HKS F−CON&GCCU
現在、フルコンに載せ換えが主流の世の中ですが、私の時代にはまだまだサブコンが
がんばっていました。
そして、そのサブコンの代名詞がこのF−CONです。

元々「燃料が濃い」といわれ、プーリー交換程度のチューンではノーマルコンピューターで
充分とされているAWですが、やはり不安。
安全のためにF−CONを搭載することにしました。
これが、後々大正解となります。
カム交換前はそんなに重宝しなかったのですが、
交換後のノッキング(低回転での過給時)の発生で大活躍。

F−CONには0〜9までの10段階の燃調設定ダイヤルがついており、
0はF−CON OFF・数が大きくなる(1〜9)につれて燃料が濃くなるようにできています。
基本は5の設定なのですが、ノッキングやカブリの発生時に設定を変えていきます。
私の場合は、低回転でノッキング(ガクンガクンと揺れまくる)が起こりましたので、
8くらいまで上げてみたところ、なんと実にスムースに走るようになりました。
また、その症状も「夏」と「冬」では多少変わってくるので、その都度調整が可能です。
う〜ん、つけてて良かった。

さらに、エンジンOH後、2000回転付近で異常なノッキングが起こり始めたので、
回転数毎に燃調ができる、GCCUを合体。
500回転・2000回転・3500回転・5000回転・6500回転・8000回転付近で
それぞれ、−10%〜+16%まで(F−CONの設定から)調整可能の優れものです。
GCCはF−CONが無いと取り付けできませんので注意してください。
最初、「ボンッ、ボンッ」という音からカブっていると思っていたので、−側に調整したのですが、
一向に改善しないため、発想を換えて思いっきり+にしてみたら直りました。
燃料が薄かったんですね。カッコわり〜。
何はともあれ、GCCくんに感謝です。

さて一旦、ノーマルカムに戻り、さらにAE86用240度カムとなったAWですが、
これによってセッティングが変わりました。
果てしなくノーマルに近いカムですが、やはり2000回転からアクセルONでブーストをかけると
「ガクン」とノッキングが起こります。よって、F−CONはダイヤル「9」。
今のところ、GCCくんは±0の設定です。
GCCはすぐに調整ができるように、トランクから配線を通して室内へ。
HKSのオプションのロングケーブルを買うと高いので、自分で行いました。