用意するもの



シェーカーの代用品、用意できませんでした・・・。
思いついたところでは
          ・哺乳瓶
          ・プロテインまぜるシェーカー
          ・たっぱ
用意できるとしたら「たっぱ」。でも、たっぱはさすがに・・・。ねぇ・・・。
上に書いたもの以外でも振っても液体がこぼれないものならOK!
もしくは、「まぜる2」の方法を激しくやる。
しかしこれでは味の差がはっきり出るだろうな・・・。
とりあえず簡単な作り方だけ紹介。


まぜかた


1.容器にまぜるものと氷を入れます。
2.約15回、振ります。(振り方は自由)
4.氷が出ないように防ぎつつまぜたものを小さ目のこっぷに移します。
5.完成。

一応無理やりではあるが、まぜかた3。
出来上がるものに氷を入れたくないときに使います。
混ざりにくいものを混ぜたり、口当たりを丸くする効果もあります。
さすがに・・・区別つくんじゃないかな・・・。哺乳瓶とか使えば分らないかも。


もうちょっと真面目に用意するもの


シェーカー
カクテル・グラス














もうちょっと真面目にまぜかた


1.シェーカーに氷と混ぜる材料を入れます。
2.シェーカーを持ち、15回ほど振ります。だいたいシェーカー表面に
  水滴がついてきた頃が目安。
3.トップを取って、カクテルグラスに注ぎます。
4.完成。

「シェーク」という手法です。
混ざりにくいものを混ぜるときに使います。「15回」と書いていますが、
ホイップクリームなどものすごく混ざりにくいものの場合は回数を増やします。
材料を完全に混ぜることができ、空気が入ることにより口当たりを丸くできます。
注意点が多く、練習を必要とするが、プロを目指していない限り振り方さえある程度
さまになっていればいいのかな・・・という気もしないでもない。


問題は振り方で・・・


トップの持ち方。
左手の親指でトップを押さえます。












ボトムの持ち方。
右手の薬指でボトムを押さえます。
(小指はどうでもいい)

追記(02/09/21)
実は中指と薬指で押さえると書いている本が
多いということを最近知った。
最も、本に書かれている通りやることが
絶対条件でないことをお忘れなく。
同様にこのページに書いてることも絶対ではない。
自分のやり易い方法で!




全体の持ち方
トップとボトムを指で支え、他の指は添えるように
持ちます。
手のひらはくっつけないように!
(熱が伝わるので氷が溶け易くなりNG)










さて、ここからです。
上のようにシェーカーを持ったら
     1.胸元にシェーカーを持ってくる。
     2.顔を横に向ける。
はい、準備完了。
なぜか顔を横に向けるんですねー。
BARで働いてる人はわからんでもない。振りながらでもお客さんと話をしなければ
ならない、さらにお客さんに向かってシェーカーを振ると威圧感があるとか、
それなりの理由があるんでしょうが、なぜか俺も顔を横に向けます。
というか、横に向けないと振れません。なぜなんでしょう・・・。

追記(02/09/21)
シェーカーを振るときに顔を横に向けるのはシェーカーに息がかからないように
するためだそうです。
お客様に対して失礼にあたるため、そうするのだとか。
(情報提供:ぼこすけ氏)


話がそれましたが、この状態からシェーカーを
     1.斜め上
     2.胸元
     3.斜め下
     4.胸元
この順番で繰り返し行います。ホントはこの写真も撮ろうと思ったけど、
何せ撮影者がいないもので(さみしいやつ)、撮れなかった(へぼサイトの証)・・・。


上はあくまで基本のやり方。


さて、斜め上下に振らないといけないかというと、そうでもないわけで、
目線のあたりにシェーカーを構え、そのまま前後に振る人もBARに沢山います。
基本は「シェーカーの中で氷を8の字に回す」なのですが、そこまでこだわらなくても
いいみたいです。
ただ前後に振るだけだとあまりにハードシェークになりすぎて氷が溶けやすく砕けやすい
という欠点も出てきますが、前者はともかく、後者についてはわざと氷を砕くプロの方も
います。
「esquier」という雑誌に載ってた、上野のBARのバーテンダー。超ベテラン。
この人は「ハードシェークで氷をわざと砕き、完成品に氷のチップを浮かべる」という
手法を行っている方で、アメリカで大好評だったとか。
「氷のチップ」については、俺みたいなへたれがぼろ氷を使うとすぐにできます。
ただ技術がないだけだけど・・・。
たぶんベテランバーテンダーが作るのとは雲泥の差。
でも、総合して言えることは、やり方はどうであれ、「これが俺流!」といえば通ってしまう
世界なんですかね・・・。(多分勘違い。技術を磨かないひよっことして塵以下の扱い必至!)


この作り方でできる有名カクテル


サイドカー
このカクテルができた経緯は不明。第一次世界大戦中、とあるBARで軍人が作らせた
という説が最も有力らしい。
でも、「サイドカーのバリエーション」という言葉があるくらい有名。
バリエーションとは、要はベースとなる酒を変えたもの。
たとえば、ベースをブランデーからジンに変えれば「ホワイトレディー」、ラムに変えれば
「XYZ」とか。

これらをシェークすると完成。


<分数表記>
今回、分量を分数で書いてみました。ショートドリンクではこっちのほうが一般的。
60mlを1として計算。つまり1/2だと30mlということ。