ベルトの鳴き
クスコやTBSのクランクプーリーを使用すると、
まず「5000回転付近からのベルトの鳴き」を経験します。
それはもう、ものすごい「ギャ〜」という音です。
これを、解決するには「ベルトをきつく締める」のですが、
@ジャッキアップして右リアタイヤをはずす。
Aアンダーカバーをはずす。
Bアイドラープーリーを緩める(緩めすぎないように!)。
Cエンジンルームからオイルゲージ近くにあるアイドラープーリー調整ボルトを締める(14mm)。
  この時、必要なのが長〜いレンチ棒です。
  また、めんどくさいですが1回転くらいずつ回し、
  その度に走行チェックしていくことをお勧めします(よって@〜Fを繰り返すことになります)。
  締めすぎると、アイドラープーリーの早期破損やその他の二次災害が引き起こります。
Dアイドラープーリーを締める。
Eアンダーカバーをつける。
Fタイヤ装着。
という作業を行います。
初めて取り組むときは、大変手間がかかる作業ですが、
2度・3度・4度・・・・と繰り返すうちになれてきますので、大丈夫?です。

と、思ったら大間違い・・・。
タイヤをはずざず、それもジャッキアップすらしなくて良いことが、2002年5月某日に発覚。
240度カムに交換した後、ベルトが鳴くので調整をしようとタイヤをはずそうとしていたら、
お世話になっているOTAさんと白銀AW乗りのtesima氏が揃って、
「何やってるの?」
「えっ、いや、アイドラープーリーを緩めようと思って・・・」
「そんなことしなくてもできるんだよ。」
「えっ?」
「ほら」
タイヤの後から潜り込み、簡単にボルトを緩めていきます。
「な〜んだ、そうだったのか〜。」
いったい私は14年間何をしていたのでしょうか・・・。
それ以後、タイヤをはずすことはなくなったとさ。めでたしめでたし・・・。


さらに、ベルト交換をしたいときには、エアコン側のベルトを一旦はずす必要があります。
@エンジンルーム(デスビ付近)の狭〜いスペースにレンチをつっこみ、
  エアコン側のアイドラープーリーを緩める。
  (下からやる方が楽かも・・・)
Aエアコンコンプレッサー近くの調整ボルトを緩め、エアコンベルトをはずす。
BS/Cベルトを交換する。
C元に戻す(手抜き)。
クスコの純正ベルトは「5PK980」というものですが、
私は少し短めの「5PK970」というベルトを使っています。