未知留ちゃん
(みちるちゃん)
「青い薔薇を作りたいと思いませんか?」
という問いに、返ってきたのは
「青い薔薇ができたとして、
本当に美しいと思いますか?」
という問い。
しかし薔薇は、いままでも、ずっと人の
手をかりて姿かたちを変えてきた花。
・・・では、人は花の何を
美しいというのでしょうか?
姿?色?たたずまい?
それとも、短い命・・・?
「青いバラ」 最相葉月 小学館を
参照、イメージしています。
英語で、“ブルー・ローズ”
といえば、「ありえないこと、
不可能」を意味するほど、
いまだに実現しない色です。

薔薇の遺伝子には、
アントシアニンを青く発色
させるための酵素を
作り出す能力が
最初からないのだとか。
そう、薔薇の原種って、たしか、
りんごの花に似た可憐な花で。
愛らしいけれど、
豪華とか華麗といった感じでは
なかったと思います。

空のように澄んだ、深い青の
薔薇・・・。ばら
美しいかもしれない。
でも、やはり、ロマンとして
残しておきたい気がします。
背中には、羽のかわりに大きなリボンを。


ブルー・ローズ(blue rose)























































トップへ
トップへ
戻る
戻る