安田しん二のアナログメンズ倶楽部、
今までの『今日の一枚』

2004年12月21日火曜日
ENGLAND 『GARDEN SHED』
 1977年にリリースされた、プログレ・ファンの間では名盤と歌われた作品です。
 イングランドは名前の通り、イギリスのバンドで、ギター、キーボード、ドラムス、ベースと言う4人組です。サウンドはイエスにそっくりで、特にコーラス・ワークはなかなかのもです(4人全員が歌える様です)。キーボードはジェネシスのトニー・バンクスを思わせるところが有り、ハモンドやメロトロンもプログレ・ファンなら納得のプレイです。ドラムの音は、ビル・ブラッフォードやアラン・ホワイトっぽいところも感じられますが、それよりかはコンプレッサーがかなり強めに掛けられていて、独特のサウンドです。

2004年12月11日土曜日
WISHBONE ASH 『WISHBONE ASH』
 1970年リリースのウィッシュボーン・アッシュの1stアルバムです。
 ウィッシュボーン・アッシュの持ち味は、なんと言ってもツイン・リード・ギターとコーラス・ワークだと思ってるのは私だけではないと思います。特にこの頃の2人のプレイはとても釣り合いがとれていた感じがします。
 アンディー・パウエルのギブソン・フライングVとテッド・ターナーのハモりは実に美しいです。テッドの方は、(写真などで見る限りですが)ギブソン・レスポール・カスタム(3ピック・アップ)、フェンダー・ストラトキャスター、それにバーンズのギターなども使ってた様でした。
 アルバムのエンジニアリングはディープ・パープルなどでも有名な、マーティン・バーチが担当してました。お薦めナンバーは、「フェニックス」や「レディー・ウイスキー」などの代表的ナンバーももちろんそうですが、「エラー・オブ・マイ・ウエイ」はウイッシュボーン・アッシュらしく美しく、是非聴いて貰いたいです。




ホームへ戻る

                                        

今までの『今日の一枚』目次へ