エアコンプーリー修理
エアコンOFFの時、プーリーから「シュ〜」という音が出ていました(エアコンONでその音は消える)ので、
てっきりエアコンクラッチプーリーのベアリングが壊れているのだと思い、ベアリングセットを購入しました。
早速、エアコンコンプレッサーをはずし、分解にかかります。
ホースをはずすとガスを入れ直したりが面倒なので、ホースはそのままにして作業をします。
@ベルトをはずす。
A配線をはずす。
Bコンプレッサーと車体を繋ぐ4本のボルトをはずす(重いので注意)。
Cクラッチプーリーのセンターボルトを緩める。
ここで、ピンチ!
センターボルトをプーリーとはずそうとすると、プーリーも一緒に回ってしまい、緩めることができません。
そこで、バッテリーをクラッチONの配線につなぎ、電磁クラッチを作動させます。
これで、本体とプーリーは固定されボルトはゆるみます。
私はプーリーにバイスプライヤーをはさみ、本体の回転をおさえてボルトを抜きました。
ようやく、プーリーをとることができましたが、いろいろ調べてみるとベアリングは問題なさそう。
違う部分から異音がします。
異音の原因は2枚のクラッチプーリーがOFFの時、お互いの隙間が狭すぎて干渉していることでした。
この隙間を調整するには、シム(ワッシャー)を2枚の間にかませばよいのですが、なかなか径の会うワッシャーがないので、
無理矢理ワッシャーを変形させて対応しました。
あとは、組み付け。
異音もなくなり、できあがり!