あこがれ雪景色さん
こんにちは。私は子どもたちの士気を高める為に、よくポイントを与えて競い合わせていたのですが、
段々ポイントを取ることに目の色を変えてくる子どもも出て、「こんなことで良いのか」とずっと悩んでいま
した。(しかし、総合的に見て、やはりポイントを与えた方がよくしゃべって良く覚えてくれるのですが)
気持ちは振り子のようにゆれています。どのようにしたら自然に「協力し合える」環境が作れるのでしょう
か。よろしくお願いします。
9月29日 2003年
ポイントつけてゲームをするなら、1回ごとの勝ち負けでなく、1ヶ月、1学期、1年で何ポイントまで達成でき
るか表を作ると、子ども同士の競争でなく、自分の目当てにさせることができます。
私は、コンピューターでグラフを作ってインプットしています。ときどき子どもに見せますが、そのときは、
ちょっと点数を「ごまかし」て、だいたいみんな同じくらいにしてプリントアウトします。
私もゲームに参加することがありますが、リスニング予想でもポイントを付けるので、先生である私のポイン
トはいつも最下位です。なので、どの子どもも私よりは上を行っていますから、気分も良いようです。
「嘘も方便」というか、1つの事実も見方、見せ方によって、異なってきます。工夫してください。
リスニング予想とは?
10月1日 2003年
リスニング予想というのは、例えば English Time のテキストを使っているとリスニングのアクティビティが
出てきますね。 Listen and write the alphabet. のように。
その際、聞く前に、どのアルファベットが聞こえるか予想して小さく書いておきます。
実際に聞こえたアルファベットと合っていれば1ポイントです。
こうすると、聞こえる前に自分でアルファベットを言っておくので pre-listening
activity にもなり、ほんとうに
よく聞こうとする態度も作ります。そして、リスニングの成果ではなくて予想ポイントをグラフに加算していく
のです。とても楽しいです。そして知らない内に、リスニングのとても良い準備になります。