フリーダムECU 〜取り付け編〜
92後期型の「Dジェトロ」へのあこがれ(レスポンスの良さ)から、「Freedomコンピュータ」を装着しました。
いろいろなHP等で「セッティングが大変」とありましたが、
いつもの「なんとかなるさ」という、楽観的な取り組みです(でも・・・本当に大変です)。
ECU以外に用意する物は、
エアフロの後を埋めるパイプ(70φ)
実験室に転がっていた「水圧測定実験」用の
パイプをリサイクルします。
熱による変形が気になりますが・・・。
20cmくらいにカット。
エアフロのあったところに、毒キノコを
取り付けても良いのですが、
・吸気温度が上がる
・雨に濡れそう
等の理由でこの方式にしました。
吸気温センサー
EP82ターボ用です。
(AW前期NA用と同じです)
トヨタ車全般の物が使えるようです。
物によってはこの「ネジ式」ではなく、
「差し込み式」があります(AE92NA用など)
取り付け場所や方法によって選ぶと良いでしょう。
バキュームセンサー
EP82ターボ用です。
他に92後期等が使えます。
詳しくは、E&EのHPで。
本当は新品のセンサーが良いのですが
センサー類は高くて・・・
中古で安く手に入れました。
いよいよ取り付けです。
まずはエアフロをはずします。
パイプの中のフラップがいかにも「抵抗」という感じですね。
実際指で押してみると、結構なバネの力です。
エアフロの代わりにパイプ(耐熱シートを張り付け)を取り付けます。
次に、吸気温センサー
ARCインタークーラーのパイプ部(アルミ)を鉄製にして、センサーの取り付けナットを溶接します。
お世話になっているファクトリー「プロショップ マーレ」さんに作ってもらいました。
@必要な長さにカット Aバリ取り B穴開け Cナット(M16 1.5)溶接 D仕上げ
できあがり。
銀色に塗って、センサーを取り付け。
こんな感じになります。
そして、バキュームセンサー。
本来は、このセンサー用に新たにインマニに穴を開けて圧を取るのですが、
怠慢な私は、ABV用(+ターボメーター)のホースにつなぎました。
但し、熱の影響が無く、かつ極力センサーをなるべくインマニに近い場所に
取り付けなければ、燃調がおかしくなります。
配線は、エアフロのカプラーの配線にかますだけでOKです。
これは説明書に書いてあるので簡単!
できれば、6極のカプラーで新たに配線を組んだ方が安心です。
後は、純正ECUの場所に本体を取り付け、
まだ、PCとのコードがつながれていませんが、
右下の白いカプラーにコードを差し込みます。
その隣にはセッティング別のデータを選ぶ
ダイヤルがついています。
PCと合体し、
今や化石となった
「PC9801」です。
家に余っていたので
使うことにしました。
WINDOWSと違い
起動・終了が早く、
操作性が良いです。
一応カラーですよ(笑)
空燃比インジケーターを取り付けてできあがり。
ECUの設定で、空燃比表示を選ぶと
理論空燃比より濃い状態で
ENGINE CHECKランプが点灯します。
しかし、これはあくまでも参考であり、
きちんと燃調を取るためには
空燃比計連動機能とそれなりの空燃比計が必要です。
あそこが光ると、どうもストールしたのかと
勘違いしてイヤな気持ちになるので、
こちらに移しました。
取り付け後(スロポジ、点火時期「10度」を再点検してから)、試走して噴射量を(全体的に)薄くしてみたり、
加速時の噴射補正量を変えてみたりして、その変化を確かめてみましたが、結構変化があるんですね。
ボチボチセッティングしていこうと思いましたが、あまりにも素人には難しかったので
2004年3月13日、売却しました。