もみじ・・・
葉が美しく紅葉、黄葉する
ものの総称です。

みごとに紅葉し、晩秋の
山々を彩る、もみじの
イメージを、あざやかな
着物の妖精に託して
作りました。

もみじの枝にかけられた
妖精の羽衣。
オーガンジーを細長く切りました。

山々を、燃え立
つように輝かせ、
やがて散り、
静かに冬を
迎える・・・

気温が下がって
くると、葉緑体が
分解されて、緑
の色素が無くな
り、黄色の色素
だけが残りま
す。
また、葉の中の
糖分が使われる
ことで、赤い色素
が合成されて、
たまっていき、葉
は赤色に見える
のだそうです。
　　　　　・・・？

帯は可愛らしく、
蝶文庫結びにしてみました。

小さな秋草の扇。

布地売り場で、ぱっと目にとびこんできた、あざやかなもみじ柄のちりめん。
ひと目惚れして買い求めました。袖をうんと長くして、豪華な大振袖を
作るつもりだったのですが・・・。　残念ながら長さが足りなくて断念。
でも、妖精らしく、かわいらしい感じに仕上がったので気に入っています。

紅葉は秋の女神
秋をはこんでくるとされている女神は、
紅葉の化身である竜田姫です。
（ちなみに、春をはこんでくるとされて
いるのは、桜の化身の佐保姫。）