帰りたい、帰りたいと
ただ、言ってみた。
いったいいつへ、いったいどこへ・・・?
かっぽうぎ
たぶん、白い割烹着をつけたお母さんが
昔のままの笑顔で、迎えてくれるところへ。
ふだんは忘れている。だって今の私には、自分
と家族の生活があるのだから。
ときとして、両親のことを忘れている自分を、
ひどく薄情に感じ、いやけがさす。
でも、そんなのあたりまえじゃない、過去の存在
をいつまで引きずってどうするのと、なじる自分
がいて・・・。
ふだんは忘れて
いても、ひどく疲
れたとき、悲しい
とき、ふと心が
帰る場所は――
――。
甘味処・和
(なごみ)4
もどうぞ。
昔、母が気に入っていた着物に
よく似た柄の布を探して作りました。
寄せ鍋・フエルトで
具を作りました。
白髪が少々・・・。
かっぽうぎ
割烹着は
着脱可。
←
ほかほかの
どら焼きも、
どうぞ。
「今頃は どこを旅しているだろう
あの日の父と母の姿で」 (K.N)
故郷(my hometown)
お母さん
|