前期ＡＥ８６用２４０度カム

＜４Ａ−Ｇカムの不思議＞
２５６度カムからノーマルカムに戻し、平穏な生活を送っていましたが、
たった１ヶ月で満足できなくなってしまった私は、ノーマルで作用角の若干大きい２４０度カムを探し始めました。
そこで、経験したことは巨人「ＴＯＹＯＴＡ」の世にも不思議な物語でした。

昔から、Ｓ／ＣにはＮＡ用のカムがフィーリングアップに良いといわれていましたので、
どんなものかと、いろんなＨＰへおじゃまして調べてみました。
ところが、４Ａ−Ｇのカムについてはいろいろな意見があり、どれが２３２度（Ｓ／Ｃについているカム）で
どれが２４０度（私が知っていたところのＮＡ用）なのか、よくわからなくなってしまいました。

とりあえず、品番から割り出そうと思い、共販に行ってＡＥ８６・ＡＥ９２・ＡＷ１１のカムについて調べてきました。
その結果

ということがわかりました。
ってことは、８６用なら何でも２４０度ってことか・・・と思い、後期８６用カムを手に入れました。
ところが、そのカムはどう見ても私のＳ／Ｃについているカムと同じもの。
いったいどうなっているのだ？

悶々としていた矢先、
我が師匠から２４０度カムが余っているので取り付けてみないか（要するにあげるよってこと・・・感謝）
との連絡があり、喜び勇んで取り付けにＧＯ！。

実際に目にした２４０度カムは、私が持っている後期８６用カムとは全く違うものでした。
ということは、ＴＯＹＯＴＡの品番は何？
今、手に入る新品カムはすべて２３２度？
２４０度カムはいったい、いつからいつまでのどの車種に積まれていたの？
謎が謎を呼び、解決したい欲望は未だに収まっていませんが、
手に入ったからとりあえずいいや（Ｏ型）。

＜装着＞
今回もＯＴＡさんのお世話になりました。
（今回は次回から自分でできるように、アドバイスを受けながらなるべく自分で作業しました）
ところが、タイミングベルト関係の部品の取り付けが悪く、「タイベル破損〜交換」という大変な失敗をしてしまい、
ＯＴＡさんとＡＷ仲間のｔｅｓｉｍａ氏に多大なご迷惑をおかけしてしましました。
本当にごめんなさい。
取り付けてみての感想は、
「いいぞっ、２４０度カム」
です。
２５６度の様な過激な回転上昇はありませんが、すぅ〜っと上まで伸びる感じ。
また、アイドリングも安定しています（エアコン＋ライト＋オーディオをつけて走っていると、
たまにアクセルＯＦＦの時、おっと止まるか〜のような・・・実際に２回ほど止まった・・・がありますので調整中、
この現象は基本的にはＡＷの特徴ですが、止まることはまずありません）。
ただ、８度とはいえ、やはり作用角が大きくなっているからか、ブーストは少し落ちたみたいです。
レスポンスもよくなり、満足！
これ以上欲を出さずに、この仕様で乗っていくつもりです。