安田しん二 私のカメラ

その他のカメラ


 私は、カメラなんぞには全然詳しくもなんともないのに、こんなにカメラを増やしてしまいました。どうしましょう。「お前は素人のクセに!」とベテランのカメラ・ファンに怒られちゃいそうですが……。



KMZ ZENIT HORIZON 202

 ロシア製のパノラマ・カメラです。こいつは、レンズが『エクソシスト』の様にぐる〜〜っと回転してパノラマ写真を写す、凄い奴なんです。いわゆる巷で良くある、上と下を切っただけのパノラマではないので、「これぞパノラマ・ワールド!!(……って、ちょっと大げさ?)」と言う本格的パノラマ写真が撮れます。
 肝心の撮れた写真の方は、意外にさっぱりとした写りですが、やはり普通のパノラマとは一味も二味も違います。旅行などで、壮大な景色ゐバックにみんなで写真を撮るときとかは良さそうです。但し、自分は写らないので仲間外れになってしまいますが……。

MS 1:28mm f=2.8


LOMO ACTION SAMPLAR

 4つのレンズで連動写真が撮れる、おもちゃな奴です。子どもとかの動きのあるものには面白いのですが、感度が低く、かなりな晴天でないとアンダーな写真になってしいます。レンズはとりあえず4つ付いてますが、何というレンズなんでしょうか?きっと、名前も無いのかも知れません。名前くらい付けてやれば良いのに。そ、そうだ“ナゾー4”って言うのはどうでしょうか?“ゾナー”の逆ってわけじゃないですよ。昔、『黄金バット』にナゾーという悪者の親分がいて、そいつには目が4つあった(と記憶してますが)ので。

UNKNOWN LENZ x4


OTTO BERNING ROBOT STAR 1

 先ず、こいつを初めて見た時、「な〜〜んてカッコイイんだろう!!」って思いました。エンブレムには“ROBOT☆☆STAR”と(ROBOTの部分は赤い文字で)入ってます。私は、例えば楽器を欲しくなる時の場合、エンブレムがカッコイイからとか、見た目では好きになるなんて事はなかったので(楽器はやっぱ音ですよね、当たり前だけど……)、このカメラの場合、まさしく「カッコイイ!」と言う事だけで買ってしまい、それは我ながらとても意外な事でした。
 こいつは50年も前の旧西ドイツ製で、その前身のモデルは、よくは知りませんが元々はドイツ空軍の航空機とかに搭載されてたとか。ロボットなんて名前、やはり旧西ドイツだから許せる名前ですよね。ドイツのハード・ロック・バンド、スコーピオンズも「ロボット・マン」って曲ありましたし。もしこれが仮に中国製だったらと思うと、身体中の力が抜けてきますよね(中国で作られた“先行者”と言うロボット、知ってますか?)。重さも小さい割には500gもあり、ロボットと言う名前が似合ってますよね。真ん中上にゼンマイ・モーターが付いてまして、こいつを巻くと連射が出来ます(いちいち書くこことではないと思いますが、一応念の為に書いときますが、別に歩いたりはしません)。フィルムは普通の35mmなのですが、ナンとこいつが真四角(24mmx24mm)のフォーマットなんです。ラボに出す時は、色々と説明したりと結構面倒臭いです。写りの方はと言うと、このクセノンと言う笑っちゃう名前のレンズが、決してお笑い系ではない素晴らしい写りをするのです(結構感動モノです)。このクセノン、匂いを嗅いでみましたが、変な匂いはしませんでした(残念)。

SCHNEIDER XENON 1:40mm f=1.9


BELOMO AGAT 18K

 フィルム・フォーマットが35mmフィルムを24mmx18mm(普通は36mm)で使うハーフ・サイズと言う事で、カメラ自体を縦に構えて、普通の横になる様になってます。持ってみますと、これ以上ないと言う程チープなのでビックリしてしまいます。大きさもとても小さく軽量ですので、何処へでも気軽に持っていけると言う利点があります。値段もオークションで買うと安く、タマ数も少なくないので、直ぐに見つけることが出来ます。

BELOMO INDUSTAR-104 1:28 mm f=2.8


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