IN 駅南学習センター 美感ホール | |
story 2004年の12月24日、クリスマス・イブ。ミステリー作家のやよいは、自宅で締切に追われていた。 家には担当編集者の美代が原稿が完成するのを今か今か、と待っている。 しかし、そんな押し迫った状態の中、原稿を書きながら、やよいは居眠りをしてしまう。 眠りの中で、彼女は夢を見る。 夢には、少女時代の自分と祖母の姿。 冬の日、自分と祖母が向かっているのは、隣に住む男の子・達俊の入院している病院。 お見舞いに行くというのに、はしゃしいでいた自分自身。 やさしい祖母の手の温もり。 けれど、病院に着くことも、達俊と会うことも、なかった。 病院に着く前に夢は醒めてしまったのだ。 夢から醒めたやよいは、あまりに生々しい夢に違和感を感じる。 そして、その違和感は、確信に変わる。 わたしは、少女時代に忘れ物をしている…。 しかし、それが何なのか、思い出すことができない。 彼女にわかるのは、それが「とても大切なこと」であるということだけ。 美代が止めるのも聞かず、、忘れ物を探すために、やよいは、夢に出てきた日に書かれた日記帳を探し出す。 そう、1982年の日記帳。 1982年の日記帳を広げ、読み進めるうちに、小さな奇跡が瞬く。 22年前の忘れ物を探すやよいの小さなクリスマスファンタジーが始まります。 |
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演劇集団esの第2回公演です。 第1回公演から約8ヶ月での第2回公演となりました。 8ヶ月という時間は長いようで、あっという間です。 ちょうど、先日、稽古途中で撮ったビデオを整理していて、なんとなく再生してみたら、立ち稽古のスタートの頃のものでした。 同じ脚本でも、まったく違っていました。当たり前のことなんですが、芝居創りは、積み重ねなんだなぁとつくづく思いました。 次の公演に向け、また積み重ねが始まります! そして、何より、1回公演のときと同じで、多くの方々の力を借りて、僕らは芝居を創らせてもらいました。みなさまに喜んでいただけるようなお芝居ができるように頑張ります! ご来場いただきました皆様、応援していただいた多くの方々、・・・本当にありがとうございました! |