵も付いたのが良い)
-2人で大文字を作ろう。 ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ
(先生は"Show me □."と指示を出す。先生から見ての形になるように2人が協力して形を作る)
-手で小文字を作ろう。 abcdefghijklmnopqrstuvwxyz
(各自、両手で小文字を作る)
-小文字の高さを表そう。 acemnorsuvwxz: 1階〜(椅子に)座ったまま
bdfhiklt: 2階〜立ち上がる
gjpqy: 地下〜しゃがむ
(※3本の線に書かれている小文字の表があると良い)
2) D-A V-I-D 名前のチャンツ (6文字くらいまではこれでやれる)
(子どもたちが安心してチャンツできるように、名前のスペリングは黒板に書き出してからすると良い)
D-A V-I-D!
D-A V-I-D!
D-A V-I-D!
D-A-V-I-D! Wow!
David! (slap, clap)
David! (slap, clap)
D-A-V-I-D! Wow! 出典: Creating Chants and Songs by Carolyn Graham
©OUP
3) Days of the week 曜日のチャンツ
Monday, [clap, clap]
Tuesday, [clap, clap]
Wednesday, Thursday, Friday, [clap, clap]
Monday, [clap, clap]
Tuesday, [clap, clap]
Wednesday, Thursday, Friday, [clap, clap]
Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, Sun ... day
Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, Sun ... day
出典: Creating Chants and Songs by Carolyn Graham
©OUP
やり方例:7人のグループになり輪になる。
誰が何曜日かを決める。
※Mon.-Sun.までの順番をくずさずに曜日を決める方が良い。
自分の曜日のところでジャンプする。又は手を上げる。
動作をしながら自分の曜日を行ってみる。
※1つのグループが動作して他の人たちはチャンツを言う、というのでも良い。
教室で各自座ったままでもできる。
自分がやりたい曜日を決める。
自分の曜日のところで手を上げる。次は手を上げながら自分の曜日を言う。
4) Finger puppets 指人形
節子さんがTESOLで買い求めてきたという指人形。手作りの動物などのかわいい指人形。
さて、その指人形を授業でどのように活用するかをグループで話し合いました。
・指人形を介しての自己紹介
・ヒントゲーム(指人形を隠しておいてヒントを出しながら少しずつ見せていく)
・動物の名前の導入
・その動物になって出来ることを言う。(I can ---.)
・先生と指人形が会話してみせる。(指人形がALT)
節子さんからは、恥ずかしがりやの生徒にあてるとき、指人形を介することでその生徒にとって気持ちが
少し楽になるかもしれない。指人形を通して生徒一人一人のことを考えてほしいというようなお話がありました。
5) Hi! I'm Annie. 名前とあいさつの歌
Hi! I'm Annie. Hi! I'm Annie.
I'm a girl. I'm a girl.
Hi! I'm Ted. Hi! I'm Ted.
I'm a boy. I'm a boy.
Hi! I'm Annie. Hi! I'm Annie.
Hi! I'm Ted. Hi! I'm Ted.
How are you today, Ted?
Fine, thank you, Annie.
How are you?
Fine, thank you.
出典: English Time 1 by Rivers & Toyama ©OUP
(Meloday: Where Is Thumpkin?)
ペアになる。どちらの役をやるか決める。
CDに合わせて口パク(lip sync)。お互いの顔を見ながらやること。
次に声に出してやってみる。
※一人でみんな言えても、二人でやると以外に難しいです。会話は相手あってのものですね。
6) I See a Star 形の歌
I see a star. I see a circle.
I see a heart. I see a square.
I see a triangle.
I see a rectangle.
***(stomp, stomp) *はclap
Hooray!
出典: Magic Time 1 by Kampa & Vilina ©OUP
(Melody: Down by the Station)
お馴染みの"I See a Star"
両指で形を作りながら歌えます。 形を部屋のあちこちに貼っておいて指しながら歌えます。
7) ID exchange 入れ替わり
A: Hi! I'm Annie.
B: Hi! I'm Ted.
(A,B: Nice to meet you.)
A and B shake hands and some unknown energy runs through them. They shake.(身体ブルブル)
A becomes Ted and B becomes Annie. They meet other people until they get
thier ID back.
大勢だと自分に戻れなくなってしまうかもしれないので10人以下くらいの人数に分けてやると良い。
低学年の場合は、名刺/名札を交換していくと良い。
8) I'm thinking of a word スペリングのチャンツ
I'm thinking of a word that starts with P.
How many letters?
One, two, three.
It starts with P and ends with G.
I know the answer.
P-I-G!
出典: Children's Jazz Chants Old and New by Carolyn Graham
©OUP
最初は何を言っているのか分からなくても、お念仏みたいに言えていれば良い、とのこと。
ジェスチャーをつけて言います。 think-人差し指を頭に。 アルファベットは両手で文字を作る。
how many-両指を折っていく。 one, two, three-指を立てていく。 I know-手を頭に。
answer-片方の手のひらを顔の前で動かす。
※スペリングの後で単語を言って、動物ならその動物の真似をしてみると良い。
9) My Favorite Color Is Yellow
My favorite color is yellow.
My favorite number is two.
My favorite flavor is chocolate,
and my favorite person is you.
Billy, Billy, my favorite person is you, is you!
Billy, Billy, my favorite person is you!
出典: Children's Jazz Chants Old and New by Carolyn Graham
©OUP
多くない人数なら、長いリボンに結び目が付いたものを回します。"my favorite person is you."のyouの時
結び目を持った人がfavorite personになり、名前を言ってもらえます。
大人数で大きな輪になってやる時は、腕でウェイブを伝えていきます。速めに動かすといいです。
歌い終わったらスペリングにフォーカス。5文字までなら"D-A V-I-D"チャンツ。それ以上は
"♪Where's Diana?"の2番の旋律で。
10) One to ten
One, [clap] two, [clap] three, four, five, [clap]
Six, seven, eight, nine, ten. [clap, clap, clap]
One, two, three, four, five, six, seven,
Eight, [clap] nine, [clap] ten. [clap, clap, clap]
出典: Creating Chants and Songs by Carolyn Graham
©OUP
clapを入れてoneからtenまでテンポ良くやれると気持ちいいです。
先生がoneからtenまでやった後ですぐ生徒は真似てやってみます。
子どもは上手に真似ますが、苦手な子のためには黒板にパターンが見えるようにしておくといいです。
16拍の中に10までの数とclapが収まるように、いろいろなパターンを作れます。
先生がしっかり練習してからやるといいです。苦手な先生は無理にやらなくていいです。
11) Quality repetition
子どもたちが苦手な単語や文の練習に。
先生が続けて10回言います。(先生は指を折っていく)
子どもたちは7回まで聞いて、8,9,10回を一緒に繰り返します。
長い文章の場合は、全文繰り返すのではなく、最後の単語から初めて1単語づつ加えながら繰り返します。
(後ろから繰り返すとリズムがくずれない)
12) Quiet signal
教室の決まりとして1回練習すると後は説明必要なし。
先生が手を上げたら(黙ってただ手を上げる)、それに気付いた子は作業やおしゃべりを止めて黙って
手を上げる。自分の周りで気付いていない子がいたらその子の肩を軽く叩いて教えてあげる。
13) Rubber bands
用意するもの:太目のゴム。洋裁に使う白いゴムはわりと安全かもしれませんが、ゴム飛ばしをやりそうな
クラスではこのアクティビティはしない方がいいかもしれません。
先生は単語を言いながらストレスのあるところでゴムを横に引き伸ばします。生徒は真似ます。
同時に足踏みもつけられるというのですが、同時というのは私には難しかったです。
14) TPR
Total Physical Responce(全身反応法)
生徒は先生の指示を聞いて行動する。言わなくてもいいのでプレッシャーは少ない。でも聞いている。
簡単な1語の命令〜文章。
15) Tell me something
復習や導入として
Tell me somrthing that starts with a.
Tell me somrthing that's in the kitchen.
Tell me somrthing that flies.
Tell me somrthing that crawls.
Tell me somrthing that's red.
16) Transition songs
Let's make a circle, big and round.
Let's make a circle, small and round.
Let's make a line, long and straight.
Let's make a line, short and straight. ©Kathleen Kampa
旋律は2通りあります。 ソー ミ ラ ソーミー ソー ミー ソー
ゆったり系 Let's make a circle, big and round.
ソー ミ ラ ソーミー ソ~~ ミ~~ ド~~
Let's make a circle, big and round.
ミッ ミ ミ ドッドー ミ ミ ソー
アップテンポ系 Let's make a circle, big and round.
レッ レ レ シッシー レ レ ファー
Let's make a circle, big and round.
ミッ ミ ミ ドッドー ミ ミ ソー
Let's make a circle, big and round.
レッ ミ ファ ミ レ ドー ミー ドー
Let's make a circle, big and round.
もう1つKathyさんのを紹介してもらいました。お片付けsong。
曲は♪William Tell's Overture (ウィリアムテルズ序曲)
チャチャチャン、チャチャチャン、チャチャチャンチャンチャンの曲に合わせ
clap-右腿slap-左腿slap の動作をテンポ良く繰り返しながら
"Tidy up. Tidy up. Tidy up, up, up,up" を言います。
または"Hurry up. Hurry up. Hurry up, up, up, up" も言えます。
17) What time is it?
ペアになり、1人が体と両腕で時計の文字盤を表し "What time is it?" と聞く。
18) Where's Diana?
Where's Diana? Where's Roberto?
Where's Diana? Where's Roberto?
D - I - A - N - A? R - O - B - E - R - T -
O?
Where's Diana? Where's Roberto?
I want to see Diana every day? I want to see Roberto
every day.
Where is she?
出典: Children's Jazz Chants Old and New by Carolyn
Graham ©OUP
名前の綴りの長い人の名前を言う時はこの歌の2番が合います。
19) Who Is Sylvia?
Who has a name that starts with S?
I do.
She does.
What's her name?
Sylvia!
出典: Children's Jazz Chants Old and New by Carolyn Graham
©OUP
先生が質問文を言います。名前の頭文字がその文字の子が "I do." と言い、他の子たちは "She/He does."
と言います。先生が "What's her/his name?" と尋ねたら、全員でその人の名前を言います。
20) Who stole the cookies from the cookie jar?
Group: Who stole the cookies from the cookie jar?
Jimmy stole the cookies from the cookie jar.
Jimmy: Who me? * *
Group: Yes, you! * *
Jimmy: Not me! * *
Group: Then who? * *
Jimmy: Linda stole the cookies from the cookie jar.
Linda: Who me? * *
Group: Yes, you! * *
Linda : Not me! * *
Group: Then who? * *
* *= 2拍
全員で clap-slap(両手で両腿を)を繰り返しリズムを取りながら行う。
「すぐにできる英語活動25のアクティビティ」を敬和の授業でやりました。
上記以外の5つのアクティビティを書き足します。
*Cheerleader
Give me an A! (A!)
Give me a P! (P!)
Give me a P! (P!)
Give me an L! (L!)
Give me an E! (E!)
What does it spell? (apple!)
**an A, E, F, H, I, L, M, N, O, R, S
出典:「英語ゲーム92」 by Lewis & Bedson 日本語監修 外山節子
( )の中の繰り返しを生徒が言います。先生は an のつくアルファベットに注意!
*Head and Shoulders
Head and shoulders,
Knees and Toes,
Knees and Toes,
Head and shoulders,
Knees and Toes,
Knees and Toes,
Eyes and ears and mouth and nose,
Head and shoulders,
Knees and Toes,
Knees and Toes.
***Poit to body parts as singing.
Repeat, leaving out different body parts each time.
出典:Wee Sing by Beall and Nipp ©Price Stern
Sloan
お馴染みの歌ですが、2回目は"Head"を口パクだけで声に出さずに歌います。
3回目は"Head"と"Shoulder"を声に出しません。4回目の"Knees"が加わると難しくなります。
生徒は声に出さないときは、頭の中で先生の声・又は自分の声で聞いていることになります。
楽しいですが、もちろんこういうアクティビティが苦手な生徒もいます。
*New Year's Resolutions
I promise**to be very, very good.
I promise**to do the things I should.
I promise**to do my homework right.
I promise not to stay up late at night.
出典:Holiday Jazz Chants by Carolyn Graham ©OUP
英語のリズム体感に良い。 good-should, right-night のようにライミングに気付くのも良し。
*One Word Singing
子どもたちが良く知っている歌のreviewに。
一人が一つの単語を歌っていきます。
例:I/see/a/star./I/see/a/circle./ のように。普段ツルツルと歌っていても単語単位だと意外と難しい。
*Say It on 4!
全員で4拍のリズムを取りながらします。slap(両腿)-clap-右親指を立てて-左親指を立てて
今回は名前でやりました。
最初の人が右親指の所で自分の名前を言ってから、左親指の所で誰かの名前を言います。
言われた人が今度は自分の名前と誰かの名前を言って、どんどん続きます。
低学年で果物の名前や動物の名前などをする時には、各自カードを首から下げるなり
視覚で分かるようにしてやると良いとのことでした。
以上「すぐにできる英語活動25のアクティビティ」でした。
この中のいくつかでも、いつでもどこでもスーっと出せるように
自分のポケットに入れておきたいですね。