6月3日 2002年
にゃんこからお薦めリソース
言語学習は音声から、というのが原則ですけど、大人の場合、またEFLの場合、たくさん読むことも習得に
つながります。いつか、どこかでお話したか、書いたことがあるかもしれませんが、私は英語が少しでも読め
るようになってから Peanuts のコミックに始まって、アガサ・クリスティやら何やら、人生の読書の半分は
英語で過ごしてきました。文脈の中で覚える単語は、音を伴わないので、変な発音で言っちゃったりしますけ
ど、訳して覚えていないから、必要なときにすーっと浮き上がってくるような感じです。英語を話しているとき
(プリゼンテーションとか会議とか)なぜ自分が知っているのか分からない単語を使ってしまい、それに気づ
いて辞書で調べて確認することがあります。一緒に仕事する英語人は「おもしろい!」と言います。
Aleda (Krause) は Setsuko is an acquired bilingual(獲得性の、後天性の)と言います。今日はすごーくいい
加減に掃除機をかけ終わってから、私の掃除は perfunctory だなあ、と思い、あれ、perfunctory ってなん
じゃ?と調べました。「おざなりの、熱のはいらない」という意味で BINGO !
大当たりでしたわ。
この夏はOUP主催のサマーキャンプをします。そこで使用する教材を決めるのに、色々読みあさったのです
が、英語はたくさん読めば読むほど楽になります。ちょっと自分の teaching を見直してみたいと思っていらっ
しゃる Tea Room のゲストに、OUPのリソースブックで、
Techniques and Principles in Language
Teaching 2nd edition by Diane Laron-Freeman をお薦めしたいと思いました。
6月24日 2002年
Big Bird's Yellow Book
OUPの Sesame street シリーズの最初の
Big Bird's Yellow Book。今のようにEFLのコースブックが豊富
ではなかった頃は、セサミ・シリーズは画期的でした。私はシリーズの殆どを使いました。すごく勉強になった
と思っています。 Yellow Book の歌とチャンツは良いですよ!
6月28日 2003年
本の紹介
朝文社
「母が言った」ハル・シロウィッツ詩集もお薦めです。母の友人からのプレゼントなのですが、右開
きで日本語訳、左開きで英語です。韻を踏まない口語の詩です。すごーくおもしろいです。
子どもの絵本で同じように右から日本語、左から英語のをここでご紹介したいと思います。アルクの子ども英
語カタログ2004の綴じ込み「英語絵本100冊」の中では紹介したのですが、童心社
「どこへいくの?ともだち
にあいに!」いわむらかずお、エリック・カール著です。絶対に子どもの心をとらえます。
8月28日 2003年
火星など
昨夜が一番接近していたんですね。でも、まだしばらく見られるので星空の夜見上げようと思います。
ブリカンはとても良かったです。
Sarah Phillip さんの
「Young learners」と
「Drama for Children」、
Vanessa Rilley さんの
「Very Young Learners」(3冊ともOUP)は必読です。
最近大判になったので読みやすいし使いやすいです。
今回良かったことの1つは、小学校の先生と、子ども英語の先生が同じ時間を共有して仲良く受講された
ことです。どの世界もバリアフリーになって行きます。これから、さらに多くのセミナーやワークショップが
開かれると思います。自分に投資することは、先に行って子どもたちに返ってきます。
できるかぎり勉強に出かけてくださいませ。
11月5日 2003年
OUP の Resource Books for Teachers の新刊、
Assessing Young Learners がなかなか良い本です。
11月17日 2003年
三森ゆりかさんの本
「外国語を身につけるための日本語レッスン」の他にも
一声社
「倫理的に考える力を引き出す」も、お薦めしたいです。英語のスピーキング指導する人には、
是非読んで頂きたい本です。