植物は、愛してくれているのだ。
すべての動物のことを、無条件に。
植物に対して、とんでもなく酷いことをしていると
いうのに。
それでも、植物は、真実、愛しているのだ。
すべての他者を。
そして人間をも。

それまで、あたしは思っていたのだ。
植物は―――おそらく、人間のことを憎んでい
るだろうって。
だって、憎まれてもしょうがないことを、人間は
植物に対して、ずっとしてきたじゃない。
食べるだけじゃなく、人間は勝手に森を切り拓
き、勝手にある種の生物を絶滅に追い込み―
――。

今の地球の大気を作ったのは、植物。
だから、植物は、今の地球の生物すべての母
になったつもりでいて。
自分の育てた子を憎めないから。
たとえ、その子にどんなことをされたとしても、
その子をそういうふうに育てたのは
自分たちだから。
故に、植物はすべての他者を、この地球に生き
ているすべての生物を無条件に愛している。

あたしは、あのときの感動を、驚きを、
今でもはっきり憶えている。

世界樹というのは、地上に満ちる‘想い’。
はるか昔から、ずっと植物たちが抱いている、
‘あなたを愛している’という想い。

それならば。
人類は、愛せるだろうか。
例えば、このまま、人類のせいでオゾン層が
崩壊したとして・・・。
その後に出てくる。、オゾン層がなくても生きて
ゆける生物たちを。


↑「緑幻想 グリーン・レクイエムII 」(新井素子・
 講談社) より引用しています。
ティアラ、
イアリング、
ネックレス。
アクセサリーは
ゴールドとグリーン
でまとめました。
手には、金の錫杖(しゃくじょう)を。
 (テラ)
「地球という
辺境の星に 漂着し
世界樹の前にひとり
たたずむ」 (K.N)

「時渡る 船にて
地球を 訪れし
懐かしき人 吾(われ)に
微笑む」  (K.N) 
髪は、
樹木をイメージして
茶色にしました。

木の葉の模様の緑色
のロング・ドレスです。
ウエストには、
同系色のリボンを。
imagined from
「緑幻想〜グリーン・レクイエムII」
・・・地球に漂着した
植物人たちの物語。
優雅で軽やかに。

木の葉の化石


エヴァー・グリーン(ever green)

レディ・グリーン


















































































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