愛された記憶はどこか透明で・・・
私事で恐縮ですが、このドールは
亡き両親に捧げさせていただきます。
母は、母の日の白いカーネーションが
好きではなかったので。
「お母さんのいない子供にだけ、白い
カーネーションを持たせるなんて、差別よ。
無神経だわ。」と何度か言っていました。
それは、正しいと思っています。
ひたすらに咲く、小さな青い花。
透き通るような妖精のイメージで
制作しました。
花言葉・・・
私を忘れないで
誠の愛
『私を忘れないで』の花言葉で
有名なお花ですね。
西欧の悲恋物語からきている
そうです。
相思の仲であるドイツの騎士ルドル
フと少女ベルタ。水辺に可憐な明る
いブルーの花を見つけたベルタの
「なんて優しい花でしょう」という声に
ルドルフは身を乗り出し、その花を
摘みかけるのですが。
ルドルフはバランスをくずして急流
の中へ。
驚いてかけ寄るベルタに
「私を忘れないで」と叫んで、摘み取
った花を投げ与え、下流へと流れ
去っていきました。
それから、この花はforget me not
(忘れな草)と呼ばれるようになった
のです。


忘れな草(forget me not)
志織ちゃん (しおりちゃん)


































































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